浅間山・二宮 NO.079
                          初めて二宮の浅間山へ向かったのは2002.01.28でやはり冬季であった。栃木の山を歩き始めた頃で毎日地図を見ていた。なぜか前回と同じ時期に再訪したのは何か引かれるものがあるのだろうか。
【山行日】 2006年 02月 12日 (日) 【天 候】  晴れ 西風強い
【山 域】 県南東部 【所在地】 二宮町阿部岡
【地 図】 1/2.5万図地理院(岩瀬・北西)
       地図(浅間山)
【同伴者】 単独 + 「なな」
【関連ページ】

       真岡市東大島の磯山はこちらです。
【コースタイム】
二宮町高田・専修寺 - 阿部岡・松本工務店前11:40 - 埋立地11:47 - 尾根道11:53 - 仏生寺分岐12:00 - 浅間山12:03-20 - 尾根道・松林12:25 - 車12:35 

【浅間山】
前回は工場の南側から沢を歩き尾根を歩いたが、倒木が多く薮と相まっていやな感じだった。頂上に立つと祠があり踏み跡が北の尾根に付いていたのを見て次はそちらにしようと考えていた。阿部岡集落は尾根の南面にありその上の尾根にはどこを上っても行けそうである。家の庭を歩くのを避けて少し先の工場の隣の松本工務店から歩いた。前回の尾根の一本北側の小尾根である。沢は真岡市の残土で埋められていた。真岡市と二宮町の境界の尾根には10分で出た。考えていたような踏み跡ではなく、軽トラも走れる幅広だった。途中から階段になる、大きな岩が現れる振り返ると工場の煙突より高度は上になっていた。煙が出ていたら西風に乗っていやな感じだろうと思った。

スタートは工務店前から

阿部岡の境界尾根道

尾根分岐の多いわ

栃木の山紀行
二つ目の大岩が現れて最近書かれた白い字で「阿部岡と→」があり、回り込むと「南高岡・仏生寺」のペンキ字があった。ここが境界が東に向かい南尾根への別れる所であった。仏生寺とは南高田大手の卍マークがそうであろう。山部と「なな」は浅間山山頂へ向かった。
浅間山山頂は風もなく陽だまりである、周りの木々は音を立てているが頂上だけは快適である。風は地表で上空は風がない、地表の風が尾根に当たって木々を揺らしているようだ。頂上からの展望はすばらしい北西が開けている、那須日光高原山は雲に隠れている。足尾の雪山の白い峰が見える。大平山が空っ風の砂塵の上に浮かんで見える。 山頂でコンビニのおにぎりで昼食とした。「なな」とは久しぶりの山歩きであるが、いつもと変わらない様子である。頂上からやや下がった所に祠が置かれ正月のしめ縄が朽ちていたがそのままになっていた。山名板は「栃木の山紀行」が追加されていた。ここには標石は無い山である。ビニルテープに書き込みがあり、低山好きな方の訪問があった事がわかる。この後行く隣の磯山が田畑の中に浮かんでいる。

下りは尾根道を戻る、往路で尾根に出た所に青の紐が結ばれていた。その先には残土埋立地からの草に覆われた道が尾根まで伸びていた。尾根は下るに従って広くなって平らになる。山桜の大きな木が多い、松林の所から埋立地に下って車に戻った。日陰には雪が少し見られ地面は凍ってコチコチだった。

祠の前

M 2000 208

西側が開けた山頂

05.12.30 栃木A.Iさん


【天神山古墳】
二宮町久下田から阿部岡の浅間山への途中で鹿地内で鹿古墳群に迷い込んだ。前方後円墳だなと思いつつ横を車で通過した。「史跡 天神山古墳」の石碑が目に留まったので写真を写した。

天神山古墳

天神山の石碑

八幡宮古墳の所の案内板

円墳