若見山 1126m NO.217 新湯富士 1182.1m NO.218 |
12月14日は、田代山、若見山、新湯の富士山の3山歩いた。 |
![]() ![]() 更新 05/10/18記 |
【山行日】 2003年 12月14日(日) |
【地 図】 1/25000図 塩原 |
【所在地】 那須塩原市 |
【天 候】 快晴 風少々 風花有り 気温約4゜C |
【同行者】 TAさん、RKAさん |
【コースタイム】 |
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自宅出発(6:40)==鹿沼IC(7:07)==西那須野IC(7:28)==関谷コンビニ(7:37)==上三依駅(8:03-13)−−田代山頂・三角点標(9:08-22)−−上三依駅(9:45-50)==国道400号線・スノーシェルター傍、巡視路・塩原線18号(10:00-10)−−塩原線18号鉄塔(11:05-15)−−巡視路17号分岐(11:28)−−若見山頂(11:45-13:00)−−17号鉄塔(13:12)−−国道400号線・小滝・清水沢橋(13:50)−−国道400号線・スノーシェルター傍、巡視路・塩原線18号(14:05)==小滝・清水沢橋(14:13)==新湯・温泉神社(14:35)−−新湯富士山頂(15:15-35)−−三角点標石のある所(15:37-50)−−新湯・温泉神社(16:20)==西那須野IC==栃木IC==新栃木駅(17:48)==自宅帰着(18:08) 今日の歩行時間 約5時間40分(田代山1時間30分、若見山3時間、新湯富士1時間10分・除く休憩) |
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【田代山・若見山】 | |
![]() 田代山の標石 |
![]() 仮の山名板 |
今日は先週に続いてTOさんと高根沢のTAさんとの尾頭の尾根近くの山歩きである。栃木の山を歩き始めてだんだん北にやって来る。先週は雪の中の歩きであったがまだまだ歩けそうなので今週もまたここにやって来た。上三依駅で全員集合である。山部はTOさんの到着前に1山済ませようと、上三依駅近くの田代山を歩いた。9時50分駅にて集合した。 ここから塩原のスノーシェードの巡視路へ向う。TAさんは山部の息子と同じ年代である。山に向うとなると気持ちは同じで山の同輩である、挨拶と握手これから一日を一緒に歩く。 関連ページ 白倉山03.11.02 三依山03.11.24 田代山03.12.14 |
安直な巡視路使いゆっくりと 仰ぐ青空白雲が行く 03.12.14 若見山にて |
![]() 山頂にて |
![]() こんな所に出てきました。 |
上三依駅から尾頭トンネルに差し掛かるとダイクラ沢の所に四駆のジムニーが停まっていた。どなたであろう今日の尾頭峠は良い山歩きが出来るだろう。トンネルを潜るとすぐにスノーシェルターのある手前の巡視路塩原線18号の黄色いポールの所に2台の車はすべりこんだ。いよいよ今日のメインの若見山の歩き始めである。さっそく歩き出し約30分歩いて、植林地を抜けて高原山を見て一服する。あれ忘れた若見山の山名板、車に忘れてきた。いいかと言ったらTOさんがダメダメとの事、急ぎ車に取りに戻る。ザックを置いて駆け下る、ザックを置いて空身だったので19分で往復してデポ地点に戻る。他の人に先に行ってもらったので上の18号送電鉄塔のところで15分くらい待っていていただいた。鉄塔の所で写真を写して山頂に向う。下の巡視路のポールの案内板に1170m35分と書いてあった。 鉄塔からひと登りして尾根を下ると、17号柱の巡視路が下に若見山山頂を巻くように右に下っている。その分岐から左の林へ入る。林の中は落ち葉に隠れた踏み跡を拾いながら歩く。いよいよ頂上が確認できる上りの根の張った所に来ると左の岩が崩れ大きなガレ場を呈している。そこのブナの根のすごさはその木だけでマングローブを見るようである。分岐から17分で頂上部に着く。ここには三角点は無いが山名板が二枚あった。