氷室村の道路元標

氷室村 例規上の位置
安蘇郡氷室村水木地内
郡道佐野氷室線と役場に通ずる町村道との交叉点

現在の市町村名  佐野市
調査日 現況など 調査年月日  2007.01.08







道路元標を探す最初の手掛りは例規上の位置から現地に行ってみることでしょうか。 氷室村の場合は元の役場の位置を聞きながら行ってみると、そこには消防分団の小屋と森林組合の事務所がありました。 道路を見て回りましたがそれらしきものは発見出来ません。 近所の方に怪しまれないように、顔を見たら必ず声を掛けますが、今は中々土地の人の姿が見えません(笑い)。 旧氷室村役場の近くにJAや診療所、郵便局などが集中していますから例規上の位置ですこの辺なのでしょうか。

水木地内の道をゆっくりと北上しながら走りました。 堀の内集落に入ると作原への林道分岐付近は雰囲気的にはどこにあってもよさそうですが有りません。 例規上の位置では郡道佐野氷室線と役場に通ずる町村道との交叉点で役場前となっていますが、役場前にないのだから次のヒントは郡道佐野氷室線です。 郡道を走ろうさらに進む、どんどん車は進む秋山地区をさらに北上する。 

山歩きで何度も訪れていることで土地勘はありますので車を走らせました。 秋山学寮を過ぎると昼時は込む蕎麦屋があります、そこを過ぎると先からは道は細くなります。 木浦原集落橋を過ぎると神社がありさらに道は細くなりました。 ザゼンソウの群生地まできてしまい、木浦原の林道に入ってしまいました。 郡道佐野氷室線から外れたようです。 戻りながらふと道端を見ると道路元標がありました。 いい感じで鎮座していました。 地図で確認すると、郡道佐野氷室線の起点でした。 

この辺まで来ると道路は凍結している所もあります注意が肝心です。 道路と並行した渓流は変わらぬ時を打っていました。 
(木浦原のザゼンソウの花期は4月上旬です。)
 


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