逆川村の道路元標

逆川村 例規上の位置
芳賀郡逆川村飯地内役場前 
府県道宇都宮水戸線と茂木笠間線との分合点

現在の市町村名  茂木町
調査日 現況など 調査年月日  2007.01.03





逆川村の名は村内を流れる逆川でしょう。 関東地方は北から南または西から東に流れる(分水嶺の関係でしょう)、しかし逆川は南から北に流れるので逆さに流れる確かに流れる方向が違うように感じる。 逆川村は西側を足尾山と雨巻山の尾根で南から東側を県境の高峯、仏頂山、東側を仏ノ山峠から鶏足山へと周りをぐるりと囲まれている谷間の村であった。 



逆川村の道路元標は他の市町村の標石とはちょっと違う大きなものである。 道路から少し離れて曲がって立っている。道路面には、宇都宮八里十三町 東京三十四里 真岡五里  左側、水戸十里 笠間四里 岩瀬四里十八町  右側、茂木二里十九町 益子三里 七井ニ里二十九町  裏面、御即位大典記念 村内路標 大正四年十一月十日 逆川村とある。

設置場所は旧逆川村役場前であることから、前からあるものを流用したと思われる。 大正9年の道路法施行令では、前からある元標は、本令により定めたものとみなすとの規定があるので元標としたものだろうか。 御即位大典記念と元標を兼ねたものでよかったのであろうか。 この元標は茂木町の文化財に指定されている。



 栃木の山283+のページへ 栃木の道路元標のトップページへ

標石の情報がありましたらご一報ください。 メール スパム対策のため最後にアンダーバー"___"が余計に付いています。
                                                   
お手数ですが、jpの後の"___"を削除して送信ください。