田代山 513.4m |
ミツモチ 1248.0m |
西立室 972.7m 東立室 957m |
丸 山 574m |
高原の広がる裾野牛遊ぶ 牧地の上に立室を見る |
 |
 |
【山行日】 2003年 9月 23日(水) |
【地 図】 1/25000図 西那須野、玉生 |
【所在地】 塩原町、矢板市、塩谷町 |
【天 候】 晴 そよ風 視界あり(筑波まで、群馬県境まで確認可能) |
【同行者】 「なな」 |
【コースタイム】
自宅発(5:50)==矢板IC・那須IC(高速)==矢板・泉コンビニ(6:50)==宇都野の登山口(7:10)−−林道分岐(7:30)−−田代山(8:10-8:20)−−宇都野の登山口(8:45)==箒根神社・奥社(9:10)==大間々駐車場(9:30-45)−−やしおコース・大丸(10:05)−−ミツモチ(10:20-50)−−青空コース・剣が峰分岐(11:28)−−釈迦登山口・広場(11:34)−−大間々駐車場(11:40)==土上平放牧場・今回の登山口(13:35)−−東立室(14:05-15)−−オケ沢(14:35)−−西立室(14:50)−−東立室下分岐(15:22)−−石小屋沢の二又(15:30)−−土上平放牧場(15:35-45)==鳥羽の湯の登山口(16:10)−−75,76柱分岐(16:08)−−丸山(16:20-30)−−鳥羽の湯(16:40)==那須IC・矢板IC(高速)==リフレ・風呂(18:00)==自宅(19:30) 歩行時間 5時間 33分
|
【今日のメインは西立室と田代山のリベンジ】
前週に200山を登り残り83山となる。 今回は桝形山、月山の後に挑戦して、まったく違う所に行ってしまった。 田代山に朝一番に真正面から頂上に向う。 台風一過の晴天の高原山南面のミツモチにお弁当を食べに行く。 その後に本日メインの東立室、西立室に挑戦する。 時間があったらおまけの丸山に登ろうと家を出る。
関連ページ 179桝形山
|
田代山境界追いて尾根歩く 薮を抜けると道端に石 |
【田代山】
【コースタイム】
宇都野に駐車・今回の登山口(7:10)−−林道分岐(7:30)−−田代山山頂(8:10-8:20)−−駐車場(8:45) 歩行時間 1時間35分
|
前回は月山の後に上伊佐野の木芽沢の民家の横から、尾根を進み550峰のかなり先まで歩き戻りました。 どこかで右に向かおうと考えている内に矢板市と塩原町の境界をどんどん行ってしまった。 木芽沢の上の尾根をけもの道を歩き、途中鹿の一行と会い戻って来た。 里の人に聞くと唐滝沢の砂防ダムから簡単に行けると言っていたが、今回は東側から真正面に登ろうと考えてきた。 舗装道が右に曲がり左に砂利道が曲がる、T字路の突き当たりに白い家がある。 建設の廃材が置かれている無人の家である。 近くの田んぼのポンプ場もある所の道の端に駐車する。
さっそく山歩きの用意して出発する、白い家の突き当たりの所へ行くと小さな沢があり境界と薮で越えられないので、一旦車に戻りポンプ小屋の所から檜の植林地の中に入る。 50m位行くと地図上の破線の道(踏跡)がありそれに沿って上に歩く。 途中で道は消えるがそのまま進むと突然開墾中畑の開かれた所に出る、その中を少しでもと高みを目指して進む結局その畑の端から端まで横断するように歩く。 そこに林道が来て車しょっちゅう来ている所に出る。 尾根に向っても林道が延びている。 林道から植林管理の作業道に変わり、いよいよ急登を詰めて上を目指す。 最後にちょっと薮があったが田代山頂上に出る、三等三角点が林道の端にあった。 その場所には林道がある所でよく道を探せば車でも来られる所だった。
