塩原第二御料地 宮 界標

界標 界一六 (塩原第二御料地)  08.11.28 


「宮 界標」ビジターセンター 〜 測点・境界点標石付近
 界四   塩原村大字下塩原字前山1256番地及び字塩釜1332番地

調査、撮影日 08.11.28
 地番は明治24年当時であり大正5年に合併された。

 緯 度   36° 58′ 04.5″
 経 度 139° 50′ 00.9″
 材 質 白御影石(花崗岩) 
 刻 字 表面:宮  対面:界四 上面:×(小)
      側面に刻字なし
 寸 法 一辺が120mm、高さ約750mmの角柱
 形 状 上面角隅切りなし

 地形図 前山、塩釜、ビジターセンター周辺は、こちら>>
 現 況  ビジターセンター付近にあり、上面まで埋設



 
 
 界五  塩原村大字下塩原字前山 (ビジターセンター付近)

調査、撮影日 08.11.28
 
 緯 度   36° 58′ 03.7″
 経 度 139° 50′ 01.7″
 材 質 白御影石(花崗岩) 
 刻 字 表面:宮  対面:界五 上面:×(小)
      側面に刻字なし
 寸 法 一辺が120mm、高さ約750mmの角柱
 形 状 上面角隅切りなし

 現 況 界四と並んであり、約150mm露出している
      確認は容易である



 
 界六  塩原村大字下塩原字前山 (ビジターセンター付近)

  調査、撮影日 08.11.28
 
 緯 度   36° 58′ 02.5″
 経 度 139° 50′ 02.0″
 材 質 芦野石 
 刻 字 表面:宮 対面:界六 上面:×(大)
      側面に刻字なし
 寸 法 一辺が120mm、高さ約750mmの角柱
 形 状 上面角隅切りあり

 地形図 塩原ビジターセンター周辺は、こちら>>

 現 況  ビジターセンター付近にあり、上面まで埋設している
      上面の×は大きい、側面に傷あり
 



 
 界九  塩原村大字下塩原字前山 (ビジターセンター・巡視路入口)

調査、撮影日 08.11.28
 
 緯 度    36° 57′ 59.9″
 経 度  139° 50′ 10.5″
 材 質 芦野石 
 刻 字 表面:宮 対面:界九 上面:×(小)
      側面に刻字なし
 寸 法、上面角隅切りあり

 現 況  埋没していたので側面を開く、木の根があり裏の宮は
       確認していない。 他の刻字はなし



 
 ×(固着岩石) A  塩原村大字下塩原字前山 (作業巡視路)

調査、撮影日 08.11.28 / 08.12.06
 
 緯 度   36° 57′ 57.7″
 経 度 139° 50′ 02.3″
 材 質 自然石 
 刻 字 上面 ×(小)
      側面に刻字なし
 寸 法 一辺が120mm、高さ約750mmの角柱
 形 状 上面角隅切りあり

 現 況  界九の界標(かいひょう)から約10m上部の自然石に、
       ×の刻字のある固着岩石の界標である。 赤ペンキの
       マークあるのですぐに確認可能



 
 ×(固着岩石) B  塩原村大字下塩原字前山 (作業巡視路)

調査、撮影日 08.11.28
 
 緯 度   36° 57′ 56.5″
 経 度 139° 50′ 02.8″
 材 質 自然石 
 刻 字 上面 ×(小)
 寸 法、一辺が120mm
 形 状 上面角隅切りあり
 地形図 前山・作業巡視路周辺は、こちら>>

 現 況 下部の固着岩石の界標から更に約10m上部の自然石
      に、×の刻字のある固着岩石の界標である。 赤ペンキ
      あり少さいマークだが確認出来る。丸い岩に刻まれる。



 
 界一六  塩原村大字下塩原字前山 (作業巡視路)

