今宮神社への朝参り


一番町(久保町)の朝参り

 お祭り初日の早朝、まだ夜も明け直後から、一番町(2006年は久保町)を先頭に各町の人達が順次、今宮神社へ朝参りを行います。
 祭礼着姿で金棒(かなぼう)をつき、祭典委員長を先頭に木遣(きやり)を唄いながら神社に参拝、神職のお祓いを受け、祭りの無事を祈りながら社殿を一周しました。

 2006年は一番町(久保町)に続いて銀座二丁目、天神町 、 と、上町(七町)、その後下町(七町)、田町下組(六町)、田町上組(七町)の27町がつぎつぎと朝参りしました。 夜明け間もない人通りの少ない道を今宮神社へ「木遣(きやり)」の声が沿道の町内に響いていました。 先頭の金棒のチャリーン、ガシャン、の重みのある音が張り詰めた町に祭りの始まりを告げていました。


一番町の久保町会所前に整列

2006年の栄えある一番町は、久保町です。 祭典委員長、役員、若衆などが身支度を整えて久保町会所に参集した。 金棒を持つ二人の若衆はあでやかに紅白のたすきを掛けて最前列に立つ。 その後に役員、若衆と整列した。 5時45分神社に向かって出発した。

今宮町会所付近にて

夜の明けきらぬ道を進み、会所を出発した一行は参道に差し掛かりました。 ライトを点けた車も、一行には止って道を譲っていた。 鹿沼の人もこの一行を重要性が分かっている様子だ。



神社門前に到着して整列

久保町は今宮神社の隣接の町内なので5時50分鳥居前に到着する。 朝参り10分前である。 この間今宮神社では、今宮町内の人達が境内や参道を清掃をしていた。 夜明け前から神社は明かりが灯され祭りに向けて準備万端である。

お祓いを受ける

午前6時鳥居をくぐり、内宮へ進み整列して、宮司のお祓いを受ける。 この頃には、夜も明け朝の清々しさの中でのお祓いで身の引き締まる思いです。 この後神社の奥宮を一周します。

朝参りから会所に戻ります

朝参りが済みました。 列を整えて神社を後にします。 一番町は会所に戻っていきます。 この時も金棒と木遣(きやり)を唄いながらです。

つぎつぎと各町の朝参り

一番町に続いて各町内がつぎつぎに朝参りです。 27町内のお参りが済むのには2時間近く掛かります。 この後会所に戻り、繰り込みの準備となります。


鹿沼ぶっつけ秋祭りの表紙へ戻る