千手ヶ浜・千手堂　ここに界標がある

宮界標の調査に千手ヶ浜・中禅寺湖畔の千手堂付近を探索に歩いた。　「界へ7」を上の写真の傍で見た。　「見出標」も有ってこの付近の界標の存在を確信した。　日光森林管理署でいただいた国有林地形図の境界にほぼ合致する。　国有地に接するのは輪王寺境内地となっている。　また中禅寺湖漁業協同組合の幼魚池などの施設がある。　外の水路にニジマスが泳いでいた。　西ノ湖から千手ヶ浜は元々中禅寺湖であったが、流入河川の土砂の堆積と中禅寺湖の水位が下がって西ノ湖が孤立した。　その沖積地が千手ヶ浜(原)である。 男体山を開山した勝道上人がこの地で祈り祈願したのが、現在は礎石のみになったが千手堂跡の所だ。　ここを中心に周囲の界標を調査した。　以前に黒檜岳へ歩いた時に登山口近くで何基かの界標を見ているので、現存するのは知っていた。　今回は赤沼からバスで今は静かな千手ヶ浜までやって来た。

千手堂・千手ヶ浜付近

山　(赤ペンキのみ)　( 中禅寺湖漁業協同組合付近 )
調査日　 09.05.04		柳沢川を越える付近は、宮界標なし、全て「山」でした。 地 形 図 ： 「界へ四」の地形図は、こちら>> 　　　　　　　( ×印が、この標石の位置である。)
山　(赤ペンキのみ)　( 中禅寺湖漁業協同組合付近 )
調査日　 09.05.04
山　(赤ペンキのみ)　( 中禅寺湖漁業協同組合付近 )
調査日　 09.05.04		赤ペンキのみ「山」あり
山　二ホ一　　　　( 中禅寺湖漁業協同組合付近 )
調査日　 09.05.04		緯　度　36. 44. 42.7　　経　度　139. 25. 11.2 標　高　1289 m
宮　界へ四　　　　( 千手ヶ浜の養魚場南西 )
調査日　 09.11.15		緯　度　36. 44. 　　　経　度　139. 25. 標　高　1276 m 刻　字　表面 ： 宮 　　対面 ： 界へ四 寸法形状　□130・130mm、 地上高　 約560mmの角柱 刻 字 面　170mmm 上面×印　全面　角隅切りあり 宮印寸法　直径60mmの○印) 標石材質　御影石　　赤ペンキ痕あり 地 形 図 ： 「界へ四」の地形図は、こちら>> 　　　　　　　( ×印が、この標石の位置である。)
山　五ホ一　　　　( 中禅寺湖漁業協同組合付近 )
調査日　 09.05.04		緯　度　36. 44. 34.0　　経　度　139. 25. 11.5 標　高　1276 m
宮　界へ六　　　　( 千手ヶ浜 )
調査日　 09.05.04		緯　度　36. 44. 32.5　　経　度　139. 25. 11.3 標　高　1276 m 刻　字　表面 ： 宮 　　対面 ： 界へ六 寸法形状　□130・130mm、 地上高　 約560mmの角柱 刻 字 面　170mmm 上面×印　60・60mm　角隅切りあり 宮印寸法　直径60mmの○印) 標石材質　御影石
山　六ホ一　　　　( 中禅寺湖漁業協同組合付近 )
調査日　 09.05.04		緯　度　36. 44. 36.1　　経　度　139. 25. 11.4 標　高　1279 m
山　二ホニ　　　　( 中禅寺湖漁業協同組合付近 )
調査日　 09.05.04		緯　度　36. 44. 30.2　　経　度　139. 25. 11.3 標　高　1278 m
宮　界へ七　　　　( 千手ヶ浜の千手堂手前・西ノ湖からの川の傍 )
調査日　 09.05.04		緯　度　36. 44. 27.0　　経　度　139. 25. 13.1 標　高　1277 m 刻　字　表面 ： 宮 　　対面 ： 界へ七 寸法形状　□120・120mm、 地上高　 約150mmの角柱 刻 字 面　160mmm 上面×印　60・60mm　角隅切りあり 宮印寸法　直径60mmの○印) 標石材質　御影石　 地 形 図 ： 「界へ七」付近の地形図は、こちら>>
山　七ホ一　　　　( 中禅寺湖漁業協同組合付近 )
調査日　 09.05.04		緯　度　36. 44. 26.3　　経　度　139. 25. 11.9 標　高　1276 m
宮　界へ八　　　　( 千手堂の西の尾根、大木の傍 )
調査日　 09.05.04		緯　度　36. 44. 25.2　　経　度　139. 25. 11.7 標　高　1274 m 刻　字　表面 ： 宮　　 対面 ： 界へ八 寸法形状　□120・120mm、 角柱は倒れている 刻 字 面　160mmm 上面×印　60・60mm　角隅切りあり 宮印寸法　確認せず 標石材質　御影石
