【山行日】 2005年 9月18日(日) |
【天 候】 晴 そよ風 |
【山 域】 那須 |
【所在地】 栃木県那須塩原市 |
【地 図】 那須岳 1/25000図
地図茶臼岳、剣が峰
地図朝日岳、隠居倉、三斗小屋
地図姥ヶ平、牛ヶ首 |
【同行者】 単独、「なな」犬同行する。
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【ルート】 峠の茶屋〜登山道から明礬沢堰堤へ下りる〜剣が峰巻き道〜朝日岳と熊見曽根への
尾根分岐〜朝日岳〜朝日岳と熊見曽根への尾根分岐〜熊見曽根分岐〜隠居倉〜
三斗小屋の源泉〜温泉神社〜三斗小屋〜延命水手前の分岐〜沼原と姥ヶ平の分岐
〜ひょうたん池への分岐〜ひょうたん池〜ひょうたん池への分岐〜姥ヶ平〜牛ヶ首〜
峰の茶屋〜峠の茶屋 |
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峠の茶屋から茶臼岳の山腹の道を歩いてくると、明礬沢を隔てて岩峰が見られる。峰の茶屋避難小屋から剣が峰、朝日岳へと荒々しい峰が続く、北アルプスの穂高岳に似ている所からニセ穂高とも呼ばれている。茶臼岳から三本槍岳への縦走路にもあることから訪れる人も多い。
眺望は360度で南に茶臼岳その右に南月山への尾根、黒滝山から大佐飛山の長大な尾根、鹿又岳から男鹿岳そして大川峠、三倉山大倉山へ続くパノラマは圧巻である。
那須の山々は冬の風雪は厳しい所であるが、秋の紅葉は多くのハイカーで賑わう。
写真の中央ピークが朝日岳山頂 |
【今日のタイム】
峠の茶屋(7:30)−−標高点1678m手前から明礬沢に下る−−堰堤から尾根を上がる(8:00)−−剣が峰巻道(8:23)−−朝日岳分岐尾根(8:50)−−朝日岳(9:13-25)−−尾根分岐(9:30)−−熊見曽根分岐(9:45)−−隠居倉(10:05-10)−−三斗小屋(10:35-45)−−延命水手前分岐(11:05)−−沼原分岐(11:45)−−ひょうたん池分岐(12:05-35)−−ひょうたん池(12:40-45 )−−姥ヶ平(12:54)−−牛ヶ首(13:30)−−峰の茶屋跡避難小屋(14:00-15)−−峠の茶屋(14:50)==成功山へ
歩行時間 7時間 20分(途中休憩含む)
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【久しぶりの「なな」との山歩きは那須へ、まず朝日岳】
最近の山歩きは薮が多く「なな」は遠慮させていた。しばらく家での散歩だけでは少々肥満気味でご主人と似てきたので今回は一緒した。早朝5時半に家を出て途中の一軒茶屋のコンビニで幕の内弁当を購入した。道はスムースに峠の茶屋の駐車場に着いたしかしすでに駐車スペースは無く下のロープウェー乗り場近くへと思っていた所一台の車が出て行った。
「なな」もいつに無くうれしそうである、どこを歩くか決めていないがまず峰の茶屋跡避難小屋を目指して歩き始める。久しぶりだが道の整備をされたようで階段が増えたようだ。文句を付ける訳ではないが段差には何か基準があるのだろうか、基準ではないがとても人に優しい心使いが感じられない。我らは問題なく歩けるが観光地の那須の道としては落第ですね。家族連れと年配者には段差が有り過ぎる、設置者のデリカシーに問題があるのでしょう。立派な見てくれ道標より気を使ってほしいものである。
淡々と歩を進める高度が増してくる剣が峰が近づくふと下の明礬沢の堰堤を見るときらりと光るものが見られる。目を凝らすと空き缶のようだ、気になりながら歩く気にしだすと気になるものである。峰の避難小屋をやめて堰堤へ下る。やはり空き缶だった上流からから流れてきたのだろうか。ここから堰を越えてそのまま尾根を上がる、この尾根は何度か歩いている。約25分で剣が峰の巻き道に出る。ここから朝日岳に向うこととする。朝日岳へは「なな」は2度たっている。最近では2003.09.06に氏山さんと歩いたその後2年間は来ていない。岩の道には鎖が長くついている。岩には黄色のペンキが付け過ぎと思われるくらいべたべたと塗られていた。ガスの掛かりやすいこの辺りでは遠方からのハイカーに優しいという事であろう。程なく三本槍岳と朝日岳分岐尾根に到着する。たくさんのハイカーが休んでいた。そのまま朝日岳の山頂に立つ。 |

明礬沢(みょうばんさわ)に咲き誇る |

茶臼岳の右奥には高原山が見える |
【朝日岳にて】
頂上で「なな」に水を用意していると、『山部さんですね』とビーグル連れの方が。「なな」を見て分かったらしい「なな」は山では有名犬らしい、なんとビーグル犬も「なな」ちゃんだそうでだ。そして同じ5歳で同級生である。吠えあうでもなくよくしつけの出来た「なな」ちゃんだった。写真を撮らせていただいた。我が「なな」は鬼面山の方を見ている、あそこに行った時のチシマザサの薮でも思い出しているのだろうか。山頂は羽蟻のような虫がたくさん飛び回り閉口だ、次々にやってくる方も写真を撮ると直ぐに下山していった。我らも朝日岳をくだった。そうだこんな秋晴れに恵まれたのだから先に足を伸ばそう、熊見曽根分岐へと歩く。 |