中川村の道路元標

中川村 例規上の位置
芳賀郡中川村大字山内地内
郡道山内茂木線の起点

現在の市町村名  茂木町
調査日 現況など 調査年月日  2007.01.03







調べて見ると過去の山歩きの時に道路元標の石柱の写真を写していました。 道路元標標石のある所が松倉山への登山口にあたります。 「一般県道171号・下平上境線」の道路案内板の所が、バスの折り返し場と消防分団小屋のある所です。 バスの折り返し場に道路元標の標石がありました。 ここの標石は浅く埋けてあるのでメジャーで測って見ました。 25×25cmの角柱で長さは地表部で1030cmです。 長さ1200cm以上と思われますがもっと長いようです。 規定通りでした。

ここからある登山口を登ると栃木の東の端にある一等三角点がある、松倉山があります。 また、山頂尾根には文化財指定の松倉山観音堂は、境内約1,188m2で、堂内須弥檀には5体の仏像が安置されている。かつては祭日が旧正月17日に行われ、当日は馬頭尊の縁日として付近の農家より登る飾り馬の参詣で、境内は賑わったと伝えられる。慶長18年(1613)に火災に遭い各尊像は火傷の痕がある。
木造十一面観音菩薩立像(写真C)以外の4体の胎内には、製作年代と製作者の墨書銘がある。

またこの地には、山内上組百堂念仏保存会
山内上組は、那珂川水系八反田川の上流にある。百堂念仏の由来については、明らかではないが、古老の伝えによれば、天明2年(1782)に、松倉山観音堂の入仏式に百堂念仏を奉納されたのが、始まりであるとされる。また、文明2年(1805)にも記録されているので、この頃盛大に村行事として行われたと思われる。
当の念仏踊りは、祖先の供養と村内の家内安全、無病息災を祈願し、また、五穀豊穣を願い、豊年を祝う当山村の老若男女による踊りである。例年、旧暦7月15日(ししおこし)7月15日(村落まわり)7月16日(まるめ)が行われたが、昭和58年再復活し、現在は8月13日、15日、16日の3日間行われるようになり、今日に至っている。


出典元 茂木町の文化紹介より


写真下は、周辺にある棚田です。 「日本の棚田100選・猫田の棚田」 茂木 河又関根


 栃木の山283+のページへ 栃木の道路元標のトップページへ

標石の情報がありましたらご一報ください。 メール スパム対策のため最後にアンダーバー"___"が余計に付いています。
                                                   
お手数ですが、jpの後の"___"を削除して送信ください。