御成街道(日光街道)杉並木の中に何ヶ所かの一里塚があります。
その中でも七本桜地区には「並木ホテル」と呼ばれる珍しい日光杉
があります。杉の根元が腐って空洞ができ、大人の人が4人くらい
入れるほどです。かつて旅人が雨宿りに使ったのでしょうか。
空洞の中は木の表面が炭化して真っ黒で火を焚いたようです。
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追分地蔵尊(今市市追分)
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今市で日光街道(御成街道)と例幣使街道が合わされて日光へ、
向かう所が今市の追分である。追分には地蔵尊が祀られている
石造地蔵菩薩坐像(通称:追分地蔵)は蓮台を含めて下から仰ぎ
見る姿はまことに壮大です。丸彫り石地蔵の坐像としては、東
日本有数の巨像である。製作年代は不明であるが八代将軍吉宗
の日光参社の時、すでにあったとの記録があります。おそらく
街道成立による今市宿整備の時期と地蔵の祀られた年代と密接
な関係があるようです。 .
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桜 杉(日光市森友)
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「並木ホテル」の宇都宮よりに「桜杉」と呼ばれる珍しい杉の
木があります。俗に言う宿り木で杉の割れ目に桜の種が入り
芽吹いたものです。杉の体内を通って地面に根を下ろしたも
のです。春になると桜の花を咲かせ旅人の目を楽しませてく
れます。 . |
杉並木(今市市大沢)
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大沢宿から山口付近は国道のバイパスを車が走り、杉並木道は
静かな道となっています。舗装されていませんから往時の雰囲
気が少し感じられます。昼間でも薄暗い涼しい杉並木道となっ
ています。 .
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寄進碑(今市市山口)
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今市市山口が日光神領の境界で宇都宮側の入口です。ここから
日光杉並木街道(御成街道)の荘厳な長い参道が始まります。
日光・神橋の起点と同じ寄進碑が置かれています。(碑文は他の
寄進碑と同じ) 碑は日光神領の境界に建てられて境石と呼ばれ
ている。 .
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杉並木の中の水準点(今市市山口)
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日光杉並木街道とは直接関係ありませんが、山口の寄進碑の
並木道の反対側に一等水準点があります。歩道上の黒くなっ
ている所です。丸い石の中央に丸の突起があります。 .
国土地理院のページ「水準点」は こちらです。
国土地理院のページ「2.5万図」はこちらです。
北緯36度41分27秒,東経139度45分54秒
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