三毳山みかもやま 229m  NO.010
                    万葉のにほい求めて薮道を 進めば現わる唐土岩

みかも山(青竜ヶ岳) 尾根の道標
              登頂リストへ    表紙に戻る      山部薮人 2003.06.15記
【山行日】      2003年6月15日(日)
【コースタイム】
自宅発(11:30)==みかも山東無料駐車場・梅購入(11:50/12:15)−−(三鴨山)青竜ガ岳山頂(12:35/40)−−駐車場(13:10)==はちみつ購入==自宅(13:30)

【地  図】     1/25000図 下野藤岡  地図(みかも山)
【所在地】     佐野市、岩舟町
【天  候】     曇り・風なし 梅雨の雨間に
【同行者】     なな

【ストーリー】
 梅酒用の青梅が入っているとの連絡で、岩舟町のみかも山の東駐車場にある地元の農産物販売所だ。 ここで販売している梅で、CAさんの老夫妻の梅は極上で毎年購入する。 先週も行ったがまだまだと言われたのだ、CAさんの物の良さが他の人にも知れる所となってきた。

 山の麓にいくとついチョット上まで行って来ようかと思い青竜ガ岳に向った。


駐車場近くの蓮池

林の入口
みかも山
 東駐車場から最短の青竜ヶ岳へ道を選び駐車場を、タオルとカメラだけを持って出発する。目の前を汽車風の自動車が通り後をチョットついて歩く。 池の紅白の蓮が雨露を葉に乗せ静かに咲いている。 その先の林に入り暗い沼の横を通るとマムシ注意のプレートがある、ななと注意しながら林を抜けると再び車道に出る。

 ここから青竜ガ岳への新しい道が出来ている、今までは唐土岩への道を行く登りは新ルートを行く。 最近完成したらしく道砕石が平らに敷かれていて歩きやすい、数ヶ所階段が作られいかにも人気の花の山だ。 歩きはじめて15分で尾根道と旧道に合流点に出る。 そこから5分で頂上に出た。途中は見通しは無くじめじめした空気が汗を噴出させる、頂上に着いたときには、Tシャツはびっしょ濡れになっていた。
青竜ヶ岳
 山頂からは西側の佐野市内が一望出来る、無線のアンテナと木々で東側の眺望は無い。 頂上には昼食中の2グループがおりななとカメラに写真をパチリと納め、即下山に掛かる。

新しい道
 新ルートの合流地点からさっきの道を戻らず旧道を下るので、そままま尾根を南へ進む。

 再び車道に出る。ここが昔の峠で今は当時の面影はない。勢いで車道まで来たが、旧道は10M戻って下への道を行く。
 少し進むと綺麗な作ったばかりの階段になり40段くらい下りると、心のなごむ古い細い道になる。少し段があるが静かな雑木の山道である。 下の車道が見えると左側に 石がある。 ここでプレートを読む形が似ているので唐土岩と言ったとか。

 ここから車道の上を平行に林の中を進むと登り口の新旧のルートの分岐となる。みかも山に来たらここを歩いてもらいたい。 以前は静かな山だったが今は人気のハイキングの山になった。 それはそれで良いと思うかたくりの時期は閉口である。

唐土岩
【西側駐車場】
 日曜日は朝早くから車でいっぱいになる、ハイキングと子供連れの遊び声、隣の植物園、地そば、農産物直売、山の西側に大型ショッピングモール、24H営業のジャスコ新都市店と大型店が出来た。 万葉人もびっくりの変わりようのみかも山である。

【写真】 2004.12.30撮影・(大平山謙信平)
岩舟山の上に白く雪の帽子を被った青竜ヶ岳(三鴨山)が見える。

12/29朝から降りだした雪は一日中降り続いた。
今朝、大平山の謙信平下から撮影する。
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