【山行日】 2008年11月15日(土) |
【天 候】 晴れ、冷たい北風が吹く、午後 |
【山 域】 奥日光・中禅寺湖地区 |
【所在地】 栃木県日光市大字日光 奥日光国有林 |
【点のデータ】 (地点名) 阿世潟山
(等級) 四等三角点 (標高) 1514.91m
(設置・埋標)昭和 43年 7月 7日・金属標 101459
(緯度) 36°43′57.01″
(経度)139°27′22.74″
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【地 図】 国土地理院 1/2.5万地形図 (中禅寺湖)
地図(阿世潟山三角点・松ヶ崎、大日崎、上野島周辺) 【同行者】 単独 |
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阿世潟山三角点金属標 101459
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【阿世潟山(あぜがたやま)】
山名「阿世潟山」は、点の記による。 阿世潟山の名は阿世潟がルート上にあるからだろうか。 この山は社山(しゃざん)の尾根である、正確には社山から中禅寺湖への北東尾根上にある。 尾根は延びて先でいくつかに分れる、上野島、大日崎、松ヶ崎などとなって湖へ突き出ている。 中禅寺湖岸から標高差約200mで三角点金属標埋まっている。
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この阿世潟山へは、立木観音前に駐車してここからスタートします。 中禅寺湖周回道があるここを歩く、まず阿世潟へ向って歩き出す。 道は僅かな上下はあってもほぼ水平道である。 中禅寺湖の湖岸をなぞるように歩く、狸窪(むじなくぼ)までは車道である、ゲートを過ぎると小鳥のさえずりと波の音を聞きながら快適である。 雪を踏んで歩いた事もあった、妻と散策に阿世潟まで帰りに元イタリア大使館別荘に寄ったことも思いながら歩いた。 社山の分岐の阿世潟に着いた、一緒に歩いた社山への方とここで分れる。

松ヶ崎にあった祠
更に湖岸を、上野島、大日崎、そして松ヶ崎まで歩いた。 いよいよここから尾根に取り付く、最初大岩があるが葉の落ちた尾根からは湖の上にどっしりとした男体山が大きく快い。 落ち葉を踏んで尾根を上がる、途中にシャクナゲがあるが問題にはならない。 松ヶ崎から歩いたのは、以前歩かれた鹿沼のKさんから大日崎の尾根はシャクナゲが待ち受けているとの情報による。 標高差200mでも歩く距離は約1キロである。 程なくピークに着いた、明るい長い尾根である。 一角にシャクナゲがありそこに測量のポールが数本立っていた、Kさんからは『三角点標が見つからなかった』とのことであった。
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尾根から見る男体山
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地形図とにらめっこ、やはりこの辺にあることに間違いはない。 今回は奥の手を持参した、アルミ合金棒である、付近の地面をずぶずぶと刺して回る。 ガチとの感触、足で落ち葉を払うと岩が出てきた、保護石かとよく見るとグラグラする。 見当をつけてずぶずぶまたガチと手ごたえを感じる、保護石四個とそれを固めた四角なコンクリート塊、ここは金属標である。 落ち葉を払うと見えたラッキー今日の滑り出しは上場である。
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【コースタイム】 7:15 - 13:20 途中で標石探査で時間を使う
立木観音駐車場−( 25分)−狸原・半月峠分岐−( 20分)−阿世潟・社山分岐−( 30分)−上野島の対岸−( 15分)−大日崎−( 20分)−松ヶ崎−( 50分)−三角点金属標(10分)探索−( 30分)−松ヶ崎−( 15分)−大日崎−(1 5分)−上野島の対岸−( 35分)−阿世潟・社山分岐−( 15分)−寺ヶ崎の基部・宮標石確認−( 20分)−元イタリア大使館記念公園−( 5分)−立木観音駐車場
【ご注意】
中禅寺湖周回道は5,6人の方とすれ違ったが快適なお奨め道だ、しかし足を滑らしたり転落などの注意も必要な
道です。
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