明 神 ヶ 岳

みょう     じん      が      だけ

                 明神ヶ岳        撮影地:一ッ石からの尾根

明神ヶ岳は栃木県北西部の栗山村の中心部に位置したところにある。 周りを深い谷に囲まれた山稜で独立峰である。明神ヶ岳三角点のある主峰、北に湯西明神、南に日向明神の三峰からなる。 戦後まもなくまでは、鳥獣の捕獲を業とするマタギの山でもあった。 峰の鞍部( タァ)などではかすみ網による捕鳥が行われていた。 壊れた捕鳥小屋や廃材が今でも見られる。 明確な登山道はなく一部植林などの作業道が下部にあるのみである。 尾根上には当時の踏跡の一部や獣道が見られるが、これも笹薮に埋まっている箇所の方が多い。 また、明神信仰の山でもあり毎年里では例祭が行われている。 人のお訪とづれることの少ない山だが栃木では好きな山である。 

                 ネット上にある最近の記録              敬称略
 2003.12  グループ沢胡桃の沢記録(栗山沢、フリウギ沢)
 2004.07.03  山部 (トッポ沢左岸尾根・金剛ゾネ・ヨガタァ・山頂)
 2005.04.09  山部 (一ッ石・湯西明神・山頂・北尾根・フリウギ林道)
 2005.06.18  山部 (滝倉橋 金剛ゾネ・山頂・日向明神・ミッタァ・*林道峠)
 2006.03.25  しぼれさん (一ッ石・湯西明神・山頂・湯西明神・一ッ石)
参考文献・書籍
参考文献  「奥鬼怒山地・明神ヶ岳研究」現代旅行研究所刊 橋本太郎氏
                                   * 林道 = 前沢稲ヶ沢林道
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