日留賀岳ひるがだけ 1848.8m NO.097  比津羅山ひづらやま 1187.3m NO.098
晴れ男2人で塩原町の最高峰と藪山歩き
 
日留賀岳 比津羅山 御用つつじ(白やしお)

登頂リストへ   表紙へ


【山  名】    @ 日留賀岳  1848.8m   A 比津羅山 1187.3m
【登頂日】    2002.06.02
【天  候】    快晴 そよ風 気温13゜C
【所在地】    塩原町
【同行者】    氏山さん
【地  図】    地図(塩原白戸・小山宅) 地図(比津羅山) 地図(日留賀岳)
【関連ページ】 04.09.11鹿又岳NO.274へ(04.09.11日留賀岳へ)
【編集日】    山部薮人  2003.01.11記  2004.12.03追記
【コースタイム】 塩原白戸・小山宅駐車場(7:15)出発 − 林道終点広場(8:10) − 1514峰(9:15) − 木の鳥居(9:40) − 1522峰(10:30) − 日留賀岳(11:00-12:05) − 木の鳥居(12:20) − 水場への分岐(13:40) − 比津羅山(14:15) − 小山宅(15:00)帰着


 塩原の小山宅の駐車場に車を置かせていただきさっそく日留賀岳へ向う。 判りやすい檜の林をくねくねとつづら道を歩く。 途中には祠などもあり飽きさせない。 地図の903点先(不明)で送電線の鉄塔の横を抜けると林道に出る。 林道の名は「シラン沢林道」でそのまま林道歩きとなる。 この日は林道途中の落石の大石に腰掛けおにぎりを食べ朝食とする。 食べていると7.8人のグループが前を通って行く。 ほかの人に追い越されると闘争本能が働きつい競争になってしまう事しばしば。 食事もそこそこに出発するシラン沢林道を少し歩くと行き止まりの広場になる。 さっきのグループとその他の人達が15人ぐらい集っていた。 ここが林道の終点である。

 林道終点を過ぎると誰にも会わない静かな歩きになる。 カラマツの林からブナの林に変わるところが水場への分かれらしい。 ブナ林が急な尾根の登りになりやがて1514峰の巻道に着きここで一服する。 ブナの林の入口からずーと黒磯からの女性が一緒に着いてきたよくここまで女の足でこられたなと思った。 途中で沖縄黒糖飴を貰ったので一緒に来た感があったのだがここで別れ先行した。

 尾根を少し行くと今日の目的の1つ御用つつじと行者にんにくの鑑賞だ。 木の鳥居を過ぎ御用つつじ(白やしお)がお出ましだ。 一番良い時期の時のようだ、白やしおの写真を何枚も撮った。 愛子さまのお印の花になり俄かに大人気になった白やしおだ。
 
 その先に少し歩くと行者にんにくが沢山あった、行者にんにくは帰りにして先を急ぐ。 最後の登りの手前の鞍部に向かって一旦下る。 ミヤコザサの笹原の登りになって少しスピードが落ちるが石楠花のピークの頂上の尾根の肩に着く。 平らな尾根の中の木を巻いてちょっと行くと最後の登りになる。 頂上の手前では高原山が大きく見えた、ちょっと歩くとすぐに頂上に出た。
 実に眺めの良い頂上だ。 360゜の周りに遮るものなしである。 頂上で湯を沸かしスープを呑む、一息ついてから写真撮影にうつる。 山名板を付け大佐飛山方面の地図との照合をする。 あれ鹿又岳の手前のカーブの所を歩いている人がいる。 今11:30これからどこへ行くのだろうか。 鹿又岳、大佐飛山、男鹿岳いづれにしても大変である。 がんばってもらいたいいつかは山部もあそこを歩くようになれればと見ていた。 頂上には石の社殿と記名板が新しい、塩原町の有志によるものである。 

 しばらく休んで日留賀岳を後にする、次の比津羅山へ向う。 木の鳥居の前の行者にんにくの所で少し採った。 帰りも御用つつじの木を眺めながら鳥居をくぐる。 ブナ林を下り水場の所に来た地図で見るとここからが高度差がない。 薮に入ると赤テープのあるだらだらの小藪を登り比津羅山の高みに着いた。 しかし三角点がない地図をよく見ると標石は最高点ではなく南側の少し下った所にあった。 藪蚊に閉口しながら山名板を付け写真を撮り下山にかかる。

 勢い余って下りの尾根を2つも右に行き過ぎて、沢に降り対岸に登り直して、獣道を通り修正したがそれでも尾根を一つ違った。 送電線の鉄塔で2つも違った、シラン沢林道に着いたタイムロス20分である。 林道から朝来た送電線鉄塔ほ歩き、そこから小山宅へ植林地の中を戻った。

小山宅で、カブを食べさせてをいただき行者にんにくと熊谷草の事などの話をしました。 帰りにカブをみやげに家路に着いた。
参考ページ 04.09.11鹿又岳NO.274へ   登頂リストへ   表紙へ