向山(むかいやま)1160.3m NO.258
【概要】
【山行日】 2004年5月9日(日)
【山 域】 横川地区
【地 図】 1/25000図 荒海山 地図(向山)
【天 候】 曇り一時ぱらぱら雨 風強い(頂上)  東北高速道路上11゜C(AM5:28)
【所在地】 藤原町
【同行者】 「なな」

向山 1160.3m

正面の濃緑の植林地を上がる

【タイム】
自宅発(4:40)==鹿沼IC(5:10)・(東北道)・那須塩原IC==関谷コンビニ 朝食(5:35-55)==尾頭トンネル==上三依==横川男鹿川河原着(6:20)/
(6:50)−−わさび田−−林道・沢・植林取付(7:05)−−北尾根−−尾根・御用松−−向山山頂・三角点(7:45-8:00)−−東のピーク(8:03)−−尾根・御用松−−林道・沢・植林取付(8:00)−−わさび田8:30−−男鹿川河原帰着(8:34-40)発==上三依==尾頭トンネル==塩原温泉==日塩もみじライン==鶏頂開拓・ゴルフ場着(9:15)/(9:20)−−舗装の林道終点(9:30)−−砂利の林道終点−−二方鳥屋山頂・三角点(10:05-15)−−砂利の林道終点(10:40)−−舗装の林道終点(10:45)−−ゴルフ場着(10:50)・帰着==鶏頂開拓の農家(11:10)/(11:15)−−(マークを追って笹原を歩き回る)−−狸原山・不明で撤退−−鶏頂開拓の農家(13:35)・帰着==日塩もみじライン==鬼怒川==(一般道)==自宅(16:00)帰着

歩行時間(一日3ヶ所で)  5時間35分
     関連ページ 二方鳥屋山 NO.259

【ルート】

・どこから頂上を目指すか先日の偵察でこの山は横川の山なので北から上がっている尾根を使う。しかし向山の周りには男鹿川が流れ雪解けで水量が多く渡渉出来ない。橋を使うしかない。一つは男鹿高原駅から国道に出た所、もう一つは横川集落の所の[かそねはし・H8/11]があり今回は橋はここを使う。対岸に渡ったら北の尾根のしっぽまで河原を歩くのは遠回りなので最短の植林地を上がる。北尾根に出て一気に頂上の尾根の東のピークにそして向山のピークを目指す。


【横川の男鹿川の河原から頂上を目指す】
 河原着(6:20)/(6:50)−−わさび田−−林道・沢・植林取付(7:05)−−北尾根−−北尾根・御用松−−頂上尾根・東ピーク−−向山山頂・三角点(7:45-8:00)
5/4に下見に横川に来た。ネイチャーセンターまで行った時横川の集落で家の修理をしている方に聞いた。しかし教えたくないらしい。(めんどうだからかな、と思った) 植林が北の尾根まで立ち上がっているのが見える。植林地を上がるこことする。どんな傾斜でもそこに木を植えている管理しているとすると道もあるだろう。結論は獣道らしいのが少しあっただけだった。登る時には気が付かなかったビニルテープのマークを下りで見た。このルート利用で山頂に向かった先人もいるのだ。植林地は急勾配で下草もないので手がかりを探しながらの登りだ。尾根の手前まで来ると若いカモシカが尾根を駆け下った。尾根に出ると薄っすらと道があるが獣道のようだ、もちろん人も歩いている。下草もないのは北側で日当たりが少ないからだろう。尾根の途中にやや葉が長いが御用松があるここで一休みをする。尾根も登りは続くが時間は掛からずに頂上尾根の東のピークに付いた。

植林地から横川集落を見る

満足そうに笑っている
北尾根は無風だったが、ピークの頂上尾根に立つと強風で音がすごい。三依方面から吹き上げてくる風が楢入沢(ナラ入沢)を通って来る。真っ黒い雨雲がどんどん近づいて来る。早く下山したい所だがカメラを構えても風で揺れてしまう。山名板はない周囲を探すと深い山で見るM大の青いブリキの板が枯れ木に付いていた。こんな山にもM大ワンゲルは来ていたのだろうか。山頂尾根には山部はわからないがスミレのような花が咲いていた。晴れたらここから南の三依方面の眺望は良いだろう残念である。白倉山を北側から山容を見たかった。

【下山】 
向山頂・三角点(7:45-8:00)−−東のピーク(8:03)−−尾根・御用松(8:06)−−林道・沢・植林取付(8:20)−−わさび田(8:30)−−男鹿川河原帰着(8:34)
山名板を付けてそそくさと山頂を後にした。東のピークから元の北尾根を下った。急な尾根は下りは早い御用松、植林地内を下り林道に降りた。途中で吹き込みに使った音声メモリー機器をないのに気が付いた。20m程戻ってみたが見つからないのであきらめた。林道のから再び下の植林地を下って河原のそばのわさび田の横から男鹿川の橋を渡って車に戻った。

山王峠方向の県境の山並み

横川の男鹿川河川敷に駐車
【横川で思ったこと】
わさび田の所に私有地に入るな、わさびを取るな、のプレートがある。周りの山には梱包の紐が山側に張ってある、私有地入るなのプレートがたくさん下がっている。 情けない状況だ先日のネイチャーセンターへの道でも延々と左の山側にビニルヒモがあった。特にこの横川地区が目立つのである。人を見たら泥棒と思えが横川地区とは思えないが残念である。

福島側の山にも入山禁止のロープが張ってある。入山料を払って山菜を採ってきたとか、道に止めた車のタイヤの空気を抜かれたとか、とかくこの時期地元の人と問題が生じ易い。私有地ではそれで生計を立てている人が居るのだから問題も起きる。人がいたらいつでも声を掛ける事にしている。地元の人は純粋の登山者にも疑惑の目で見るのも解らないでもないがいやな世の中になったものだ。
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