勝山城址 NO.333
                          栃木の山283+の+部分を探査中、今回は勝山(かつ山)を歩いた。結論は山ではなく地名でした。飛山城址は復元されていました。 
【山行日】 2006年 02月 14日 (火) 【天 候】  晴れ 日中春うらら
【山 域】 さくら市、鬼怒川東岸 【所在地】 さくら市氏家
【地 図】 1/2.5万図地理院(宝積寺 北東)
       地図(勝山)
【同伴者】 息子と二人
【関連ページ】

    近くの似たような「飛山」はこちら

【勝 山】
さくら市の勝山の城址はその案内板によると「崖端城」(がいたんじょう:断崖を利用して築かれた城)です。勝山城址は鬼怒川の段丘の迫り出した先端に作られている。城址の所で鬼怒川と草川が合流し深い淵に侵食されている。この地形を利用して城を作ったのが勝山城です。鬼怒川の左岸(川は下流を見て左、右です。)は段丘になっていて鬼怒川下流の飛山城址とまったく同じ感じでした。
宇都宮城の東の守り飛山城ならば、勝山城は北の守りで戦国時代には那須氏との間で戦がありました。堅牢な城で落城することはなかったようです。その後秀吉の命により飛山城とともに廃城になりました。

勝山城址には三角点はない、今回は山歩きというよりは城址見学のハイキング気分である。本丸を囲む土手から空堀へ急な斜面を下ってみたが急な斜面である。堀の幅があると空堀でも簡単には攻め入りるのは至難であると考えられる。結構楽しめたしかし山歩きの雰囲気はないように思った。旧国道4号線からも近く側を通ることがあったら寄られると良い。

城址の全体図

勝山城址そばに長屋門がある

北の土塁の林

空堀

釜ヶ淵の北側は

鬼怒川の崖の上は桜堤になっていた

深い堀

建設省の杭が鬼怒川の崖の上にあった