【山行日】 2003年6月9日(日) |
【地 図】 1/25000図 中禅寺湖 |
【所在地】 日光市・足尾町 |
【天 候】 朝曇り・風なし 日中晴れたり・微風
午後曇り薄曇り大平山・黒檜岳山頂付近ガスが出る、風あり
(気温)朝 8゜C/日中 13゜C |
【同行者】 単独 なな(犬)
|
【コースタイム】
自宅発(3:10)=菖蒲ヶ浜県営無料駐車場(4:50-5:00)−日光プリンスホテル入口(5:05)−赤岩(5:30)−高山分岐(5:50)−千手浜渡船場(6:07)−周回道・黒檜岳登山口(6:25)−黒檜岳山頂(8:25-45)−雨量観測アンテナ(8:53)−1919峰(9:50)−シゲト山頂(10:50-11:20)−1919峰(11:55)−黒檜岳山頂(12:43)−黒檜岳登山口(14:30)−千手浜のクリン草園・柳沢橋(14:45-14:55)−渡船場(15:00)−菖蒲ヶ浜県営駐車場(16:00)=南河内・リフレ(風呂)着(18:00)==自宅(19:10) |

菖蒲ヶ浜の歩道入口 |

千手堂跡 |
【日 光・菖蒲ヶ浜】 |
前日に食料他、新調のゴアのレインウエアーを、ななもゴア雨具を準備した。しかし3時間の仮眠のつもりがぐっすり寝てしまい、あわてて家を出発、この先どうなることやら。家を出て間もなく明るくなって来てしまった。中禅寺湖畔をスピードを上げ菖蒲ヶ浜の県営駐車場に着いた時は、普通の朝になってしまった。早出をして余裕の山歩きの予定が台無しだ。とにかく前向きに、朝の道路はまだ車は少ない。プリンスホテルの手前で中禅寺湖周回道に入る。さすがに誰もいない。 千手ヶ浜へ行くのは低公害のバスか遊覧船が人気のようでこの道を往復に使う人は余りいない。バスで来て片道を歩く。 周回歩道を約1時間で千手ヶ浜の渡船場に着く、休まず湖に沿って道を南下す。千手堂跡の石段を下ると、白の黒檜山入口の小さい道標がある。以前はテープがあっただけだったと思う。ななは日光の山は鹿が多いのでリードを外さずの一日だ。途中鹿に遇ったがすぐに姿を消した。
「山の取り付きは急登が多い」が、決まりのようだ。しかしここは5分くらいはゆるやかな沢の扇状地を行く。程なくいよいよ急な斜面をジグザグな道になり登り切ると、急な沢に一旦下りて反対側に渡りまたズート、ズートの登って登ってまた登りだ。約1時間くらいでやや傾斜がゆるむが登りは延々続き黒檜岳山頂には、約2時間を要した。山頂のプレートのある所は社山からの分岐点で平らな見通しの無い所だ。そこには境界の見出の杭があるのでここが山頂になったようだ。しかしその先の雨量観測施設のある所の方が標高も有るし、見晴らしも良いし何より1/25千万地図の山名が書いてあるのだ。しかし先人がこの分岐点を山頂としているのでここに山名プレートを取り付ける。何枚かのプレートも見えたがだいぶ以前のもののようだ。
|

黒檜岳雨量観測局 |

白やしおの尾根 |
【黒檜岳雨量観測局】 |
山頂から×印の方向に進む、この×印は社山から千手堂方面の周回する人が迷い込まぬように×印がつけてある。ここに入る人はマニアックな薮山好みの人という事になる。裏を返せば危険がいっぱいだが静かな自然との対話が出来るという事だ。雨量観測の設備は最近出来たらしく、ぴかぴかアースの電極の土が流されぽっかり穴が開いている。ここから北に錫ヶ岳、白檜山への尾根の雪が白くか輝いて見え、奥に八の字の雪渓の白根山までが一望できる。西には三俣山方向のこれから向う峰がはっきり見て取れる。アンテナのうらの石楠花の中を進み、暗い見通しの無い樹林を下りる。下り切った所から明るい白やしおの咲く所に出る。そこから足尾の松木渓谷のが見え斜め後方には、大平山が稜線を長く伸ばしている。ややモヤっているがはっきり見える。 |