良く調査すれば道が解ったのであろうが、仕方ない地図を慎重に読めば難しくはない所だ。 帰りは薮の部分を避けて少し林道を下り、途中から尾根に登り返して元来たルートに出て車に戻った。 途中のところに一部赤布マークを帰り外せず残してきてしまった。 この後箒根神社の奥宮によってミツモチに向う。 箒根神社の境内を重機が整地していて、前来た時は静寂の中で杉の大木を見たがうるさくて退散した。 学校平をへて大間々の駐車場まで車で行く、結構時間が掛かった。
|
 |
|
|
【ミツモチ】 |
ミツモチにやしお咲く様思い馳せ イラモミ実踏む木の根張る道 |
【コースタイム】
大間々駐車場(9:30-45)−−やしおコース・大丸(10:05)−−ミツモチ山頂(10:20-50)−−青空コース・剣が峰分岐(11:28)−−釈迦登山口・広場(11:34)−−大間々駐車場(11:40) 所要往復時間 1時間25分
一つ目の田代山は予定通りクリアーした。 ミツモチは前に釈迦ヶ岳の時に時間が有ればと思っていたが、その時はそれどころではなかった。 しかし今日はゆっくりのハイキングだ、こんな山歩きも良いではないか。 やしおコースでまずミツモチを目指して、歩き始めるとすぐに下り一方になる。 丸太の階段と沢の源頭部の所の石畳のヶ所、小沢に掛かる木製の橋が各所にあり整備の行き届いた歩道だ。 途中にある案内板を一つづつ読みながらの歩きである。 コースの名前にも有るがやしおの木が多い、樅の木、ミズナラ、ダテカンバ、この辺にはめずらしいブナの木もある。下草は笹で、ここの笹は背丈の低い笹である。
大丸(おおまる)の笹原で右に上がり程なくで青空コースとの連絡路の道標に着く、ここから登りのないやしおの疎林の中を歩くとミツモチの木製の展望台が見えた。(所要時間35分) 展望台から晴天の展望を楽しむ、ここでコンビニで買った寿司の詰め合わせを食べる。 「なな」は鳥五目のおにぎり1個(田代山のスタートでほていのやきとり缶とDogフードを食べている)と水飲む。 三角点を探すと測量用のこわれた白板を付けた支柱を見つけ周りの笹を分けて写真を撮る。 最近あちこちで栃木の山旅のプラスチックの山名板が見られるようになった。
一つ目の田代山は予定通りクリアーした。 ミツモチは前に釈迦ヶ岳の時に時間が有ればと思っていたが、その時はそれどころではなかった。 しかし今日はゆっくりのハイキングだ、こんな山歩きも良いではないか。 やしおコースでまずミツモチを目指して、歩き始めるとすぐに下り一方になる。 丸太の階段と沢の源頭部の所の石畳のヶ所、小沢に掛かる木製の橋が各所にあり整備の行き届いた歩道だ。 途中にある案内板を一つづつ読みながらの歩きである。 コースの名前にも有るがやしおの木が多い、樅の木、ミズナラ、ダテカンバ、この辺にはめずらしいブナの木もある。下草は笹で、ここの笹は背丈の低い笹である。
大丸(おおまる)の笹原で右に上がり程なくで青空コースとの連絡路の道標に着く、ここから登りのないやしおの疎林の中を歩くとミツモチの木製の展望台が見えた。(所要時間35分) 展望台から晴天の展望を楽しむ、ここでコンビニで買った寿司の詰め合わせを食べる。 「なな」は鳥五目のおにぎり1個(田代山のスタートでほていのやきとり缶とDogフードを食べている)と水飲む。 三角点を探すと測量用のこわれた白板を付けた支柱を見つけ周りの笹を分けて写真を撮る。 最近あちこちで栃木の山旅のプラスチックの山名板が見られるようになった。
|
 |
写真を写していると夫婦連れが来られた。 高原山の各峰の名を聞かれ釈迦ヶ岳、中岳、西平岳と話していると[栃木県]の腕章をつけた監視員らしい人が来たので案内をお願いした。 茨城の人は県庁に勤めているとかで、地元の茨城の峰々をながめていた。 ここで30分ゆっくりしたので戻り道を駐車場に向う。 帰りは青空コースを歩く途中大きい2匹のヤマカガシが道の中央に居り、「なな」が不思議なものでも見るようにしていた。 2匹は左右に道の両側に分かれ道端でこちらを見ている。 別に追った訳でもないのでズートそのままでいる。 カメラで写すもそのままでいた。 そこを過ぎると剣が峰への分岐が表われ笹の道が林の中に向っている。
