丹勢山 たんぜやま 1398m NO.272
男体山の南に位置して日光の市街地(清滝)を見下ろす位置にある。
【概要】
【山行日】 2004年 8月 21日 (土)
【山 域】  日光
【地 図】  1/25000図  地理院・日光北部の地図(丹勢山)
【天 候】  うす曇
【所在地】 栃木県日光市
【同行者】 単独

【コースのタイム】

 アクセス・全工程
 自宅発(4:30)==鹿沼IC(5:00)===(東北道・日光宇都宮道)===日光IC・コンビニ(5:20-28)==霧降大橋(5:30)==(霧降有料道路・PM8:00〜AM:700は無料)==大笹牧場==青柳==松ノ木平集落・薬師堂先(6:30-45)−−(旧林道跡)−−新林道カーブ(7:05)−−旧林道分岐(7:08)−−林道終点(7:22-30)−−東尾根・取付(7:37)−−東尾根・祠(8:00)−−1148m峰(8:25)−−山頂直下(9:00)−−馬老山・1337.3m(9:17-35)−−1148m峰(9:58)−−東尾根・祠(10:15)−−東尾根・取付(10:26)−−林道終点(10:32)−−旧林道分岐(10:42)−−新林道カーブ(10:44)−(旧林道跡)−−松ノ木平集落・薬師堂先(10:58)==栗山役場==大笹牧場==(霧降有料道路・\930.)==東照宮==清滝・派出所(12:07)==(表男体林道)==沼ノ平(12:30-40)−−笹原の大岩(13:03)−−小沢・上部(13:16)−−小稜線越(13:29)−−野州原林道に(13:30)−−林道から尾根取付・(13:34)−−丹勢山・1398m(13:50-14:00)−−林道・(14:08)−−野州原林道から笹原に入る(14:10)−−笹原の大岩(14:34)−−沼ノ平(14:45-15:00)==清滝(15:25)==やしおの湯(15:32-16:10)==東照宮(16:25)==日光IC(16:33)===(東北道・日光宇都宮道・\150.\620.)===鹿沼IC(16:55)==自宅着(17:30)
                                   今日一日の走行距離   215km

 丹勢山・歩行タイム
 沼ノ平(12:30-45)−−笹原の大岩(13:03)−−小沢・上部(13:16)−−小ピーク横(13:29)−−野州原林道に出る(13:30)−−林道から尾根取付・(13:34)−−丹勢山・1398m(13:50-14:00)−−林道・(14:08)−−野州原林道から笹原に入る(14:10)−−笹原の大岩(14:34)−−沼ノ平(14:45-15:00)
                                            
山中時間  2時間20分



【丹勢山へルートと沼ノ平】
 日光清滝の派出所を入る、古河電工の工場を左に見ながらつづら坂を上がる。 次に社宅街の中に入ると直ぐに今、向かっている表男体林道を案内するプラカードがある。 途中に3ヶ所あり間違うことはない。 社宅の出口には「一人で山に、、、」の絵入りの案内いたもあった。 ここからは表男体林道にはいる林道は舗装されている。  ここからの林道は檜の植林地内を少し走るとつづらの道に変わっていよいよ沼の平に向かって斜面の高度を上げる。

 カーブにはナンバーが付けられている道は段々荒れてくる。 乗用車ではNO.9のカーブ以降は荒れているので無理はしない方が良いでしょう。 今回は(H社ステップワゴン)前輪駆動なので辛うじて走れたが何度も路面を確認に止まって確認しながら走った。 荒れた道が舗装になって数分走ると沼ノ平標識のあるT字路に到着する。 T字路を曲がると直ぐにゲートがあって車では入れない。 地図で見ると送信アンテナが表示されている。 車は分岐の先が道が広くなっているのでそこに停める。 ここまでが表男体林道で少し行くとゲートがあり、その先は野州原林道になる。 この道は丹勢山の直下を通っているがこの道行くと距離が長くなる。

