![]() 茨城県結城町の道路元標 |
結城町 | 例規上の位置 結城郡結城町大字大町地内 現在の市町村名 結城市 |
調査状況 | 調査年月日 2007.01.06 |
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結城はさすが歴史の街らしく道路元標が残っていました。 懐かしいなーと思いながら大町公園の横に車を停めました。 信号機のある交差点で火の見櫓の所です。 ここが昔の結城の官庁街だったのです。 結城警察署が現在の所に移転工事に来た事があります。 その時は消防署の建物と旧役場の建物もありました。 現在の大町交番は旧警察署の跡で、隣の消防の建物の所が大町児童公園になっています。 元標には南へ4m移設したとの記載がありました。 児童公園を作る時に邪魔だったのでしょうか。 旧役場の建物は現在はありませんでした。 鎌倉時代には結城朝光が築城し、以来結城家歴代の城下町で、常陸紬(結城紬)の特産地として発展してきました。江戸時代には結城水野家の城下町となり、結城紬をはじめ各種農産物の集散地として商圏が拡大しました。 当地方で織られる「本場結城紬」は「いざりばた」という我が国最古の織機を使って生産され、国の重要無形文化財に指定されています。また、今でも市内には神社・寺院等が点在し、市街地の道路は曲折しており、まちなみには土蔵等もみられ城下町のなごりを残しています。 左の写真は「結城の蔵 旧黒川米穀店」だそうです。 |