直ぐに丸太で作ったベンチの沢山ある、釈迦ヶ岳、剣が峰の登山口に着く、ここからの道は工事中で路盤を平に均していた。 (所要時間50分) ここの駐車場からは前黒山と男鹿岳、大佐飛山の峰々、那須の山々が良く見える。 大間々は良い眺めである。
関連ページ 125釈迦ヶ岳、鶏鳥山
|

ミツモチ |

昔の地名・ミツ持は中央に |
|
【東立室、西立室】 |
西立室のすがすがし笹の原 このひと時の為にここ迄 |
【コースタイム】
土上平放牧場・今回の登山口(13:35)−−東立室(14:05-15)−−オケ沢(14:35)−−西立室(14:50)−−東立室下分岐(15:22)−−石小屋沢の二又(15:30)−−土上平放牧場(15:35-45) 歩行時間 2時間 10分
|
ミツモチから荒川ダム湖を過ぎ、東立室、西立室の登り口を探して車を釈迦ヶ岳開拓の部落へ急ぐ。東立室、西立室のルートを釈迦岳林道の途中から右に折れる林道からとルートを決めていたからである。 高原山(西平岳)の山麓が雄大にどっしりと見える、今年の夏は湿度が高くいつも山はすっきりと見えなかったが今日は良く見える。 釈迦ヶ岳開拓のT字路の所には塩谷写真クラブの西平岳登山口の道標が立っていた。 2ヶ所あったが2ヶ所共にT字路を右折する。 放牧地をしばらく走ると釈迦岳林道の石積みとゲートが二重になった所があるが今は工事中で開いていた。 そこを通り過ぎ林道をしばらく行くと地図にある東立室、西立室方面への右分岐の広い所に出る。
今日は工事が休みらしく一台の車にも合わない、途中は狭い道ですれ違いは出来ないのでラッキーだった。 途中は所々鉄板が敷かれ大型の車の通行が覗われる。 右に分岐をして200m位両側のススキを擦りながら走ると沢が有り道の真ん中ぐらいまで路肩流失、タイヤ幅と残った砂利道の幅は同じ位だが安全を取って引き返す。 元来た道を戻った、釈迦ヶ岳開拓の部落で3本100円の大根を買った。 道を戻り下りながら西立室を覗いながら走り、西荒川からは西立室高く聳え急峻に見得る。 少し走ると豊月平牧場があり牛たちが思い思いに草を食んでいる車を止め「なな」に似ている牛に声を掛ける。 口をもぐもぐ動かしながらこちらを見たが直ぐにまた草を噛んでいる。
立室のルートを探し笹原を 釈迦岳林道行ったり来たり |
 |
 |
 |
牧場から次のオケ沢で車を止め道路脇の砂防ダム(小さな水源のような)を見る、そこは水量は少なく沢を上がって行けば良いように思える。 しかし沢の入口が薮で気が重くもっと楽な所を探す事にする。 少し車を進めると高原の道の脇に雨量観測のパンザマストがありその先に白い新しい家がある。 その家の先に東立室が見える、ここからがルートであろうか。 地図で見ると東立室が一番近いのは県営の土上平放牧場だ。 とにかく放牧場に行ってみようと車を進める、放牧場には入れてもらえるだろうか狂牛病以来無理だろうな・・・・。 と思いながら入口に着くとゲートは開いている。 工事に立て看板もあるとにかく入ってみる、道はくねくねと曲がり道が沢に近い所がある。 沢との間に放牧場があり入るのは許可が必要だろうそのままずーと走り管理棟に行き話をするとOKだ。 さっきの所より管理棟のまだ上からの方が釈迦ヶ岳林道からの分岐道と沢の反対側近くに出られそうである。
