塩原第二御料地 海軍標石


海軍用 (塩原第二御料地)  08.11.28 



海 軍 標 石 と 他 の 標 石

 点 名   所 在 地
 海軍用  塩原村大字下塩原字前山1256番地及び字塩釜1332番地
 (明治24年当時であり、大正5年に地番は合併された。

写真撮影日 08.11.28
                        栃木県医師会病院駐車場付近)
 緯 度   36° 57′ 47.9″
 経 度 139° 49′ 59.1″
 材質 白御影石(花崗岩)
 刻字 表面 海軍用    上面、側面 刻字なし、
 寸法形状 150-150mm の□柱 モルタルで補修痕がある。

 地形図   前山、塩釜、医師会病院周辺は、こちら>>

 現況
 界標「界八〇」から約15m医師会病院に向うとある。 少し大きい標石
 で以前から分かっていた。最初見たときは「山」標石と思っていた今回
 側面の土を掘ってみた。 なんと「海軍用」との刻字が読み取れた。 

 塩原第二御料地には先の大戦中、陸軍の高射砲陣地が有ったと聞く。
 今回見たのは、海軍の標石である。
 標石の表面の仕上げ状態を見ると終戦前後の加工のように見える。

 1939年(昭和14年)に傷痍軍人塩原温泉療養所が開設され、その後
 国立塩原温泉病院となる。 現在の栃木県医師会病院となっている。
 隣の、勤労者休養施設かもしか荘、簡易保険保養センターなどの設置
 経緯を経たようだ調査してみたい。


     


 
 点 名  所 在 地
 山  塩原村大字下塩原字前山 (栃木県医師会病院駐車場付近)
















 現況
 界標は「界八〇」で消えている、その後の御料地の所管が変わった
 ために境界も変わったのだろう。 林野庁の「山」を2ヶ所で見たが、
 今回はその先への調査は出来なかった。

 


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