三の宿山(さんのしゅくやま) 1229m　NO.265
大木戸山(おおきどやま)　1286.6m NO.378
丸山(まるやま)　　　　　　　　　　　　1242m 　NO.377

【概要】
【山行日】　２００４年７月１7日（土）
【山　域】　前日光
【地　図】　1/25000図　日光南部　古峰原　地理院の地図(三の宿山)
【天　候】　　晴れ曇ったり一時雨(PM3:00)、やや風
【所在地】　栃木県日光市、鹿沼市
【同行者】　なな
「達筆標識」		三の宿手前の石祠
【今日のタイム】 自宅発(3:40)＝＝鹿沼・東大芦川大滝駐車場(6:10)−−本沢・渡渉点(6:15)−−838P(6:57)−−1294P(8:20)−−夕日岳1526.1m(9:30-40)−−三つ目(9:52-10:00)−−薬師肩(10:55-11:05)−−薬師岳1420.1m(11:15-25)−−石の祠・コル(12:00-15)−−丸山・1242m峰(12:50)−−大木戸山・1286.6m三角点峰(13:20)−−三の宿山・1229m(14:07-20)−−三の宿峠(14:35)−−(林道)−−大滝・駐車場(15:15-30)＝＝自宅(16:50)帰着 一日の歩行時間　 ５時間１０分　　　　関連ページ　薬師岳　NO.264 ページ
【行者道を三の宿山へ】
薬師岳山頂から今は無きアンテナの跡の中に下りる。中央に笹に隠れた踏み跡、尾根道が続く。笹道は背の低いミヤコザサで快適で明瞭の上下るのみである。途中の境界の赤の見出し票を時々見るが１２２１Ｐの基準点は不明であった。約３５分で本沢側の植林地側が開けて鹿よけのネットをがある所をに出ると夕日岳が大きく聳えているのが良く解る。慌ててカメラのシャッターを切ったが鞍部の手前でネットは終わっていたので改めてカメラを用意する。鞍部の下は急な斜面で地図によると夕日岳の線上には棒滝があるようだ。棒滝は冬の結氷が見ものとの記事を見たことがあるが、冬のここは厳しそうだしそう易々と来られる所ではなさそうだが。 鞍部には屋根の壊れたない石の祠がある。ちょうど１２時なのでここで昼食を摂る。ここまで烏ヶ森の住人さんのコースタイムを見ながらの歩きであるが適当に歩くがそこそこ歩いた。しかし一向に時間は追いつかないこの辺で時間を雷とあわせて考えるとペースをあげようと考える。烏ヶ森の住人さんのペースはかなり早いと実感する。薬師岳で３Ｄ山名板を付けたのと水を結構呑んだので荷がかなり軽くなった。夏場は「なな」には飲みたいだけ飲ませる、「なな」がバテたら地獄の苦行になってしまう。
どっしりとした夕日岳（鞍部手前から）		１２２１Ｐ先の鞍部
鞍部から４，５０ｍ次の１１５９Ｐに向かって上がるとアップダウンを繰り返すと次の鞍部に下りる。下の本沢に沿った林道の一部が見える、沢のこちら側なので万一の時のエスケープに道に下りられそうである。鞍部からもう一度夕日岳と朝上がった大滝からの尾根が急角度に上がっているのが見える。（標高差９００ｍ強）　今日きつく感じたのが丸山への登りである。疲れてきたのが解るしかしあと３山であるここからは戻るわけにも行かない前進あるのみである。時々休みながら上がると上がりきって木々の間に光が見えたら丸山のプレートが目に入った。ＲＫ茶の丸山のプレートと小さい木切れのと二つあった。ここは休まずに南東に延びている笹道を次の大木戸山に向かう。約３０分で大木戸山の山頂に着くここには三角点標石が道の側にあるしかし地図に山名の記載がないのは残念である。ここには「達筆標識」と小さい木切れの山名板がある。小さくてもあると安心できるのは山部だけであろうか。ここでは水で口を湿らせただけですぐに出発する。
大木戸山先から鳴虫山方面		三の宿山、カラマツで明るい頂上尾根
大木戸山山頂を後にするとすぐに北が開け所にでる。開けた所は植林地で幼木が下方で植えられている。白い支柱が見られた。ここはＨＰでおなじみのふーせんさんが大木戸集落から上がって来た所であろうか。ここからは日光の市内と鳴虫山、外山その左上に女峰と赤薙、霧降方面が良く見える。尾根道を進むと道は尾根伝いに直進踏み跡があるが三の宿山は左折して下る。分岐を直進すると大滝の所の尾根であるが踏み跡があり間違い易い。分岐にはテープもあるので注意をしながらの下りとなる、雨で滑りやすくなっている雑木の中を鞍部まで下る、途中道に沿って有刺鉄線の錆びた柵の残骸があり注意が必要だ。鞍部からは最後の登りとなる、登りは途中一回の休みで登りきった。また分岐がある最後の水を「なな」と分け合ってザックを置いた。ここからカラマツの林を北のピークに向かって空身で歩く。あった山名板が、烏ヶ森の住人さんも書いていたがなぜ三角点標石のある大木戸山に山名が無く、ここの三の宿山には山名が記されているのだろうか。最近の地図では以前の山名が何ヶ所か消えている基準があるのだろうか。三の宿山のピークからさらにその先へ踏み跡がついている。様子を見たがそのまま行くと大木戸集落か滝が原峠か途中の林道に出るのが伺える。三の宿山山頂を後にしてザックの所へ戻り