管理人さんが言うには豊月平牧場から西立室に向う林道が途中まであるそうだ、また高原の白い家から前は東立室に行けたそうだが今は行く人はいないと言っていた。 放牧場の道に駐車をして2枚の山名板を持って出発する。 放牧場では牛が草を食んでいる、牛の側を通って石小屋沢の上の放牧場の柵に来る。 下を見ると笹に覆われた斜面が沢に向って落ちている。 帰りを考え赤布を下の沢から見える所に付けて笹原を下る。 2,3分で下の石小屋沢に下りた。 水はないが雨が降ると一気に水量が増すような感じである、沢は大きな角と取れた石が積み重なって名の通り石で小屋が作れそうな大石だ。 下りた所から下流に100m下ると隣の沢が有りそこで二又になっている、そちらの沢は水が少し流れているその二又の所が東立室の取り付きである。
充実の静かな沢をななと越え 急登の尾根を東立室 |

石小屋沢 |

高原山(西平岳)・西立室から見る |
放牧場から東立室を見るとビークの右のコル状の所が笹で明るく開けて見えた、そこを目標にここの二又がその直ぐ下なのでここを取り付け点とする。 沢から直ぐに急登になるが50m登れば下草のない疎林になる、尾根をそのまま歩くと笹一面の東立室に続く尾根に出る1mくらいの背丈の細い笹で人は歩き易いが「なな」は大変だ。 出発してから30分であっけなく東立室に立つ、一面の青々しい笹原で清々しい三角点の標石はないのでピークは定かでない。 探すとトタンに赤字のKAさんと牛形に東立室を黒書したHAさんの名板が目に入る。
ここから西立室に向う今来た笹原を下るさっき来たところにマークを付け尾根をそのまま進み少し上った小ピークから左(南)の尾根を下る。 そこから笹原をかなり下ると次のオケ沢に下りる。 この沢からは急登で鹿の薄い踏み跡を使いながら尾根に取り付く。 尾根を登ると尾根の北側が開けて高原山(西平岳)が正面に見えどっしりと見える。 裾野の釈迦岳林道が有るらしい所を探しあそこまでこられたら、ここに来るのは別の尾根だったなー・・・と思いながら眺める。 程なく西立室頂上の笹原に到着頂上の長い南北の尾根の踏み跡の縁に三等三角点標石が笹に埋まりあった。 見晴らしは木々の間になるのであきらめ山名板の写真だけ「なな」と写して下山する。 元来た所を笹のやや倒れた跡を追いながら沢を2つ越え土上平放牧場の柵に着く。 ここはどこから登っても見た目よりは踏み跡のない山としては快適な山だった |
 |
 |
 |
|
|
【鳥羽の湯から丸山に】 |
鳥羽ノ湯の見上げる山はこんもりと 送電線のはしる丸山 |
【コースタイム】
鳥羽の湯・巡視路口(16:10)−−75,76柱分岐(16:15)−−丸山(16:23-35)−−鳥羽の湯(16:45)
歩行時間 23分 |
 |
 |
彼岸で昼と夜の長さが同じと言うが、少し陽が短くなったような気がする。 山中の林では薄暗く陽が余り差さない、いつも暗く感じられる。 鳥羽の湯の旧道の橋を渡ると広場がありそこから直登しようと取り付きを探していると、送電線の巡視路の見慣れた案内板がある。 電源開発の沼原線75,76号の巡視路が上がっている、利用しない手はないのでそこを歩く。 道は草ぼうぼうで掻き分けながら高度を上げると、75,76号の分岐がありそこを右の75号の方に登って行く。 どこかで巡視路と別れるだろうと思いながら道をどんどん歩くと荒川ダム上の峰から続く尾根のコルに出た。
コルでは東荒川の流れの沢音が聞こえる、ここから丸山本体にジグザグに登って行く。 いよいよ頂上だと思いよく見ると何と頂上に沼原線75号柱の鉄塔が聳え立っているではないか、結局全てが巡視路を歩いて来たのだ。 ここまで13分あっと言う間に丸山頂上に到着する。 頂上からは時間も遅いのですぐに下る。 今日は予定通り歩けた、鳥羽の湯は日帰り入浴は、無いようなのでそのまま塩谷町を通り家に向う。
|
このページトップへ 登頂リストへ トップページへ |