調査、撮影日 08.11.28
 
 緯 度   36° 57′ 55.1″
 経 度 139° 50′ 03.4″
 材 質 芦野石 
 刻 字 表面:宮  対面:界一六  上面 ×(小)
      側面に刻字なし
 寸 法 一辺が120mm、高さ約750mmの角柱
 形 状 上面角隅切りあり

 現 況 前山八方ヶ原歩道の案内板付近のミズナラの根本にあり
      丸宮のマークがしっかりしている。 トップ写真は、「界一六」
      である。



 
 界二七  塩原村大字下塩原字前山 (作業巡視路)

調査、撮影日 08.11.28
 
 緯 度   36° 57′ 45.8″
 経 度 139° 50′ 06.1″
 材 質 芦野石(石英安山岩質溶結凝灰岩) 
 刻 字 表面:宮 対面 界二七  上面 ×(小)
      側面に刻字なし
 寸 法、形状 一辺が120mm、高さ約750mmの角柱
      上面角隅切りあり

 現 況  この「界二七」界標は歴代の測量図等に記されている。
      やや苔生しているが作業巡視路の真ん中にあり容易に確
      認が出来る。



 
 界三二  塩原村大字下塩原字前山 (作業巡視路)

調査、撮影日 08.11.28
 
 緯 度   36° 57′ 35.1″
 経 度 139° 50′ 06.1″
 材 質 芦野石(石英安山岩質溶結凝灰岩) 
 刻 字 表面 宮  対面 界三二  上面 ×(小)
 形 状 一辺が130mm、高さ約750mmの角柱
      上面角隅切りあり

 現 況 界二七から尾根の作業巡視路を少し登るとこの界標に
      達する。



 
 界三三  塩原村大字下塩原字前山 (作業巡視路)

調査、撮影日 08.11.28
 
 緯 度  36° 57′ 34.3″
 経 度 139° 50′ 06.6″
 材 質 白御影石(黒雲母花崗岩)
 刻 字 表面:宮  対面 界三三  上面 ×(小)
      側面に刻字なし
 寸 法 一辺が120mm、高さ約750mmの角柱
 形 状 上面角隅切りあり

 地形図 前山作業巡視路周辺は、こちら>>

 現 況  他の界標の多くが芦野石であるが、ここの界標は白花崗
       岩製である。



 
 界三四  塩原村大字下塩原字前山 (作業巡視路)
 
調査、撮影日 08.11.28
 
 緯 度   36° 57′ 32.3″
 経 度 139° 50′ 07.1″
 材 質 芦野石(石英安山岩質溶結凝灰岩) 
 刻 字 表面 宮  対面 界三四  上面 ×(大)
      側面に刻字なし
 寸 法 一辺が120mm、高さ約750mmの角柱
 形 状 上面角隅切りあり

 現 況 この界標は御料局三角点の標石のあるピーク下にある。
      写真は苔に覆われているが「界三四」の刻字は鮮明に確認
      出来る。



 
 御料局境界点 五八号  塩原村大字下塩原字前山 (作業巡視路)

 調査、撮影日 08.07.05 / 08.12.06
 
 緯 度
 経 度
 材 質 芦野石(石英安山岩質溶結凝灰岩) 
 刻 字 表面 御料局境界点 対面 五八号 上面:×(小)
      側面に刻字なし
 寸 法 一辺が120mm、高さ約750mmの角柱
 形 状 上面角隅切りあり

 地形図 国地院三角点「塩ノ湯」周辺は、こちら>>

 現 況  「御料局境界点」と刻字されている標石はめずらしい。
       この界標には「五八号」の番号の刻字がある。 境界点と
       あるのは塩原第二御料地の南端に当るので他の界標と
       区別したのだろうか。 直ぐ近くに「御料局測点」もある。
       全体の測量に当って三角点や測点を定めてから、この
       界標を定めたのであろうか。 測点と境界点の標石は
       材質(芦野石)が同じである。

       他の界標との違いは、番号「五八号」だけで「界」の刻字が
       ない。

調査、撮影日 08.07.05 / 08.12.06

 


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