大明神山 (だいみょうじんやま)274.0m NO.289  
小野寺の東山道の旅人と 里を見守る大明神山
馬不入山 (うまいらずやま)  345.2m NO.023-2
晃石山 (てるいしさん)    419.1m NO.017-3
【山行日】 2005年 1月22日(土) 【天 候】  晴れ 冷たい北西の風が終日
【山 域】 栃木(晃石山) 【所在地】 栃木県岩舟町
【地 図】 国土地理院 1/2.5万図 栃木
      地図(清水寺・桜峠・晃石山)
      地図(大明神山・長坂峠・馬不入山)
【同行者】 なな

【関連ページ】 晃石山

【コースタイム】
清水寺駐車場(20分)−桜峠−(45分)−馬不入山−(10分)−長坂峠−(25分)−大明神山−(15分)−長坂峠・昼食−(20分)−馬不入山−(20分)−桜峠−(15分)−岩舟町三角点−(20分)−晃石山−(2分)−晃石神社−(20分)−清水寺駐車場 ( 山部の歩行タイムは、巻末にあります)

頂上の山名板

堂々とした四等標石

【清水寺、桜峠】
昨日リンク先のホームページを見ていたら、馬不入山の西に大明神山があることがわかった。 明日は別件で疲れたくなかったがそこに未踏の栃木の山があると知ればそのままに出来ない。 自宅を10時過ぎに出る最近我が友「なな」が太り気味で同行となる。 走りながらコースを思案する、大明神山だけ麓から往復なら簡単だからどうするか迷う。 馬不入山から尾根をつないで行くのが良いようなのでそりなら晃石山も一緒につなごうとなった。 ルートを考えると便利な清水寺から尾根に上がるコースと決めた。

車はぶどう団地の中を走り清水寺の駐車場に着いた。 すでに駐車場はいっぱいのようで要約端のスペースに止めた。 人気の山なのだろう安直に来られる山なのかな。 仕度をして桜峠に向う、山陰で陽射がないので道端は霜柱が見られる。 途中の階段の所がコンクリートの段になっていた。 切り通しの所をが幾分広く大きくなったような気がする。 桜峠近くなって要約体がが動きだしてきた、少し汗ばんできた頭に被ったタオルを外してぬぐう。 峠で男性に会った晃石山方面から下ってきた、「こんにちはもう下るのですか」と聞く。 今年初めてで疲れたからもう帰るとの事で、けっこう人は出てると言っていた。 桜峠は桧の植林に覆われて陽が指さず寒い所なので誰もいない。

桜峠から馬不入山に向う、尾根の途中から東側に派生する尾根を調べながら歩く。 どの支尾根にも明瞭な踏み跡がありビニルテープがマークして有った。 ここの尾根は麓の集落、道にも近くそれ程危ない岩場もないので下りられそうである。 しかしこのような山ではあまりルートを付けない方が良いのでは。(ハイキングで来られる方が入り込む危険があるので)) 何人かの人と行き会うほど無く馬不入山に到着する。 馬不入山の手前の道から外れたピークへよっていたら話声が聞こえ後から来た幸手のご婦人に追いつかれる。 「なな」をおとなしく訓練したのですかと言われちょっとうれしくなる。 「なな」はたとえ放しても呼び戻しはできる、なにより人に吠えない、突然手で撫ぜても嫌がらないので安全だ。 咬まない、吠えない、飛びつかないを教えてある。

【馬不入山】
久しぶりに馬不入山に以前の山名板は無くなっていた。 尾根を形どった山名板(&H.T作)のみがあった。 冬場は木々の葉がなく周りが良く見える、富士山の方角の木が払われて良く見えた。 それと今回向う馬不入山の北尾根が刈払われて明瞭な道になっている。 以前は薄い踏み跡だったようにあまり意識にない。 ここで一服する次々に先着の方二人から僅かの時間に10人近くになった。 浅間山の白さが僅かに赤城袈裟丸は雲に隠れている、足尾の赤倉山大平山の白さが目立った男体山は木々の間から見える。 目指す大明神山が西の方に見える歩く尾根も見え、あまり時間が掛からないように思える。