ちょうど12時なのでここで昼の宴である。約1時間久しぶりにバーナーを使い、おでんとラーメンで体を暖めた。TOさんのサラダがおいしい、山の食事は裏腹でおいしいものは重い。最近は山部は簡単にすましている。今日は宴にふさわしい豪華だった。 午後1時下り始める、昼食の時風花が舞って風が少し出て来た。頂上部からの歩き出しは落ち葉で踏み跡は無い南の縁に沿って広い尾根を下った。傾斜が緩み平たな尾根歩きなると直ぐに先端にある17号の鉄塔に着き、鉄塔の下を潜りその先の檜の植林地の中の道をツヅラ折れて歩く。植林地が切れた所から尾根を真直ぐに下る。すると巡視路に出た。これを2度繰り返し尾根の先端に着くと16号への巡視路と合流する。そこから反対側へ尾根を越えると急な階段になる。上を見上げると水道のタンクが尾根の上にあった。下ると石の階段がありそのそばに黄色のポールがあった。もちろん16号への表示がある。 |
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別荘地内の舗装道路を歩く最短で車に戻るにはショートカットをすることになり、茨の薄い薮を通り下の道路に出る。そこからまた杉の植林地に入り林地の作業道を使って国道400号の上塩原小滝の清水沢橋に着いた。予定通りの時間に下りて来られた。ここからザックを置いて、スノーシェルターの先の巡視路の所に車を取りにいく。小滝に車で戻りザックを車に乗せた。 | |
【富士山(新湯富士)】 |
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1/2.5万分地図では富士山(1184.1m)となっている。富士山は県内ではこのほかにも富士山は多い。この近くにも須巻富士がある。アスナロとネズコのある山頂の山名板の所は新湯富士山頂で1180mだ。 |
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![]() ネズコの森の標識 |
上塩原から元湯を通り新湯の温泉街に到着する。交通整理の方に聞き白樺荘の前の温泉神社前広場に止めた。自然研究路の案内板を見て、ここから新湯富士に向って出発する。風も出て少し寒くなってきた、ここは山影で神社の石段が凍っている。石段の途中から左に行き少し歩くとど道標があり左に進むと爆裂火口跡の上部の見晴らし台に出る。火口跡では湯の花取りの小屋がある、また何ヶ所かでガス(白煙)が上り風で流されて行く。ここから笹の中を霜でぬかる自然研究路をしばらく歩くと気持ちの良い林の中を歩くことになる。ホウノキ、ハリギリ、ハウチハカエデ、ブナ、ウラジロモミ、ブナ、ミズナラ、カラマツなどがある。 オシダが落ち葉のなかに日陰にまとまってある。倒木には苔が付き人の手が入らない原始の森を思わせる所もある。前峰を巻いて新湯富士本峰との盆地状の所では工事が行われていた。そこから岩の積み重なっている道をしばらく歩くとアスナロ、ネズコの大木のある新湯富士山頂(1180M)の大きい山名板がありそこで三人で記念写真を写した。ここでは樹林の中で展望はない。三角点の標石を手分けして探したが見つけられず、大沼側の小ピークに赤白のポールが有ったがそれは地籍調査の杭のみだった。 アスナロの原生林は暗く時間も遅いので三角点を諦めて下山に掛かる。2,3分歩いた所に小さい杭があり上って来た時は見落とした杭でよく見ると新湯富士・三角点、100mの文字を確認する。さっき上ってきて巻いて通ったピークがそれらしい。三人で駆け上がりピークに行くとポールと三角点標石である。ここが富士山(1184.1m)である、周りを見るとここが最高点と思われる。さっきのアスナロ、ネズコの大木の有るピークは新湯富士山山頂と言うことでよいだろうか。標石のあるピークは上空が開けて航空測量の条件が揃っていた、周りの倒木は苔でおおわれている。原生林の中の三角点だ。 ここからは上がって来た道を戻った、同行のTAさんTOさんのご協力で今日一日でこの時期、地域で3山を踏めたラッキーと言えよう。 |