【概要】 |
【山行日】 2004年12月23日(祝) |
【山 域】 篠井富屋(宇都宮) |
【地 図】 地理院 1/2.5万図 大谷 地図(鬼山、兜山) |
【天 候】 晴れ |
【所在地】 栃木県宇都宮市 |
【同行者】 なな |
 |
 |
【今日の山歩き】
栃木の山を全て登頂してから年末の仕事で中々山歩きができない。 今日も夕方から仕事があるが懸案の兜山を歩いてきた。 HPのBBSで兜山の記載が1/2.5万地図では鬼山の所にあるとの事であった。 同じ327mの標高で単純な記載違いのようだがこのままにできない。 昼近くの午前11時過ぎに家を出る、鹿沼ICから宇都宮IC、国道293to119を北上する。 徳次郎の北から大網入口バス停から右折する。 バス停横には黒戸山登山口の道標を見る。
バス停からは篠井富屋連峰が良く見える。 大網の集落から大網道を一旦南へ走り田川の「びしゃもんはし」の所から林道に入る。 左に毘沙門山(270m峰)、右に鬼山に挟まれた道である。 後で知ったが毘沙門山には社があるそうである。 まず前回兜山と思って上った鬼山に。 黒戸山への道標のある分岐点に車を停める。 頂上は直ぐ上に有るのが解っているので今回は西側から頂上を目指す。 植林地と雑木の境を歩く直ぐに大岩が現れる。 そこからは岩交じりの落ち葉の林である。 頂上尾根の北端にここから以前頂上と認識した赤テープの所に到達する。 その手前の木には鬼の顔が書かれたSHCカワスミさんの山名板があった。 やはりここは鬼山なんだ。 尾根の南端の大岩から徳次郎が良く見えたのが思い出され大岩まで行く南側にも岩が見られる。 尾根を中央に戻り山名板「鬼山」新バージョンを設置した。 そのまま上がって来た所を下る。 以前の古テープが落ちている拾いながら車に戻った。 鬼山は90%以上が檜の植林地で西側の一部が雑木林となっている。 頂上は篠竹もあり里山のたたずまいです。
兜山、黒戸山登山口の道標からさらに林道を100m走り一つ目のカーブミラーの所に車を止める。 山頂に向かって踏み跡があるのでここに止める。 ちょっと歩くと作業道があり広い道が高みに向かっている。 檜の植林地になっている、突然頂上部に大岩が林立するのが見える。 おっとと思うほどそれまでの様子から想像出来ない大岩がある。 岩の間に椿の木があり丁度今が見頃である。 椿の前を素通りして北側から岩の間を歩く高館山が正面に見える立木が刈られている。 頂上の所の檜が少し切られて広くなっている。 ここに鬼山の山名板が付いていた。 西の岩の上からは半蔵山、古賀志山が見える。 日光の山並みも良く見えた。 椿の木が頂上にもありその前の木に山名板を付ける。 ここが兜山である。 戻りは椿の木の横から下る。 一度歩いているとあっけなく頂上に来られるものである。
下山してから大網の兜山の西麓の方にお聞きする。 西から兜山の側を送電線が走る。 その北側に兜山まで道があるそうである。 この山が兜山とはっきり言っていた。 この山は民有地であるとの事で大網地区に属しているとか。 鬼山は大網地区の山ではないと言う、南の上横田町なのかも知れないとの事であった。 地図の鬼山の西263m峰の南270m峰が毘沙門山で大網町の山との事で社があり大網で守っているとの事だった。
今回歩いて兜山と鬼山はセットで歩きたい山で、鬼山、兜山は里山への軽いハイキングに良い山と思います。 兜山は踏み跡は明瞭で景色も良い所です。 鬼山は道のない里山への入門の山で地図と地形を照合しながら歩く練習に良い山と思います。 迷わないように充分注意して安全な準備と山歩きに慣れている方と歩かれると良いでしょう。 篠井富屋連峰は冬の里山歩きにはいつも快い所と思っています。 |

鬼山・山名板(カワスミ) |

左:兜山 右:鬼山 |

兜山 |

兜山・山頂の椿 |
【コース】
国道119号大網入口バス停を入る。(道標がある。) 大網道を南下する、田川のびしゃもん橋から大網第2林道を上がり中徳次郎〜黒戸山道標から兜山(後に鬼山)へ==大網第2林道カーブミラーから作業道があり兜山へ
*兜山は、国土地理院の地図にある兜山は誤記でそこは鬼山とのことでした。2004.12.21に知りました。
詳しくは2004.12.23再度現地を歩いてきました。地元の方に確認してきました。 関連ページ:No284鬼山
関連ページ 02.01.20の兜山
【歩行タイム】
歩行時間 鬼山 山頂まで登り10分 兜山 山頂まで登り5分
|