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![]() 六郎地山 1097.1m 三角点標石 |
![]() 丸山沢の小滝 |
【山行日】 2003年 9月 28日(日) |
【地 図】 1/25000図 日光南部 |
【所在地】 日光市、鹿沼市 |
【天 候】 晴、曇り そよ風 |
【同行者】 「なな」 |
【コースタイム】 |
自宅発(7:25)==鹿沼市内(8:20)==日光市滝ヶ原、三の宿林道入口(9:30)==日光市滝ヶ原、太田(9:50)==林道終点(10:40)−−丸山沢二又(11:00)−−六郎地山主尾根のコル(12:00)−−1101峰の先下降点・引返す(12:15)−−主尾根のコル(12:35)−−六郎地山頂(12:55-13:15)−−主尾根のコル(13:38)−−丸山沢二又(14:07)−−林道終点(14:25)==日光市滝ヶ原、殿畑(そば店)==鹿沼市内==リフレ==自宅(18:00) 歩行時間 3時間45分(上り2h35m、下り1h10m) |
【今日は家で寝て居たかったが、】 |
疲れで寝て居たかったが、近くの山へ行く事を朝決める。 前日光の三の宿山か、六郎地山に決める。 車は昨日のままなので直ぐに出発する。 一般道を壬生、鹿沼、板荷、日光の小来川と走り滝ヶ原地内に到着して六郎地山に目標に決める。 六郎地山へは三の宿峠から尾根歩きのルートがあるが、尾根からの挑戦は最初から考えていないので走りながら六郎地山への取り付き場所を探す。 以前火戸尻山に上がった時に対峙する六郎地山へのルートも合わせて検討していたので山を見ながら黒川を車で登っていく。 |
今日は何処から狙う六郎地 丸山沢の流れは清く |
【六郎地山へ】 |
日光の滝ヶ原の太田からの六郎地山に決める。 三百沢か、丸山沢の間の支尾根を詰めて主尾根に出るルートに決める。 どちらかの沢のそばの作業道を調べていると、地元の人が居たのでので聞いてみた。 話では三百沢は最後がかなりの急登で大岩がありトラバースが必要とのことである。 それに三百沢では山頂から遠くなるので丸山沢を行く事にする。 県道小来川、和の代線の黒川に掛る太田安橋を渡りS字のつづらに折れた道のカーブを上りきると雨量観測所があり、正面に六郎地山が表われる。 ここの太田の最後の家の前の林道を進むと沢がある、この沢は丸山沢の隣の小沢である。 橋を渡りしばらく林道を走ると[林道 尻無線]の標識がある、ここを尻無線に行かずに真直ぐに細い林道を進むとすぐに終点になる。 ここが六郎地山への丸山沢ルートの出発点になる。 作業道が杉林の中に向ってついている、道は丸山沢の左側をゆっくりと登りそれを進み沢に降りて沢を渡り少し歩いて左側に沢を渡る。 しばらく歩きまた右に渡るとしばらく杉林の中を歩くやがて沢のガレ場の中を歩く。 途中小沢が何ヶ所かあり小滝もある飽きない沢だ、やがて沢は二又になり、ここを右の水量の少ない涸れた沢のガレ場を上がる。 50mくらい上がった所で左の尾根の踏み跡(けもの)に取り付き右の尾根を巻くように少しづつ高度を上げる。 途中2ヶ所のガレた沢を渡るので注意が必要である。 2つ目の支尾根の急傾斜をとにかく木に掴まりながら100m位上ると支尾根に上がり背の低い笹原の尾根に出てようやく快適になる。 そのままピークをめざしいっきに尾根を頂上に向って進みピークに出た。 そこは主尾根の小さなピークそこからその先のピークをめざすと大岩がありここで一息いれる。 12:05であった。 丸山の沢から上り尾根の風 滴る汗をタオルでぬぐう 大岩の先のピークには御影石の境界杭だけで何もなく、踏み跡を進むがだんだん降下するので地図上の973峰に向っているのがわかったので引き返す。 さっきのピークが1101峰だ、そこを過ぎ支尾根への分岐から急な下りになり丸山沢の源頭部のコルに下りる。 ヤセ尾根状のところがあるが問題は無い、そこから山頂の細長い尾根の登りになる。 頂上部の細長い尾根を進むとちょっとの高みの六郎地山頂に到着する。 山頂は7,8m四方の小笹の快適な広場、しかし眺望は無い。 ブリキのRK、SHCの二つの山名板が見られる。 山名板が全く無いとさびしく感じられるやっと、ようやく山頂を踏んだ時山名板は祝福している感じがする。 六郎地山の山頂の尾根は長く多少のアップダウンは有るものの林の中の気持ちの良いものだった。 時折東大芦川の沢音聞こえる、また対峙する夕日岳、地蔵岳、反対側の黒川の上に火戸尻山の尾根が見える。 ここの六郎地山の山頂の尾根からは無数の支尾根があり、支尾根の間には沢が有りその沢には小滝がいたるところに有り急登である。 頂上の尾根に向うには急登すれば良いが、尾根からの下りは急な小沢に出てしまい危険もある。 ルートは主沢を行きここならと思う斜面に取り付き支尾根を登って主尾根にでるしか無いようであった。 頂上でチョコレートを「なな」と食べた、水分以外の今日初めて食事である。 「なな」は出発時にほていのやきとり缶にドックフードを食べている。 帰りは丸山沢の源頭部のコルから支尾根に戻らず、尾根のピークを巻いて踏み跡(けもの道)を下り行く。 登る時のマークがありかなりの時間短縮であった、元来たルートを慎重にたどり車に行き着いた。 ルートを作ると言うか地図には全てが出て居る訳ではな(地図に無い小沢が沢山)、地図と実際をアバウトで確認しながら歩くのは実に楽しく思えます。 今回のルートは一般向きではないが、往復4時間くらいで深山の山頂が踏める楽しい山行であった。 汗びっしょりの歩きだったが風もありまずまずの歩きが出来た、また地元の人から火戸尻山の頂上付近の雑木の所をさして”あすこが熊の巣だよ、今年は熊が多いからに注意しなよ”と言われたが動物の姿、声、気配すら一切なかった。 次は三の宿山を計画しよう。 来る時に滝ヶ原の二又地区の橋の所に新しく出来た、そば店[山小屋ほそで]でそばとすいとんを食べて帰路についた良い一日だった。 |
![]() 主尾根1101m手家の大岩 |
![]() 三等三角点・なな |
![]() 正面が六郎地山・民家裏の沢から |
![]() 滝ヶ原のそば店「ほそで」 |