道標

日光の山並み

【長坂峠、大明神山】
馬不入山からの尾根は下り一方で途中少し水平に歩くが10分で長坂峠にでる。 途中に真新しい案内標識が多数ある、設置日が[2005.2]になっているので我が隊のため予定を早めて設置いただいたと勝手に感謝している次第です。 峠には小さな碑があるが文字は判読は出来なかった。 麓の三谷(みや)と広戸集落の間のこの道が車の通れる以前にあった碑のようで往時が偲ばれます。 峠から西側の尾根を登り少し下って上ると道は南西に向って下る。 この下りで走って下った時に地図を落とす直ぐきずき事無きをえる。 2,3ピークを上がり下りすると[三谷・岩舟駅]と書かれた道標の所に大明神山の頂上は直ぐ上にあるようだ。 岩舟駅1:30の書き込みがあった。

大明神山からの眺めは最高、特に北側と西側は木々が払われている。 四等の標石だがどっしりとした風格を持っている、今まで見たものでは四等では一番である。 頂上までの尾根の下に岩舟ゴルフ場が見えていた、一度だけ岩舟ゴルフ場でプレーした事があったが山部向きではなかった。 ゴルフ場から見上げていた山は大明神山だったのだ。 その時は西の尖った明瞭な諏訪岳が印象に残っていたが、ここからの諏訪岳は東北高速道路を含め小野寺が鳥瞰できる。 お昼だが北からの風が吹きつける所なのでここでは水とスナック菓子で陽だまりを探してから昼食とする。 ここの山名板は途中の案内板と作者は同じようである、裏書きは[2005.2 ST]となっていた。  楽しい歩きができました、STさんありがとうございます。

頂上から峠まで一気に下る。 実は一旦三谷に下って170m・255mを通って馬不入山に戻ろうと考えていた。 頂上で戻ろうと下る時間のメモを地図に書こうとすると無い。 これで元来た道をピストンする事となった。 峠から上がった小ピークの陽だまりで昼食のサンドイッチとかりんとうを食べる。 馬不入山の手前の尾根で下って来る方と会う。 その時「なな」先行その方と挨拶その方から「山部さんですか」「はい」「ホームページ見ています」「ありがとうございます」短い会話だった。 「なな」とのコンビなので解ったのだろうか。 その方も大明神山に向うそうである。 馬不入山の標石の所は昼時とあってにぎやかでバーナーで湯を沸かしている。 これが楽しいのだろう山部はバーナーを使う時は泊まりの時だけなので違和感がした。 しかし実に楽しそうである、会話も弾んでいた。
 

馬不入山

尾根の感じが良い山名板

【馬不入山、桜峠、晃石山、清水寺】
馬不入山から桜峠へ向う下りが主なので峠まではすんなり歩いた。 このまま下るには時間があるので晃石山へ向う桜峠は両山の中間点で晃石山まで30分であろう。 峠からの最初の急登は段が作られ歩き易くなった。 途中のピーク手前の岩舟町図根三角点の写真を撮るので寄り道をする。 晃石山にも馬不入山と作者が同じ山名板があった。 奥社の横の木にステンの線でつけてあった。 この他梵字の山名板もあった。 デカイ一等三角点標石の寸法を見るのでペットボトルを置いて写真を撮る。 親子連れが頂上にやって来た、写真を撮り合って楽しげである。 我が家にも子供と遊びに行った時期があった。 その頃が懐かしく思う山部の子供は孫二人でもうおじいさんになってしまった。 どおりで最近息が上がるのが早いかなー。 頂上を親子に譲って神社に下りる。 境内に少しすると尾根の両方向から人が来て7,8人になった。 ご夫婦で来られた方と少し話をして清水寺へ下った。 駐車場にはまだ車は半数残っていた。 今日の大明神山が完了した。

晃石山の標石の大きさは

晃石山頂
【マイタイム】
自宅発(10:00) = 清水寺駐車場(10:20) − 桜峠(10:35-40) − 馬不入山1(11:05-20) − 長坂峠(11:30) −  大明神山(11:55-12:05) − 長坂峠・昼食(12:20-30) − 馬不入山(12:50-13:00) − 桜峠(13:20) − 岩舟町  三角点(13:35) − 晃石山(13:55-14:18) − 晃石神社(14:20-30) − 清水寺駐車場(14:50)
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