宿堂坊山 1968.0m |
2077m峰「界甲二八八」 |
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| 【山行日】 ２００９年 ９月 ２１日（月・祝） |
【所在地】 日光市 群馬県境 |
| 【地 図】 1/25000図 白根山 地形図、こちら>> |
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| 【天 候】 快晴 |
【同行者】 単独 |
| 【コースタイム】 |
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| 戦場ヶ原赤沼バス停発(4:30)＝＝小田代ヶ原バス停（4:40）−−西ノ湖入口バス停（5:20-45）−−柳沢川渡渉点・壊れた橋(6:30)−−赤岩滝入口・尾根取付(7:00)−(林道は歩かず)−林道終点(8:20)−−２０７７峰(10:00)−(界標調査)−三林班沢の頭(11:30)−−ネギトのコル祠(12:40)−−宿堂坊山(13:00-15)−−西ノ湖吊橋（14:40）−−千手ヶ浜バス停（15:00）＝＝赤沼着(15:35) |
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【赤沼出発＝＝西の湖入口バス停 〜 柳沢川渡渉点 〜 赤岩滝入口】
高速道料金が上限1000円になって夏休みは奥日光も混雑しましたからでもないが少し早い4時15分に赤沼到着。 バスが待っていた運転手さんがまだ時間あるからどうぞの言葉に急いで準備し飛び乗った。 １時間(予定は5:30発)の余裕が出来たのである、しかし小田代が原バス停で焦った４：３０発はここ止まりであった。 99.99%がカメラマンで山歩きは私だけだった。 そのまま戻って5:30発に乗る選択もあったがランプを出して暗き道を歩きだした。
西ノ湖入口バス停に5:20に着いたのでバスより早く着いたが小腹が空いたので小休止した。 バス停を出発すると5:30発の
バスが到着した、３，４人が降りて後を歩いてくる、追いつくかなと思っていたら西ノ湖方面へ行ってしまった。 今日一日一人ぼっちの山歩きになるようだ。 林道歩きが始まった慣れた柳沢林道で歩きやすい、千手山下、山神の鳥居、大岳取り付きと進み約１時間で柳沢川の渡渉点に着く、水が少なく飛び石を一個だけで渡れた。 赤岩滝への道は明瞭な道標と踏跡があって難なく赤岩滝への沢渡渉点に到着した。
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西ノ湖バス停 |
壊れた木橋 |
道標・赤岩滝と尾根入口 |
崩落の林道終点 |
【赤岩滝分岐から所謂、山部ルートで林道終点 〜 ２０７７峰】
柳沢川に沿った尾根は地形図での確認もし易く沢に沿って尾根を登ればよい、今回歩いて見るとその後多くの方の利用がうかがえて安心した。 踏跡も付きテープも増えたが渡渉点からの林道は崩落が激しく歩くには危険だなのでこのルートを薦めたい。 時間も短縮できるので錫ヶ岳への最短ルートとして利用されたい。 この尾根は一部尾根にシャクナゲ薮があるが巻道があるので薮無しで歩ける。
快晴である、林道終点に着いたいつもここに来ると大自然の中に一人ぼっちと思う、周りを尾根に囲われその尾根も遠くポツンとした感じである。 水を一飲みして出発だ、２０７７峰までは少し深い笹原の通過があるが下からなら地形図通りに歩けるので問題はない。 このルートは４回歩いているので地形図は出していないが尾根をたどって２０７７峰の下に着いた。 このルートは錫ヶ岳へのルートとして歩かれるので２０７７峰と錫方面の鞍部に進む。 道標が相変わらず沢山付いている、ここまで必要か疑問は残るが初めて歩かれる方には仕方ないか。 でも地形図と景色にも目をやってほしいものだ。 ただマークを拾いながら歩くだけなら他でも良いのではないか。 鞍部にザックを置いて鞍部周辺の界標を探索するが探しだせなかった。
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柳沢川源流左岸尾根（山部ルート）からの中禅寺湖 |
