赤倉山 (あかくらやま) 1442.0m  NO.211
半月山
(はんげつやま) 1753.1m  NO.155

【山行日】 2003年10月18日            【天 候】  晴れ 冷たい北西の風が終日
【山 域】 足尾                      【所在地】 栃木県足尾町、日光市
【地 図】 国土地理院 1/2.5万図           【同行者】 なな(犬)
      地図(半月山駐車場)  地図(赤倉山)
【関連ページ】
【コースタイム】
半月山駐車場(20分)−1504m−(45分)−1511m−(10分)−1514m−(25分)−1446m−(15分)−赤倉山・三角点−(20分)−1446m峰−(20分)−1514m峰−(15分)−1511m峰−(20分)−1504m峰−(2分)−半月山駐車場      ( 山部・ななの歩行タイムです。)
   
            赤倉山山頂                      左のどっしりの山が赤倉山
【半月山下から赤倉山】
地図を見ると南の尾根を下って途中から半月峠から足尾への道へ合流すれば良いとみた。駐車場の柵を跨いで笹原を下ったが少し急ぎすぎて尾根を南に下りすぎてしまい出だしでつまづいた。はじめから駐車場から下への道を降りればよいものをとほほである。道に出ると古い道のせいか良く踏まれて歩き易い。1504m峰までは各ピークを巻くように道が付けられている。途中にバイクが止められていた、きのこ採りだろうか人影はない。紅葉が始まり木々が色づきはじめた、久蔵沢の支沢(足倉沢、利根倉沢)の斜面が特に色が良いようである。1511m峰の横を巻いて行くと林道がきていた、工事中であるが今更林道が必要なのか。

少し林道を歩き道から1514m峰に向かうべく道から広い笹原に入る。笹は快適なミヤコザサである、なんと歩き易い県北部の深い密笹を歩くと芝生のように感じるのは不思議である。1514m峰へは60mくらいのなだらかな登りである。1514m峰は半月山から足尾に延びる尾根での最高峰である。尾根はわかり易く、磁石と地図を持って歩くには初級であろう。ここは地図読みの良い訓練場になる、地形が複雑でなく特徴的で覚え易い地形が続く。1514m峰から1445mはあっという間に通過する。尾根は広がってくるがセンターの歩き易い所を通って問題ない。愛犬ななも楽しそうでしっぽを立ててアンテナを振りながら笹原を着かず離れず進む。

赤倉山を望む広場に出る、鹿のヌタ場かと思ったら高層湿原のような湿地である。久蔵沢側を巻くように歩く、雑木が増す笹も深くなるここまで踏み跡が皆無であったが頂上に来ると踏み道をみる。広い頂上部であるが標石発見赤倉山に到達する。こう書くと大そうに思えるが楽しく歩けました。山頂からは見晴らし、見通しはない足尾から見上げると大きく立派な山だが山頂ではその思いはない。ここまでは尾根を通しただけの簡単ルートでの赤倉山であった。駐車場への帰りは元来たルートを忠実にたどった。帰り道で見る半月山は大きく立派に聳え立っていた。
 
    広い笹原から頂上を見る、左のピークが赤倉山頂
     半月山から見た赤倉山(奥)への尾根、中央1514峰
【半月山往復】
赤倉山へ行く前に半月山へ上がって、紅葉の中禅寺湖をカメラにと思い展望台に向かった。気温が低く笹に夜露がついて、雨具のズボンを濡らした。それでも展望台から八丁出島と男体山を見ればそんな事は忘れてしまい、何コマもシャッターを押した。一服してから半月山の三角点標石を見に行った。
  
   
               主三角点標石                           地理院の標石
   
           日光市の標石                           半月山下の駐車場
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