初音山 はつねやま  235.7m NO.021
今までの笹に埋もれた尾根は無く ナイスショットの響く芝生に
東征の折源八幡太郎義家は初音を聴いた。ここを初音山と言おう。 
【山行日】 2006年 1月 3日(火) 【天 候】  晴れ、一時風花舞う 
【山 域】 栃木 【所在地】 栃木県栃木市尻内町初音山
【地 図】 国土地理院 1/2.5万図 下野大柿
      地図(尻内町初音山)
【同行者】 単独
【関連ページ】 初音山のページ       
       
【初音山】
         以前何度も書きましたが、元々初音山は地名でこの地域の名であって特定の山の名ではありません。
でもいつの間にか以前の地図の三角点(251.9m)が初音山になってしまった。確かに初音なんて綺麗な名である。しかし話題の初音山の尾根はどう変わったのか見に行った。今はゴルフ場に変わって三角点の位置、標高も変わった。それで今回時間つぶしにどうなったか歩いてみた。

今度の標石は国道293号かY分岐点の前に移動した。植林地の中を真っ直ぐに上がると切り開かれた所に標石とガードするコンクリートに守られて埋まっていた。以前の251.9mの標石を移動したものだ、標石の欠けた傷も以前のままであった。見下ろすゴルフ場は「栃木インターゴルフ」でNO.9ホールのティーグランドの上であった。

下の写真の祠には旧寺尾村宮下の文字が見える、寺尾村宮下と初音山とは反対側だ前と今回の三角点のあった尾根は寺尾村宮下が管理していたのだろう。尻内町内宿の知り合いから以前も聞いていたが初音山は小さな集落で山持ちは居ないとのことだった。初音山集落は293号のY字の会沢トンネルよりの数軒だ。初音山と思われていた尾根とは関係ないと考えられる。


下記の地図は当時山部が歩いた時の地図です。 

小高い丘の上に新標石

新標石 235.7m

近くにあった山名板

コースの先に蓬莱山と御嶽山が見える



昭和59年1月30日発行 1:25,000 下野大柿 

当時の尻内町初音山地区の北尾根の地図

【消えた初音山】
 2005.01.24  2005.02.05
 先日、出流山満願寺の剣ヶ峰へ行く途中293号の尻内から出流川に沿って走りながら初音山の北側の尾根を見るとゴルフ場の建設で山の形がほぼ平に変わっているのが見えました。 ゴルフ場の建設をしているのは知っていますがまさかあの尾根形が全く変わる程の開発しているとは知りませんでした。 家で以前の写真を見ると尾根は削られて見る影も無いようです。 319m峰のピークはありませんでした。 webの地図を見ましたら地図まで変わっていました。 三角点の元のピーク無くなり移動され標高も235.7mになっていました。 初音山は最初から伝説の山だったのでしょう。

 今の地図の「ゴルフ場建設中」のフの字の下1cmの所に以前の251.9m三角点標石がありました。 上記の地図と現在の地図を比較してみてください。
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