山　八ホ一
調査日　 09.05.04		緯　度　36. 44. 23.7　　経　度　139. 25. 12.4 標　高　1277 m
山　八ホニ　　　　　　　（鹿捕獲場付近）
調査日　 09.05.04
山　八ホ三
調査日　 09.05.04
宮　界へ九　　　　( 黒檜岳登山道付近)
調査日　 09.04.19 / 09.05.04		緯　度　36. 44. 19.2　　経　度　139. 25. 13.0 標　高　1302 m 地 形 図 ： 「界へ九」付近の地形図は、 ×印が、この標石の位置です。　こちら>> 見出標に 「界へ九」と有るが、標石そのものはない。　付近の大木に赤ペンキ書き込みあり
・ 赤ペンキで「９」と書してある。
宮　界へ一〇　　　　( 黒檜岳登山道横 )
調査日 09.05.04		緯　度　　36. 44. 19.2 　経　度　139. 25. 13.5 標　高　　1295 m 刻　字　表面 ： 宮　　　対面 ： 界へ一〇 寸法形状　□120・120mm、 地上高　 約140mm 刻 字 面　 210mmm 上面×印　60・60mm)　上面角隅切りあり 宮印寸法　直径70mmの○印 標石材質　御影石　 地 形 図 ： この付近の地形図は、こちら>> 　　　　　　( ×印が、この標石の位置である。)
山　一〇ホ一　　　( 黒檜岳登山道付近 )
調査日 09.05.04		緯　度　　36. 44. 20.5 　経　度　139. 25. 13.9 標　高　　1280 m
山　一〇ホニ　　　( 黒檜岳登山道付近 )
調査日 09.05.04		緯　度　　36. 44. 21.3 　経　度　139. 25. 14.5 標　高　　1291 m
山　宇６６　　　　　( 黒檜岳登山道付近 )
調査日 09.05.04		緯　度　　36. 44. 21.4 　経　度　139. 25. 14.8 標　高　　1291 m
宮　界へ一一　　　　　( 中禅寺湖岸傍 )
調査日　 09.05.04 / 09.5.16		緯　度　　36. 44. 22.2 　経　度　139. 29. 15.1 標　高　　1275 m 刻字　表面 ： 宮　　　　　　　　対面 ： へ一一 　　　　側面 ：字幸ノ湖 寸法形状　□120・120mm、 地上高　 約220mm 刻 字 面　 210mmm 上面×印　60・60mm)　上面角隅切りあり 宮印寸法　直径70mmの○印 標石材質　御影石　 地 形 図 ： この付近の地形図は、こちら>> 　　　　　　( ×印が、この標石の位置である。)
・中禅寺湖畔にある、界標はやや傾いている。
宮　界へ一ニ　　　　　( 千手堂南石段下、中禅寺湖岸傍 )
調査日　 09.05.04 / 09.5.16		緯　度　36. 44. 25.5　　経　度　139. 14.1 標　高　1278 m 刻　字　表面 ： 宮 　　対面 ： 界へ一二 寸法形状　□130・130mm、 地上高　 約560mmの角柱 刻 字 面　170mmm 上面×印　60・60mm　角隅切りあり 宮印寸法　直径60mmの○印) 標石材質　御影石　 地 形 図 ： 「界へ一二」の地形図は、こちら>> 　　　　　　　( ×印が、この標石の位置である。)
・　 千手堂石段下、倒木に埋もれる。　「見出標」あり
山　丁一一九　　　　　( 千手堂浜、中禅寺湖岸傍 )
調査日　 09.05.04 / 09.5.16		緯　度　36. 44. 55.7　　経　度　139. 25. 20.3 標　高　1281 m 刻　字　表面 ： 山 　　対面 ： 丁一一九
山　丁一ニ一　　　　　( 千手堂浜、中禅寺湖岸傍 )
調査日　 09.05.04 / 09.5.16		緯　度　36. 44. 52.7　　経　度　139. 25. 20.1 標　高　1282 m 刻　字　表面 ： 山 　　対面 ： 丁一二一
山　丁一ニ五　　　　　( 千手堂浜、中禅寺湖岸傍 )
調査日　 09.05.04 / 09.5.16		緯　度　36. 44. 47.9　　経　度　139. 25. 25.2 標　高　1298 m 刻　字　表面 ： 山 　　対面 ： 丁一二一
山　丁一ニ七　　　　　( 千手堂浜、中禅寺湖岸傍 )
調査日　 09.5.16		緯　度　36. 44. 45.0　　経　度　139. 25. 20.5 標　高　1271 m 刻　字　表面 ： 山 　　対面 ： 丁一二一

奥日光の御料局・三角点・宮界標　 こちら>>