新潟県・湯沢町ボランティアセンターさんに伺いました。
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【広げようボランティアの輪】
・ 誰でも女性でも参加できます、汗を流しての作業です。
・ ご自身でボランティアセンターに電話をして申し込みましょう。それこそがボランティアの入口です。
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1日目・2006年 1月14日 高齢者一人暮らしのお宅・湯沢町三俣大島
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湯沢町ボランティアセンターの集合受付時間9時30分である。事前に近くのコンビニで昼食の弁当とお茶を購入して受付に伺った。カウンターの受付書類に記入し他のボランティア参加者を待つ。土曜日なので一般ボランティアは3人+午後から2人と新潟市消防団の15人である。ボランティアセンターの車で送ってもらい湯沢町三俣地区へ、くねくねと国道17号の峠を登ってトンネルを二つ通ると三俣大島地区へ。清津川の橋を渡って「みつまた高原スキー場」の近くに近づく、清津川の河川敷付近ではスノーモビルがエンジン音を立てている。車はみつまた高原スキー場近くの民宿、旅館のある集落に奥の民家が今日伺うお宅らしい。90歳位の一人暮らしのお宅のようだ。その隣のお宅は夏別荘に使っているようで無人、雪が自然に落ちる急勾配屋根の家である。しかし大量の雪に屋根から自然に落ちた雪が積もって結局屋根までつながっている。
さて、一人暮らしのお宅へ行くにもどこを行けば良いか解らないくらい雪がうず高く積もっている。そうこうしていると近くの旅館のご主人が来てセンターの方と話をしている。旅館の主人が別ルートで道を付けてくれる、雪上車で畑の雪を踏んでキャタピラの道を作ってくれたたのである。足で行くならカンジキが必要な所であった。持参した道具を運ぶ、全てセンターが用意したものを使用する。キャタピラの跡をそのお宅に遠巻きして家の側に到着する。
我ら3人がいる所は周りの畑地と屋根は雪が被って同じ高さである。雪おろしと聞いて来たが雪をどこにおろすのだろう。家から離れた周りの畑地に捨てるしかない。家の横に窪地の池があるそこに少し捨てる事も出来る、何れにしても運ばなければならない。屋根の雪は今シーズン一度も雪おろしはしていないと言う、屋根上に3メートル位積もっている。いざと思っていると頼もしい「新潟市消防団」の方が到着である。いよいよ全員一致で雪の壁に立ち向かった。雪壁を崩す次に雪を渡す、スノーダンプが削る、運ぶ、走る。池へ雪を次々と入れる埋まる、一方では畑地の中に道を作ってそちらにも運ぶ。一面が一体となっていた雪が屋根との境が分からない、踏み抜くと家と雪の間に落ちてしまう。(3m2回落ちました) 南側では大きく発達し庇状に張り出した雪それが落ちると下の窓ガラスが割れてしまう。雪庇を細かく削って建物から剥がす、落とすとしても小さくしなければならない。しかし雪庇は家との遠くからでは限度がある、それで山部の出番でロープを張って垂直下降しながら削り取った。少しは山歩きの経験が役にたった。 |