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【山名・ @ 大倉山 454.8m 西方町、粟野町
所在地】 A アド山 471.1m 佐野市(旧葛生町)
【登頂日】 2001.09.09
【天 候】 風雨強い 台風接近中
【同行者】 単独
【地 図】 大倉山の地図(下野大柿) アド山の地図(仙波)
【関連ページ】 なし
【編集日】 山部薮人 2005.06.10改定
【コースタイム】 西方町真名子・岡集落出発 − 林道を歩く − 大倉山 − 岡集落帰着
車で移動 佐野市・金蔵寺 − アド山(14:15) − 金蔵寺帰着 |
【大倉山】 454.8m |
「栃木の山273」の本を偶然手に取った。 こんな山の歩き方があるんだと思った。 これなら自分にも今の仕事をしながら歩けそうである。 そんなこんなで歩き始めの山が大倉山である。 ここを選んだのは地理が解るので上り口まではスムースに行けるからである。 「栃木の山273」では鷹ゴルフ場の先に延びる深程林道を歩いたようだ。 しかし山部は真名子の岡集落に着いた。 ここの方が山頂の近くまで林道があるように思えたからである。 台風の雨の降る中バンの後ドアを屋根にして靴を履き替える。 風はそんなに強くないまず問題ないだろうと出発する。 草生した林道は草のムッとするようなにおいがする。 沢に沿って歩くと道は荒れている。 とにかく目指す山頂は真直ぐ進めば良いのである。 沢はだんだん両側の尾根に挟まれて狭まってくる。 道が消えて伐採された頂上直下の斜面の下に到着する。 丸太の折り重なった所で傾斜と丸太で登れない。 やや左の尾根に向かうジグザグによじり登る。 この時はコンパスはない、国地1/2.5万図のコピーを持ってである。 雨に濡れてぐにゃぐにゃになってしまう。 尾根に上がるとガスが掛かっている。 尾根を頂上に向かうと岩が出てくる。 しかし問題なく通過すると頂上の尾根に到着する。 歩いてきた沢が下に見える。 踏み跡のある尾根を進むと赤白のポールが目に入る。 そばに標石を見る。 最初の栃木の山は雨降りしきる山となった。 |
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【ア ド山】 371.1m |
雨が降りしきるがこの日はなぜか気合が入っている。 国道293号を南下して栃木市尻内地内を過ぎて初音山を見上げながら会沢隧道に差し掛かる。 雨は止まないが時間は充分ある。 そのまま走ると目指す秋山への道に入る。 常盤小学校の横の道を走ると、石灰を運ぶ軌道と平行になる。 直ぐにお寺の駐車場に遠慮して入口近くに停める。 雨は止みそうもない意を決して出発する。 駐車場から尾根に向かう落ち葉に埋もれた道がある。 尾根を感じながら進むとお寺が下に見える。 お寺から離れて踏み跡を進む、途中に尾根を堀がえぐっている。 アド山はアド城址であると知っていたが掘割なのだろうか。 尾根にある堀だから当然ながら空堀である。 倒木を乗り越えて進むと、少し開けた標石の埋もれる山頂に着いた。 台風の雨は依然落ちているが、降りは細かになった。 立ち込めたガス状の雲が流れていく。 アド山の山名板と標石をカメラに収めて山頂を後にした。 |
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