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【山行日】 2006年 03月 22日 (水) |
【天 候】 晴れ |
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【山 域】 足利 |
【所在地】 足利市助戸3 |
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【地 図】 1/2.5万図地理院(足利北部 南東)
地図 (雷電山) |
【同伴者】 山部
【関連ページ】
「助戸山 115.8m峰」は未踏です。
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【コースタイム】
富永公園−−10分−−雷電山−5分−一番山−5分−三角点峰−10分−切通し(日赤)
東山小学校前−5分−雷電山・神社 |
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【足利市内にある尾根は助戸山脈と呼びたい】
足利に通ってもう何年になるだろうか。 何気なく走っていたトンネル通り初めて足利に仕事で来た頃は山脈の北にある日赤の所の切り通しのか、南の富永公園の所を回っていた。 その頃の足利は景気も良く渡良瀬川の南にはトリコット団地に企業が工場を建設中だった。 その頃対岸から有料の田中橋も開通した。 足利は景気の良い県内でもうらやまし都市と見えた。
HPでおなじみの(リンクにある)「安蘇の山懐から」さんのページで見た助戸山を昼休みを利用して歩いた。 各山の名は「安蘇の山懐から」さんのページのものとさせていただいた。 富永公園の移ろいは明治大正昭和と歴史の一端が感じられた。
「安蘇の山懐から」さんのページはこちらです。
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寄贈 祝開園 当市 通三丁目 大山呉服店 |

富永公園のシンボル |
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【雷電山−どんどん山−富永公園】
東山トンネルから山裾の道を南下した、ミニ山脈(尾根)の南端には「富永公園」の石柱がありコンクリートの石段が途中まであった。 見上げると洋風石造りの建物がある。 由緒ある建物なのだろうか、歴史遺産の豊富な足利は文化財の保存などは進んでいると思っていた。 しかし、この建物は例外のようだ、周囲は草木の茂みで薮化している。 石段と急坂を上がると石作りの建物の傍には民家がありここは私有地のようだ。 声をお掛けしたが留守のようで手前の神社で手を合わせて直ぐに戻った。 古風な明治大正ロマンを彷彿とさせたがあきらめざる得ない、気になるのがその建物の塔にある(金)丸金の文字である。 少しダサイ感じもするが公園とあるので工場跡でも無いだろう。 展望台なのかも、、、。
少し戻って東山小学校の裏口付近に駐車して、「助戸東山HC」のポールとハイキングコース案内板の所から山脈(ここでは尾根を山脈と呼ぶことに)の頂を目指して歩く。 入口には鳥居と灯篭がある、凝った灯篭で胴の部分が竹のような形になっている、足利人は粋だなー。 上に神社があるのだろう石段の参道だ、見上げると長い限りなく続いている。 段数を数えながら歩いていたが途中138段くらいでふとあやふやになって数えるのを止めた。 5分も掛からず神社に到着、手を合わせね。 眺望は東方が開らけ開放感がある、以前大手企業の工場跡地にクレーンが見える。 少しづつ変化している足利の町並みを見る。 市街地の東側は旧市街地と山脈で分断され開発が遅れていたのだ。 その後旧国道のバイパスに東山トンネルが出来てから開発が進み今は建物で埋まっている。
ここの神社の所が雷電山と言う事になる。 社に傍に御神石鏡岩がある。 ここから富永公園に向かう、山脈の道は雑木の中に冬期の葉の落ちた快適な所です。 テレビのアンテナが無造作に沢山ある、共同アンテナまでの発想はないようですね。 一つ目の小ピークを下ると墓地が現れ南の関東平野が開ける、岩井山が思いのほか近い。 墓地を離れ一旦山道に戻るも直ぐにまた墓地の上に出る。 下から寺の道が上がっていた。 ここは彼岸の後なのか空気に香がのって異様に感じた、墓参の方と目礼しながら先を急ぐ。 正面のピークが富永公園らしいが期待の建物は見えない。 道は寺に沿った藪の中を下っている。
ピークへの僅かな道を上がると、[剣道範士大沢先生之碑]が目に入った。 続いて崖に立つ廃屋がある。 横をすり抜けると遺跡とも言えるような胸像が有ったらしい塔やガス燈でもあったのでしょうかレトロな塔が蔓に巻かれて打ち捨てられている。 コンクリートの台座だけでガラスの火屋はない。 薮を分けて進むと先ほど下部かわ見上げて、石積みの塔が現れた伸び上がり写真に収めた。 ここは私有地だろう、とがめられたら嫌なのでこれ以上の長いはせず戻った。
* 私有地は立ち入りは許可を得てからにしましょう。 お住まいには踏み込まない方がよいですね。 まずは挨拶してお聞きしてから見せていただきましょう。* |
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東山小学校前から入山 |

長い石段が頂上まで続く |
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雷電山 社と手前の露岩が鏡岩 |

市内の東方面 |
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【一番山】
富永公園から一旦雷電山まで来た道を戻る。 ミニ山脈はハイキングには丁度よいサイズで近所にあるといいなー。 雷電山に戻ると学生がトレパン姿でトレーニングのようだ神社の所に腰を下ろしている。 昼休みの時間も気になるので先を急いでピークから鞍部にくだる。 倒木の目立ち道も少し狭まった、鞍部から少し進んだ所が山脈を貫く東山トンネルが通っている。 車の途切れる事はない重要な道路だ。 また進むと次のピークに付く小高いここが最高峰の助戸山かと思ったが、よく見ると先のピークの方が高いあれが助戸山のようだ。 ここのピークは後で知ったが一番山という名らしい。 昼休時間もあるので今日はここまでで元来た道を雷電山まで戻る。
まだ学生が居た、軽くアイコンタクトして下る、10段くらい下ったからまた学生の所に戻った。 そして言った、『この石段は何段くらいあるのかな。』すると二人は顔を見合わせて『312,3段くらいですと、、、。』ありがとうと言って『1,2,3,4,、、、、、』と数えながら下っていった。 下の鳥居をくぐり道路まで245段だった。 312段とは大きく食い違った。 正確には何段なのかな、そんな事はどうでもよいが、少しだけ足利の町を知ることが出来た。 そして変わりつつある足利の町を鳥瞰できた。
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尾根幅は広い |

一番山のピーク |
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【助戸新山公園の山・千歳橋】
国道293号を市内向かってくると袋川に架かる千歳橋がある。 傍に小高い山がある川に沿ってミニ山脈は北に背骨を見せている。 信号で止まったので見ると「千歳庵」の掛かった小屋がある、町内の集会所なのだろうか。 小高い丘にベンチが見える、行ってみると梅の花咲き春の陽射しにゆったりとした気分である。 下に助戸新山公園の看板が見える、神社は改修中であったが傍の家の方に聞くとここは山ではないとのことでした。
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千歳橋付近 |

助戸新山公園のピークから助戸山を見る |