晃石山(一等三角点)419.1m NO.017 |
【山行日】 2001年 06月 10日(日) | ||
【地 図】 国土地理院 「栃木」 1/2.5万図 | ||
【所在地】 栃木市 大平町 岩舟町 | ||
【天 候】 快晴 | ||
【同行者】 単独+「なな」犬 | ||
【関係ページ】 大平山のページ | ||
【登頂履歴】 05.01.22 |
【コースタイム】 |
自宅発(9:00) = 清水寺・駐車場(9:25-35) − 晃石神社(10:25) − 晃石山・一等三角点標石(10:30-35)
− アンテナ峰(10:55) − 富士浅間神社・大平山山頂(11:10) − 晃石神社(11:35)
− 395峰[岩舟町三角点標](12:03) − 清水寺・駐車場(12:40) = 自宅(13:10) 今日の歩行時間 約3時間ちょっと |
![]() 一等三角点標石 |
【晃石山(てるいしさん)の一等三角点】 |
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設置は関八州大三角測量の時、関東で初めて設置されたものです。 |
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ここの標石は特別な三角点標石で一辺が21cmである日本一大きな一等三角点標石ではないだろうか。 晃石山の三角点は明治初期に、内務省地理寮(局)が大三角測量を実施し、東北南部から近畿にわたる大三角測量網を設計しました。 明治17年に陸軍に引き継がれるまで、内務省地理寮・地理局時代に設置、観測した三角点は全国で約50点あるといわれています。 その多くは後に陸軍の一等三角点に引き継がれたと言われています。 設置されたおおよそのポイントは大三角網図と、陸地測量部時代の「点の記」で確認できます。 簡単な記載はあるものの、詳しいことはわかっていません。 現在の晃石山の標石は明治13年に明らかに現在の一等三角点付近に設置されたとみられているが、現在の標石は明治35年に改埋されているので初期の標石は亡失している。 |
![]() 大平山山頂の富士浅間神社 |
![]() 案内板 |
大平山の山頂には富士浅間神社があります。 大平山神社は山頂から尾根を東に10分下った所にあります。 大平山から西に進むとアンテナのある312峰があります。ここには謙信平からアンテナの峰に点検道路があります。 大平山を見上げる南面に今昔物語、雨月物語の「青頭巾」で有名な大中寺があります。 大中寺の「なな不思議」は、愛犬「なな」にも通じる所があります。 |
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![]() 晃石神社 |
![]() 案内板 |
晃石神社は三角点から直ぐ下にあります。お昼の時は人が溢れていました。 | |
【帰り道】 |
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今日の趣旨に反して道のある所ばかりであった。このまま清水寺へ下りるのも味気ないので桜峠へ回ることにしました。 神社から峠に向うと395峰の境界の杭が×印でなくちょ>印でした。 周りを見回すと岩舟町の地籍図根三角点がありました。 赤白のポールがありGPS測量を行ったようです。 ここが大平町のと境で岩舟町東端のようです。 | |
![]() 地籍図根三角点 |
ここの395峰から桜峠までは急な坂を下れば直ぐですが、よく見るとわずかな踏み跡が下に下っていましたので迷うことなく下りていきました。すると清水寺の展望台の所に出ました。回りの松の木が大きくなって視界がありませんでした。みかも山、岩舟山、馬不入山、晃石山、大平山は山部の地元の15分で行ける山々でこれからも楽しみにしています。 |
帰り道ぶどう団地の道がガス管埋設工事で、交互通行で待ち時間に地図を見ていたら何と道の反対側に中山(149m)がありました。 大平町の向堀と中山の中間の位置で1/25万地図にあります。送電線も近くを通っており126峰から尾根を伝えば10分と思われます。絹ヶ岳が消えた分穴埋めが近くの山で出来そうです。 |
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【雪の後の山々】 04.12.30 |
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![]() 大平山 04.12.30 |
![]() 晃石山 04.12.30 |