林道終点から錫ヶ岳を見る |
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県境尾根（栃木側）・2077峰の東尾根 |
県境尾根（群馬側）・2077峰 |
【界標調査 ２０７７峰 〜 三林班沢の頭 〜 ネギト祠 〜 宿堂坊山】
２０７７峰に界標が有ることは以前から知っていた、ここではデータと標石撮影だ。 県境尾根はいつも雄大で紅葉も見られすばらしい。 今日この尾根ではじめて人（福島か新潟訛りの方）に会ったそれが人に会った最後であった、声を掛けたが急いでいるようで錫に足早に歩いていかれた。 携帯（ドコモ）は尾根は以前から利用可能であったが、今回何度か利用可能地域を確認した。 柳沢川などの沢、川筋は利用できない、山部ルートの尾根では175m付近から利用できる。
２０７７峰ピークと南斜面の道に界標があった。 秋色に染まりつつの県境を宿堂坊山へ向う、概ねあまりきつい登りの無い尾根歩きは快適である。 道を歩けず尾根筋の笹を分けながらありそうな所をごそごそと歩く、やっとめぐり合えた界標は「界甲 」、刻字を見て今までの長い区間なのにこの刻字と言う事はどう言うことなのか。 三林班沢の頭に界標があるのはわかっているのでここもデータ取りながら一服する。 前回ここに来た時は「三林班沢の頭」の山名板がありこのピークを意識したがその板はなかった。
三林班沢の頭から宿堂坊山へ尾根を少し足早に歩く、やや笹が深いネギト沢の鞍部に着た。 少し界標探しが疎かになった、前に見た界標を見落とし次に持ち越した。 宿堂坊山下・ネギト沢の鞍部から一気に宿堂坊山に笹原を直登した。 やはり少し急ぎ過ぎた、気持ちが最終バスの時刻を意識しすぎた。 まだ13:00なのになぜ時間に気がとらわれたか未だに信じられない、この山周辺にあと少し時間を取ればよかったと反省だ。
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三林班沢の頭の界標 |
笹を刈り祠を撮る |
【宿堂坊山 〜 西ノ湖・千手ヶ浜 ＝＝ 赤沼】
宿堂坊山の御料局三角点標石が以前は木に寄りかかっていたが今回は自立していた。 この山に来る度山名板の位置と数が変わっている、山部３Ｄは前回に亡失していたが他のものが有ったのでもう３Ｄの設置は考えていない。 山頂下の笹の平地はテント場に向いている山頂陰で風も直接当らない、宿堂坊とは山頂なのか下の鞍部なのか、修験者の草宿にどちらも適地であったろう。
帰りのルートは何処にしようかと考えた。 一升瓶の柳沢林道へ向うか、西ノ湖の北尾根から吊橋へ向うか、宿堂坊山を後にした。 この尾根の以前の印象は、苔生した倒木をいくつも乗り越えて登り下りをした思いであったが、今回は乾燥した下草も少ない高速道路のように感じられた。 テープも新旧が見られた、西ノ湖への尾根は地図読みＢ級で尾根途中から斜面を下り尾根に乗るのだ。 斜面の何処で下るかが最大の見極めとなる、以前ノラさんとSatoさんと歩いた時のタイミングは抜群であった。 今回その感じは出せたと思う西ノ湖北尾根は一本尾根で明瞭、時間を見ると14:00を少し過ぎた時間である、急に気持ちに余裕が出てパンをかじり水を飲み一服した。
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西ノ湖北尾根
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 尾根と吊橋の間
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西ノ湖の柳沢川の吊橋で女性二人を追い越して千手ヶ浜バス停へ向う。 低公害のハイブリットバスバス停の少し手前で抜いていった。 発車時間に間に合ったがバス停では、桐生１００キロを一緒に歩いたＯさんとお会いした。 今朝西ノ湖入口バス停から西ノ湖へ向ったのは自分達ちとのことだった、西ノ湖〜宿堂坊山〜三俣山〜黒檜岳を周回してきたと言っていた。 バスの中から赤沼まで話をしていたのであっという間に赤沼着いた。
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