山川浅間山と福徳山(ふくとくさん)112.3m NO.294
山川の富士山信仰ここにあり 小高き丘は古都を見下ろす 
足利市山川の長林寺と天満宮の上に福徳山(三角点峰)がある。 隣のピークは浅間山である。
 近くの渡良瀬の畔の浅間山と別な山だ。 大坊山から尾根を伝いのコースもある。

【山行日】 2005年 2月 5日(土) 【天 候】  晴れ 冷たい北西の風が吹く
【山 域】 安蘇(足利) 【所在地】 栃木県足利市
【地 図】 国土地理院 1/2.5万図
       足利南部 地図(山川浅間山)
【同行者】 なな
【関連ページ】 大坊山


【マイタイム】
大沼田(おんた)町(13:50)==自衛隊道路(13:55)−浅間山の前衛尾根・途中退却( 14:00)−自衛隊道路(14:05)==山川町・八椚町・天満宮前( 14:15)−途中・秋葉神社( 14:17)−福徳山・三角点峰( 14:23)−天満宮前(14:35)==岩井山へ
この日のコース所要タイム 20分  (ここは長林寺から歩いた方が良さそうです。)


八椚町の天満宮

福徳山・三角点標石
【山川浅間山】
大坊山から岩井山への途中、三角点のある山川浅間山へ向かってみた。 大坊山の大山祇神社からの案内に長林寺がある。 その上に三角点峰がありそこが山川浅間山とどこかで見た。 初めて知った足利の二つ目の浅間山であまり高くないので歩いた。 まず案内板に誘われて大沼田(おんた)と市内を結ぶ道(自衛隊が作ったと聞いている。)を車で少し走ると大坊山からのハイキング道が横切る。 道端には案内板もあった。 車を路肩に止めて長林寺に向って道路から尾根に上がった前に山頂が見える。 15分位でピークまで行けそうである。 尾根から下の道路を見ると路肩に止めた車を避けてタイヤの音を出しハンドルを切りながら走る車を見た。 カーブが多いがスピードを出して走り抜けるためだ。 危なそうなので一旦車に戻る事とした。

 地図を見ると南側に天満宮があり破線の道がありそこからピークに向う事とした。 住宅団地毛野新町の山側を走る、この辺には鵤木町(いかるぎまち)、八椚町(やつくぬぎまち)など自然に由来した町名で以前から好きな名だ。 天満宮は八椚町で旧国道の小学校から入った所にある。 天満宮は山側の斜面の工事をしていて破線の道が途切れている。 鳥居の先の集会場の所で上を見ると上に道が付いているのが見える。 工事中の現場を通って落ち葉の積もる林を上がる。 途中の岩の前に秋葉神社が祀ってあった。 この山は秋葉神社のものとした石碑があった。

 神社には東の毛野新町から綺麗に笹を刈り払った道が上がって来ていた。 ここには秋葉神社の神域との石碑があり、その横から上に上がる。 開けた岩の尾根の所から市内が直ぐ下に広がっている。 前に借宿の浅間山に行った時案内の石碑に当時足利で富士山信仰が盛んだった頃があったとありここも当時は賑わったのだろう。 少し藪っぽい所を過ぎると開けた頂上にでる。 中央に標石があり帽子のように釜が被せられてられていた。 ここは里山というより裏山といった感じである。 ここは後でゆっくりとお寺と、大坊山とセットでまた訪ねてみたいと感じた。

* 06.11.18 「やまの町 桐生」の楚巒山楽会 かわまたさんから、三角点峰(112.3m)の山名は福徳山との連絡がありました。 この日最初に歩いた尾根のピークが山川浅間山(130m峰)です。

自衛隊道路から山頂への道

頂上下の秋葉神社・「なな」もお参りする。

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