【山行日】 2008年11月8日(土) |
【天 候】 曇り、冷たい北風が吹く |
【山 域】 奥日光・中禅寺湖地区 |
【所在地】 栃木県日光市大字日光 奥日光国有林 |
【点のデータ】 (地点名) 菖蒲山
(等級) 四等三角点 (標高) 1419.93m
(設置・埋標)昭和 43年 7月 8日・金属標 101457
(緯度) 36°45′09.18″
(経度)139°26′39.24″
|
【地 図】 国土地理院 1/2.5万地形図 (中禅寺湖)
地図(菖蒲山三角点・赤岩・菖蒲ヶ浜周辺) 【同行者】 単独 |
|
 |
菖蒲山三角点金属標 101457
|
【菖蒲山(しょうぶやま)】
山名「菖蒲山」は、点の記による。 菖蒲山の名は菖蒲ヶ浜の側にあるからだろうか、三角点名に山名が記されていても必ずしもその山を指しているとは限らないのであろう。 周辺に同じ山名があると厄介になるがここは問題なさそうである。 標高 1419.93mだが比較的奥日光では低山である。麓の中禅寺プリンスホテルからは標高差140mですぐ手の届くところにある。
|
中禅寺湖周遊道が湖岸にあるが、千手ヶ浜への道は中禅寺プリンスホテルスキー場ゲレンデを登り突き当たりの峠を下って「とちのきのある浜キャンプ場」に出るのが以前からの道であった。 しかし、最近は主は湖岸周遊道となり峠道は歩く人は少ない。 今回は古道となった峠へ向った、ゲレンデに真っ直ぐな鹿道があり峠下に到着した。 ここから九十九の古道と鹿道が交錯しているが往きは古道を選んで峠へ立つ。 錆びた空缶が落ちていたが歩く人は少ないようである。 終始鹿の甲高い警戒の声が尾根に響き歓迎されていないようである。 峠から1410m峰にまず立ってから転換して三角点峰へ向う、1410m峰の中禅寺湖側が赤岩である。
時間があれば以前の地図には破線が見られるので落ち葉を踏んで古道歩きも楽しそうだ、しかし中禅寺湖の周囲は岩峰で登渉には危険があり避けたい。 1410m峰から尾根をたどって歩くと、下にスキー場とそれに沿った電線が見える。 尾根を小動物が横切った、少し進むとキジが樹間に飛び去った。 尾根は良く踏まれたように草や薮はない、大木があるが朽ちた根が残っている。 直ぐに三角点標はピークから少し下がった所にポールが見えて直ぐに分った。 三角点金属標をカメラに収めてた時に落し物に気づき元来た道を戻る事にした。

菖蒲山三角点峰(中央が赤岩)と背後は男体山 (撮影 千手ヶ浜)
歩き始めたのが夕刻だったので、慌ただしく歩いた、峠から高山への尾根をたどってみたい。 地形図を見ると途中に何やら複雑な岩場がありそうなので見たい。
|

峠から菖蒲ヶ浜を見る
|
【コースタイム】 15:30 - 16:10
菖蒲ヶ浜(中禅寺プリンスホテル)−( 10分)−峠尾根−( 5分)−1410m峰−( 5分)−菖蒲山・三角点1419.93m峰−( 10分)−峠−( 10分)−菖蒲ヶ浜
【ご注意】
この菖蒲山三角点峰、手前の1410m峰の尾根は赤岩や中禅寺湖岸の急峻な岩場があり危険ですので下らないようにしたい。 付近の岩はもろく落石が発生しやすく、下部に周遊路がありますので特に注意が必要です。
|