第30回 桐生100`ウォーク24 
主催・桐生走ろう会・100キロウォーク24実行委員会

2006年 5月 27日 Pm5:00 〜 28日 Pm 5:00 の 24時間
今年のゴールは、3000Km


第30回長年に亘って大会の運営をされてきた。
桐生走ろう会
ボランティアの皆さんありがとうございます。



桐生の皆さんと沢山の参加者とお会いしました。
何度か「桐生100`ウォーク24」に参加し昨年100`完歩しました。
この大会の温かさを山仲間、知人に知らせたところ、多くの方の参加をみました。
 今回は最終回なのかで、申込者164名の多数であったそうです。

さて当日、仲間と時間を合わせてJR両毛線に乗る、和気藹々の会話であっという間に桐生に着いた。
すでにスタッフの皆さんによって受付の準備は整っている。 記念品はオレンジ帽子と点滅ライトであった。
桐生駅では名は知らないが見慣れた顔にお会いをする。 仲間も次々にやってきた。
初めてお会いする山仲間方も居る。 記念にカメラのシャッターを何回も押す。
スタート時間が近づくにつれ、ウォーキングとは言え緊張した顔も見られる。
定刻午後5時、桐生駅北口をスタートする。 先ほどまで降っていた雨はこの時は止んでいた。

おとなしい競技者と思っていたが、
桐生駅を最後尾で出発した、今回で最終回なので良く言いつけを守っているように思えた。 少なくとも後方では整然と団子状態で歩いていた。 夕暮れの桐生の街をあっという間に通過して、渡良瀬川に沿って北上する。 年々道は整備され歩きやすくなっている。 それと関係者の配慮で安全な道に変更になったところもある。 楽しくも長い100`への不安の出発である。 しかし、参加者にはまだ、ゆとりが感じられる。


すでに水沼駅は人にあふれていた。
先導の藤生の直ぐ後を歩く、途中福岡橋を越えてからは黒田さんと並んで歩く。 時計を見るがペースはけして遅くはない、イーブンである「道の駅、黒保根」を過ぎれば後は国道122号を少し歩けば第一番のチェックポイントである。 途中からは終始降り続く雨がやる気ない気分である。 歩きながら山の話などをしていたら街の明かりが見え始めて水沼駅に滑り込んだ。

なんだこの人の多さは、自分たちが先頭ではなかったのかいつも先行する方は居るが、これ程とは思わなかった、今回は雨ということもあって屋根の下が足りずに線路を挟んだ上りホームにも、もちろん高架の連絡橋の階段は並んでいる。 ここで遅い夕食である。


ありがたい、東葉電機さん、H社の車を買おう
情にもろい山部は毎年思うことがある、スタッフ、ボランテア、の方と多くのご協力していただいている方々である。 特に第二番目のチェックポイントである、神戸(ゴウド)の東葉電機さんである。 工場を夜間利用させていただき感謝に耐えない、広いスペース、トイレとありがたい。 自動車関連(H社?)なのだろうか、ぜひ東葉電機さんが作っている車に乗ろう。

ここまでの32`も雨また雨、だいぶ皆の顔にも疲労のあと。 でもここも先着者がいっぱいである、時計を見てイーブンペースで歩いてきたが何か遅い感じですらあった。 


ふたつ続く群馬、栃木県境の長いトンネル
神戸の東葉電機さんから出発すると、この競技のコースでポイントとなるステージがここである。 距離は16`でもやや長く感じる、特にこの区間はアップダウンと高度差もあり沢入トンネルに着くと疲労の色は目に見える。 トンネル手前での飲み物は気持ちに余裕が出来てほっとする。 つぎつぎに100m位間隔をあけて選手がやってくる、トンネル入口にはボランテアの女性が二人空きコップの回収だ。 トンネル内の歩道はぬるぬるしていて滑りやすい、恐々と歩くと後ろから足音もついて来る。 振り返っても誰も居ない、しかし出口付近で後ろを見ると後続の方が直ぐそば居る。 いつの間に来たのだろう。 しばらく歩くと次の足尾トンネルで長いトンネルが二つ続く。


100`ウォークの色々のサポート隊
サポート隊が付いた競技者もいる一般の方にはそこまで出来ない、信じるのは自分だけである。 準備から全て自ら大方の人はそうしてきていると思う。 終始レースを見ていたら「こんなサポートがあったらなー」というのを各チェックポイントで見た。 それもいい感じである、おせっかいでもなく、良き時代の関係のように拝見していました。 我にもサポート隊が付いてくれないかなー。 無理であろうそうしたいなら日頃逆サポートしていないといけないのだろう。 けっこうやっている積もりなのだが、我が家ではサポート隊は育たないだろうな。


女性は強し(上州名物・かかあ天下と、、、)、桐生100`
写真の千葉の I さんは、黒田さんの紹介で今回初参加です。 普段、山歩きされているとは聞いていましたが見るからに元気にゴールしました。 伝え聞けばその後直ぐに九州の山を歩いたそうです。
栃木の I さんご夫妻も元気にゴールです。 奥様はまだ余裕があるように見えました。 

桐生といえば上州名物の中心地ですね、その桐生で「かかあ天下とカラッ風」を地で行くように見事完歩しました。 すごいですね、最近は上州でなくても「かかあ天下」なのでしょうね。 意気地のない男性諸君がんばりましょう。


遠来参加者はベテラン揃い
30年の歴史がありますが全国に報知していない「桐生100`、、、」は、口コミで全国のウォーカーに知れ渡り今回の遠来者は広島の女性との紹介がありました。 また、静岡からは毎回沢山の参加者があるようです。 ウォーキングが盛んなのでしょうか、静岡の方は明るい。 スポーツはこうでなくてならない、笑って笑ってなんて言われなくても自然に笑顔が出ています。 遠来参加者はさすが全国区である、ウォーキングの歩き方が分かっている、100`と聞いただけで尻込みする輩もいるが結構コツをつかめば歩けるものである。 


3000`を完歩したのは桐生の皆さん

一言で30年と言うが、人生を掛けたような長い年月。 100`×30年=3000`の計算で、節目の30年である。 この大会全てが手作りである、参加するまでは桐生市のイベントと思っていたが違っていた。 最近、自治体主催の丸投げスポーツ大会が廃止されているがそれとは違う。 今まで桐生とは通過するだけの街だった、大間々、黒保根もそうだった。 この大会に参加させていただいて、まず桐生人の情熱を感じた。 「桐生市」PRの貢献度は上位であろう、これからも少しづつ桐生市を知っていくきっかけになった。

この大会で日本列島縦断を成し遂げられたと実感した「桐生100`ウォーク24」だった。
ありがとう。 桐生の皆さん。 


申込者166名、参集者145名、完歩者90名(完歩率 62%)で、例年にない低率だそうです。


折り返し点に表示板
  

足尾・牛蒡沢(ゴボウ)に立ちました。国道122号線を通る時にはご覧ください。
この大会を開催された桐生の方への感謝の証と参加選手の情熱の印です。

        第30回大会(06.05.27-28)、こちらBです。  桐生100`ウォーク24    栃木の山283+