 沼ノ平は名の通り平らな平原で大谷川を挟んで第二いろは坂と足尾に向かう細尾町がある。 沼ノ平へはこの林道以外は大谷川側は切り立った崖になっている。 一般には林道を来るしかないのだろうか。

T字路の標識

標識から薮を入ると登山道がある
【スタート地点は沼ノ平から山頂に】
 沼ノ平に車を停めて丸い標識の所から薮の踏み跡に上がると道が遠くまでカラマツの斜面に見える。 ここからはゆっくりと横移動かなと思わせる斜面の横移動である。 途中に一ヶ所上るが少しで大岩がある岩の上には木が生えている。 20分でつづらの登りになるここではじめての給水をとる。 下草は緑のミヤコザサで膝くらいで下は良く見えないが邪魔にはならない。 小沢が有ってそこの溝を上がるここの斜面が丹勢山での一番きつい所であろうが問題はない。 笹原を進むと右手に岩の積みかさなっいる小ピークの横を通過する。 笹原はカラマツの植林で整然と並んでいる直線の笹原の先にスタート地点から延びている野州原林道が見える。 直ぐに林道に出る林道の白杭に6Kの表示がある。 

 山頂への取り付きを探しながら林道を東に下りながら少し進むと木にビニルテープを見る。 潅木を潜るように入ると道がはっきりと付いている。 途中には大石の間を通ると林道が丁度見ごろであった。 その上の表土の露出した所からは中禅寺湖が見える、残念だが男体山はガスに隠れているのがうかがえる。 頂上はススキの穂が秋を感じさせている、気温も低く山は秋になったのだろうかそんな感じである。 頂上はススキの原で木々は無く周りだけで東側に小田代ヶ原の貴婦人を彷彿させるシラカバが目立つ。 眺望は女峰山、赤薙山もガスで見えない残念である。

歩き始めは笹原の横移動

途中の大岩(石) 
【丹勢山山頂】

山名板とミヤコザサ

山頂からの眺め、男体山にガス煙る
 頂上下の裸地からは茶の木平と馬返しの建物が見える、ここからは晴れたら日光の山を南側の至近から楽しめたろうに残念である。 ここはいつでも来られる所なので天気の良い日にまたハイキングに来よう。 頂上の東の奥に1377m峰がある行こうと思ったが、 帰りの林道の荒れた道の下りに時間が掛かることを考えると今日はここまでとする。

 丹勢山の山名板は「栃木の山紀行」の小型版が有った。 
【下山】
 頂上を後にして大石の間を通過していると、中禅寺湖の方からドドォー音を聞く雷かと思ったがその後は聞こえなかった。(情報では錫ヶ岳方面の県境尾根上空で航空機の爆音がしたらしい。・・・シャロームさん) 頂上から下の林道に出る。 林道のこの辺は広場になっていてここに丸太に「水土保全」と書かれた物が有った。 ここから林道を北に進みカラマツ林の笹原に入る。 上って来るときに木々にコンビニのビニル袋が縛ってあったが赤布マークに何ヶ所か変えた。 笹原の踏み跡は倒木などで何ヶ所か別ルートに変わりつつある。 このコースは迷う事はないしルートも極端に険しい所もないので清滝から一日掛かりのハイキングには良い所かもしれない。 約45分で沼ノ平に到着するここにも丸太の「丹勢山国有林」がある。 今日も一人旅だった、ダニも最近見られないのでそろそろ「なな」と一緒に歩いても良さそうである。

 先週の平五郎山の帰りにパンクして4本タイヤを交換する。 タイヤの横が岩で裂けていた、今日の表男体林道も無理するとタイヤ破損しそうな荒れた道なので注意が必要である。 カラマツとミヤコザサの緑の印象の丹成山であった。 この後ゆっくりと慎重に林道をくだった。 問題なく下れたがここに最適な車は軽の4駆がベストの所でした。

 帰りに「ヤシオの湯」に入りそこから出口であった、トレッキングの米国人を乗せて東照宮まで送って日光ICから家路についた。