米 山 よねやま  86m NO.314
 米山は暮らしの証数多く 小高き丘は里を見守る
この山には神社、墓地、薬師石仏、稲荷神社がある。
【山行日】 2005年 2月 20日(日) 【天 候】  曇り
【山 域】 栃木 【所在地】 栃木県栃木市吹上町
【地 図】 国土地理院 1/2.5万図 下野大柿
       地図(米 山)
【同行者】    なな
【関連ページ】 越塚山  05.02.11
【コースタイム】
高速トンネル先・長宮神社鳥居前−( 10分 )−米山山頂−( 2分 )−米山薬師−( 5分 )−鳥居前
所要時間    20分 (休憩時間を除く)


【米山】

米山山頂の馬頭尊

快適な林
今日は足も痛いし帰ろうと思いつつ下見を兼ねて、都賀町「つがの里」へ行く。 観音山を見てきた、その後東北高速の側道を栃木インターへ向っていた。 赤津川の橋を何度か渡りいよいよ高速道路をくぐってインターへという所でこんもりとした山がある。 吹上町のお寺に行くのに最短なのでいつも通っていた道である。 散歩している方にあの山に名前を尋ねると、「米山と呼んでいる。」との事だった。 短時間で頂上に行けそうなので痛い足を引きずって行く事とする。 神社の鳥居の所に車をとめる。 地図を見ると南の神社からがゆるりと歩けそうで鳥居をくぐって石段を上がる。 神社は長宮神社という石碑が建っている、米山神社かと思ったが間違いであった。 ご祭神は解りません、本殿横には雷電神社、天満宮、高〇神社、稲荷神社、八幡神社が祀ってぃある。 社は中腹にあり本殿の裏に回り込み植林地を少し行くと墓地が見える。 寂しそうなので避けて高みを目指して藪の中に、東西に延びた小尾根は露岩が少し見られる。 ほぼ尾根の中央に馬○尊がありここがピークのようだ。 いつもながら可愛がっていた愛馬を戦役で供出時の思いを感じいります。 また当時の農業の動力源としての役割は相当のものだったと思います。 尾根を東に歩くが見通しは無い、代わりに高速道の騒音だけが大きくなっていく。 頂上を後にしてやや下ると墓地が見える所にくる。 墓地が見えるということは道が別にあるのならそちらを歩こうと墓地に行く。 古そうな墓地は上段は塩田家、下段には関口家と整然として掃除も行き届いている。 年代の地蔵だろうか観音様であろうか、皆それぞれの敷地内にある。 一基だけ上段の塩田家の墓地の中央にお薬師様の石仏がある。 良く見ると光背に「奉本○○村米山薬師」と彫られている。 それでここの山は米山と言うのだなと思った。 墓地の石段を下る途中で稲荷社が見える。 下に着くと稲荷社の石の大きい鳥居があり、現在の石の社とは釣り合いが取れないと感じた。 昔の信仰心の高さに頭が下がります。 

長宮神社

米山薬師が刻まれていた
歩行タイム】
高速トンネル先・中神社鳥居前( 13:35)−米山山頂( 13:45 )−米山薬師( 13:52 )−鳥居前( 13:58 )

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