磯山(いそやま)  51m NO.228-2
秀郷が戦勝願い勧請の 諏訪の社に奉納の額
登頂リスト 201-250へ  トップページへ  山部薮人 04.01.20記
【山行日】     2005年 1月22日(
【地  図】     1/25000図 栃木  地図(磯山)
【所在地】     下都賀郡大平町
【天  候】     晴れ そよ風
【同行者】     なな
【山行履歴】   磯山 04.01.10

【コースタイム】
磯山桜つつみ ふれあい公園(14:20-35)−(3分)−磯山山頂−(3分)−諏訪神社−(3分)−ふれあい公園
【各種情報】    栃木で一番低い山とか?
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ふれあい公園からは山全体が一つの岩に見える

磯山の頂上
【磯山 228-2】
大明神山の帰りに時間もあったので再訪した。 前回は慌しく夕暮れの磯山だったので今回はじっくりと見てきた。 諏訪神社の氏子の方から神社 磯山 頂上の水タンクなどのことをお聞き出来ました。
磯山は前回駐車場探しに苦労した。 今回は永野川に架かる山下橋のたもとを川にそって東に入ると磯山桜つつみ ふれあい公園がある。 公園は磯山と永野川を含めた桜つつみの遊歩道の基点になっている。 トイレもありその利用者が時折駐車場に出入りしていた。 磯山の西側は住宅街南側は諏訪神社の参道で鬱蒼とした森になっている。 氏子の方が「磯山は栃木で一番低い山」と話していました。 公園から見ると手が届きそうな感じです。 公園の所から見る磯山は一つの大きな岩(岩盤)で出来ているように見える。 東側には途中まで階段が設置してある。 20段くらいで東の小ピークにこちらの方が高いかなと思ったが、大岩のある方がやはり高いようだ。 頂上の林を進むとコンクリートの塔のがある、これが大平町に日立製作所栃木工場創業時の水タンクだ。 そばに記念として保存したとの標識がたっていた。

タンクの横に磯山独特の大岩がある8畳間ほどの大きさで小砂利が押し固められたような岩だ。 黒い大岩は他にも数個あり重なっているとても人の力で動かせない大岩だ。 茨城の大洗海岸で見た磯にある岩そのもののように見える。 ここから磯山の名前が付いたのだろう。 大岩の上には簡単に上がれる、北の眺めはよく冬の日光連山がまぶしく見える。 山としての魅力はここまでだろう。

頂上の大岩は下の岩盤と離れ載っている状態

磯の香りがしそうな岩
【諏訪神社】

信濃の国(長野県)一の宮(元官弊大社)諏訪大社が全国五千、一万とも言われる諏訪神社の総本社である。
ここの諏訪神社の御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)をお祭りしてある。
全国に諏訪神社数え切れないほどあって、お諏訪さま・諏訪大明神と親しまれ、古くから信仰には雨や風に関係のある農業の守護神としての信仰が著名である。 また水の信仰が海の守り神となり、古くからある港の近くには必ずと言っても良い程にお諏訪様が祭られて来た。 昔は日本第一大軍神として武家の守護神としても尊ばれた。 

ここの諏訪神社は本殿に額があってかつての大戦を物語っている。 この神社が出来たのは藤原秀郷の勧請によるとされている。(神社の由緒を参照ください。) また農業の守護神として今日に至っているようにも思う。 沢山の祠やしろが点在して神々の山を呈しています。     諏訪大社のホームページ


諏訪神社の由緒

日本第一大軍神の額(日露戦役の頃)
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