奥日光御料局 宮界標 界イ13- 21
界標 宮界イ14 中宮祠・立木観音お堂裏)
| 宮界標の調査に中宮祠・中禅寺湖畔の立木観音道の山側を探索に歩いた。 「界イ17」を見出標に誘われるように発見これでこの付近の界標の存在を確信した。 日光森林管理署でいただいた国有林地形図の境界にほぼ合致する。 その国有地に輪王寺借地との表示杭もある。 初めて見た界標の刻字を確認すると「界イ17」であった、「界ハ」「界ホ」は見ているので「界ロ」「界二」がある事が推測出来て希望を持った。 まず「界イ17」から「界イ13」まで確認、その先のフランス大使館別荘付近の山側は側壁が新しい界標に変わっていた。 |
中宮祠(中禅寺)・立木観音道付近
| 宮 界イ一三 ( 中禅寺立木観音道・えちごや裏側壁上 ) | |||
 調査日 09.05.04 |
緯 度 36. 44. 04.7 経 度 139. 29. 37.3 標 高 1295m 刻 字 表面 ： 宮 対面 ： 界イ一三 寸法形状 □130・130mm、 地上高 約560mmの角柱 刻 字 面 170mmm 上面×印 60・60mm 角隅切りあり 宮印寸法 直径60mmの○印) 標石材質 御影石 地 形 図 ： 「界イ一三」の地形図は、こちら>> ( ×印が、この標石の位置である。) |
 この表示杭には、「国有林名 栃木県日光市大字日光字奥日光国有林 二二七い林班」、「借受人の住所 日光市山内二三〇〇 氏名又は名称 輪王寺門跡 菅原栄光」の書あり。 |
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| ・ 現 況 ：えちごやの裏山際にある。 この付近は落石防止ネットと建物が接近している。 |
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| 宮 界イ一四 ( 中禅寺立木観音道・お堂裏山側 ) | |||
 調査日 09.05.04 |
緯 度 36. 44. 05.5 経 度 139. 29. 3.8.6 標 高 1291m 刻 字 表面 ： 宮 対面 ： 界イ一四 寸法形状 □120・120mm、 地上高 約150mmの角柱 刻 字 面 160mmm 上面×印 60・60mm 角隅切りあり 宮印寸法 直径60mmの○印) 標石材質 御影石 地 形 図 ： 「界イ一四」付近の地形図は、こちら>> |
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| ・ 周囲は落石、現在は落石ネットあり |
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| 宮 界イ一五 ( 中禅寺立木観音道・PATIO裏山側 ) | |||
 調査日 09.05.04 |
緯 度 36. 44. 05.2 経 度 139. 29. 40.6 標 高 1831m 刻 字 表面 ： 宮 対面 ： 界イ一五 寸法形状 □120・120mm、 角柱は倒れている 刻 字 面 160mmm 上面×印 60・60mm 角隅切りあり 宮印寸法 確認せず 標石材質 御影石 地形図 ： 「界イ一五」付近の地形図は、 こちら>> ( ×印が、この標石の位置である。) |
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| ・ 刻字の「五」の所に苔があった、剥がして撮影する |
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| 宮 界イ一六 ( 中禅寺立木観音道・PATIO裏山側 ) | |||
 調査日 09.04.19 / 09.05.04 |
緯 度 36. 44. 06.4 経 度 139. 29. 42.6 標 高 1846m 刻 字 表面 ： 宮 対面 ： 界イ一六 寸法形状 □125・125mm、 地上高 約100mmの角柱 刻 字 面 200mmm 上面×印 60・60mm 角隅切りあり 宮印寸法 直径60mmの○印) 標石材質 御影石 地 形 図 ： 「界イ一六」付近の地形図は、 ×印が、この標石の位置です。 こちら>> |
 現地でのデータは、全てカメラで撮影して保存している。 |
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| ・ 「林野庁境界標」あり、「六」が埋没していた |
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| 宮 界イ一七 ( 中禅寺立木観音道・ホテル風雅傍 道路カーブ上部 ) | |||
 調査日 09.05.04 |
緯 度 36. 44. 07.6 経 度 139. 29. 45.2 標 高 1288m 刻 字 表面 ： 宮 対面 ： 界イ一七 寸法形状 □120・120mm、 地上高 約140mm 刻 字 面 210mmm 上面×印 60・60mm) 上面角隅切りあり 宮印寸法 直径70mmの○印 標石材質 御影石 地 形 図 ： この付近の地形図は、こちら>> ( ×印が、この標石の位置である。) |
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| ・ 「界イ一七」は深い刻字で明瞭です。 |
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| 未確認 「見出標」（ 宮 界イ二〇 ？ ） ( 中禅寺立木観音道・中禅寺ペンション裏境界 ) | |||
| ・調査日 09.05.04 見出標の存在のみ確認した。 ・ 調査日 09.05.16 「界イ二〇」らしき見出標があるが探索したが標石は見つけられなかった。 |
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| 宮 界イ二一 ( 中禅寺立木観音道・中禅寺ペンション裏角 ) | |||
 調査日 09.05.04 / 09.5.16 |
緯 度 36. 44. 15.6 経 度 139. 29. 50.0 標 高 1295m 刻字 表面 ： 宮 対面 ： (確認不能) 右側面 ： 松立山 右側面 ：字廣ヶ作 寸法形状 □120・120mm、 地上高 約220mm 刻 字 面 210mmm 上面×印 60・60mm) 上面角隅切りあり 宮印寸法 直径70mmの○印 標石材質 御影石 地 形 図 ： この付近の地形図は、こちら>> ( ×印が、この標石の位置である。) |
 字廣ヶ作 |
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| ・ この標石の刻字は四面にあり敷地角にあって、一面は基礎部分に掛かり確認は出来ない。 刻字から字名「字松立山」「字廣ヶ作」から察すると茶の木平や半月山の尾根は字松立山のようだ。 |
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