日光杉並木街道
に っ こ う す ぎ な み き か い ど う

日光に向かう四街道(例幣使・御成・会津・日光)に、松平正綱が日光東照宮創建元和2〜3年(1616〜17)と、その遷宮を記念して杉並木を植えたのが始まりと言われています。 三代将軍家光による日光東照宮大改修を挟み、寛永2年(1625)頃から20年余りの歳月を費し植栽された杉は約20万本とも言われています。 四街道の並木及び日光山内に植え、東照宮に寄進したものです。植えられた杉並木街道を日光東照宮の参道に見立て杉を植えたものではないのだろうか。由緒を刻んでいる寄進碑が、慶安元年(1648)に各街道入口と神橋畔に建てられました。

日光杉並木街道はこのHPでは四つに分けていますが、日光街道・道中(御成街道)に例幣使街道、会津西街道が今市で合流するとしたほうがよいのかも知れません。例幣使街道も実際には鹿沼市の楡木までを言い楡木から今市市追分までは壬生街道(今市市追分〜小山市喜沢)なので街道が重なります。無理に名を固定しないほうがよいかもしれませんが、とりあえず表記で分けてあります。
      下記の検索により街道ごとのページをご覧ください。

街 道 名          区  間                         見  所
日光街道   今市市追分から日光市神橋畔     寄進碑 異人石 銀杏杉 並木太郎 一里塚 砲弾打込杉
御成街道   今市市追分から山口(宇都宮口)   追分地蔵尊 並木ホテル 桜杉 寄進碑
例幣使街道   今市市追分から小倉(鹿沼口)      十石坂 地震坂 一里塚 寄進碑
会津西街道   今市市大谷向から大桑(会津口)   二重並木 からかさ杉 寄進碑

     ご注意
  特別史跡・特別天然記念物であり、見学にあたっては杉並木の保護を心掛けましょう。
           杉並木街道には車が通行する所もありますので見学にあたって十分注意しましょう。

     見学おすすめ区間 : 日光野口から今市区間は車の乗り入れ規制区間もあってみどころです。(並木公園前後)

          本ページ作成にあたり 新日光市(旧今市市)のHP、観光協会のパンフレットを参照させていただきました。


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