【巣神山から1385P〜1425P】 8:33 〜 8:50 〜 9:00 〜 9:10 |
巣神山から笹原の踏跡をたどって明るい防火帯を歩く。ゆっくりと上がって行く途中に、猟友会の[矢先に注意]のビニルのプレートがあった。この尾根は鹿が多いと帰りに話したダムの管理の人が言っていた。しかし猟の時期になるとどこかに行ってしまうとの事である。庚申川側の木の上に熊の巣(寝床)があった。しかし今日は小鳥のさえずり以外動物には一日中会わなかった。1385Pは尾根が合わさる分岐点なのだ。[ヤマケイの登山地図帳]にはここから1326Pを経由して沢を庚申ダム近くに下るルートがある。分岐注意の表示があります。その先は尾根は狭まって防火帯が南面にある。そこから1425Pに上がる。ピークが適当にやってきて飽きさせずしかしそれほど疲れないし快適な登りがちょうど良い具合だ。 |

防火帯 |

カラマツ林 |
【1425Pから雨降沢ノ頭1526Pから頂上尾根】 9:00 〜 9:40 〜 10:00 |
1425Pのピークからはカラマツ林の向こうに小法師尾根が横にどっしりと前面に見える。その尾根が今まで見えていた皇海山、庚申山は隠くされた。小法師尾根にT字にぶつかる約140mの登りとなる。ここの登りが連続した登りだ笹で歩き難いががんばって歩く。登り切ると残雪があって「なな」は体を雪に擦りつけて涼をとっている。ここを雨降沢ノ頭(1526m)と言う。尾根の上は笹はなくススキのような枯れた葉が地面に張り付いていた。見渡すと木に案内板があった。 [←小法師岳・原向駅→]のトタン製であった。眼前に小法師岳がすぐそこにある標高差100mもない。難しそうな所もなさそうだ。一旦笹原を下るここの笹は雪が多いのか背丈が長い。「なな」が時々立ち上がってこちらをみる大変そうなので呼び寄せて笹の低い庚申川側を歩く。途中石が重なっている所と残雪をつないでいよいよ頂上の尾根に達する。笹が少ない枯れたススキの張り付いた所から高みを見るとトタンの白い山名板を発見する。 |

雨降沢ノ頭 1526m |

小法師岳 |
【小法師岳・頂上 その先】 10:00 〜 10:05-15 〜 10:30 ・もどる |
頂上の長い尾根にも残雪がある。山頂はおおむね同じ高さで続く。残雪から山名板に着くと二日前にここに来たノラさんから主三角点があったと聞いていたので確認した。国土地理院の三角点と違う、地図には三角点は間違いなくある。側の木に二つ山名板がある。地図の等高線は10m間隔で下のピークも含めるとここが頂上のように思えるので付近を探すが見当たらなかった。三角点は山頂に必ずあるものでもないが主三角点の側にはない。
頂上の尾根を西に少し移動すると木の元に杭が数本置いてあった。その付近を探すと航空測量用の白板が放置されていた。それでその辺の高みをよく見ると埋まった岩の横に少しだけ頭を出した標石があった。地理院の標石は角が角で丸くない側に拾ったポールを立てた。三角点と書いた赤布を立ち木にしばりマークした。山名板を側の木に取り付けた、ここの板は文字数が多いので重かったが長い物となった。
この辺の庚申川側は急傾斜でツツジ類が多い、一部下部にシャクナゲがあったが今日初めて見た。南側はカラマツ林と笹原であった。頂上尾根を西に進むと境界を示す木の角柱があり、防火帯が小丸山方向に餅ヶ瀬川にカラマツ林を開いて下りている。頂上尾根を下るとやせ尾根になる。袈裟丸山をカメラへ収めようとするが奥袈裟が木に掛かりいくら進んでも無理のようで戻る事にする。 |

小法師岳・頂上の尾根 |

東の端に主三角点、トタンの山名板 |

国土地理院の三等三角点(ここがピーク) |

頂上先から見た中袈裟 |
【下 山】 〜 13:10 |
戻りは同じ道を忠実に来た道をたどる。途中2ヶ所赤布を掛けたがそれ以外は外した。マークは防火帯があり明瞭なので裂けたビニル紐が風に小枝に絡んでいたので気づいたので外した。山部が下ったあと達人Yoshiさんが袈裟丸山から小法師尾根を下ってきたと後日聞きました。車にはどうやって戻ったのでしょうか脱帽です超人です。
下りはカメラでカラマツの若葉、東国ミツバツツジなどを写しながら庚申ダムの車に戻った。
ダム管理所に着いたら管理のおじさんがここに車置かないでその先に駐車場あるよ。その後栃木の山の話を10分その方日光の山岳隊で若い頃救助に何度も出たとのこと。女峰が好きとの事でした。帰りも粕尾峠で山の神で蕎麦を食べて帰りました。
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