【山行日】 2004年 9月 25日 (土) |

明神ヶ岳を見る(126号鉄塔) |
【山 域】 栗山・湯西川周辺 |
【地 図】 1/2.5万図地理院(五十里湖)
地図(高土山) |
【天 候】 曇り、時折陽が射す、明け方は雨 |
【所在地】 栗山村 |
【同行者】 単独 |
【関連ページ】 明神ヶ岳 (2004.07.03) |
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【コースのタイム】 アクセス・全行程
自宅発(5:05)==鹿沼IC===(東北道・日光宇都宮道)===今市IC==鬼怒川==五十里湖==西川・赤下==下郷線126号巡視路入口(6:58)−−下郷線126号鉄塔(7:32-38)−−北西尾根・林道横断(7:46)−−赤下からの尾根合流点(8:31)−−高土山1128m(8:58-9:15)−−赤下からの尾根分岐−−−−北西尾根・林道横断(9:42)−−下郷線126号鉄塔(9:45-50)−−巡視路入口(10:05-10)==鬼怒川==今市IC(10:55)==大沢IC(10:59)=(日光宇都宮道・東北道)===鹿沼IC(11:13)==自宅着(11:45)
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巡視路ポール・下郷線126号 |

下郷線126号・塩原線の鉄塔 |
【高土山】 |
栗山の最後の山となった、この地域に来るたびに車を止めて様子を見た。 県道から頂上までの距離は短いのでどんな薮があっても突破するぞと意気込んで臨んだ。 それに尾根の途中までは巡視路があるので時間がない時でも大丈夫だろうと今日の歩く山にした。 私事であるが息子が「NHKのど自慢」の予選にでる。 その応援に午後からあるのでお昼までに帰ると言って家を出た。
実は今日はノラさんと天気が良かったら一緒に歩こうと漠然と計画していた。 しかし天気が悪いので無理かな取れと息子の件で無理と思っていた。 山部だけでも少し早めに出てとノラさんには5時スタート宣言さすがにノラさんの家からは遠い所であえなくNGになった。
ノラさんからマゴリ沢ルートの話を聞いていたが、確実な巡視路ルートとした。 計画は薮を考慮して5時スタートであったが家を出たのが5時になった。 現地スタート7時は切った、巡視路の階段を上がり始めた。 尾根は右は杉の植林地左は自然林、巡視路には山栗がたくさん落ちている。 食べた栗の殻が落ちていた、山の獣たちの大事な食料である拾ったら罰当たりである。 巡視路は上がったり水平路になったりで快適な道である。 鉄塔の手前に127号への分岐の道がマゴリ沢の方へ下っている。 上に上がると下郷線126号・塩原線の送電鉄塔が聳えている。 そこは尾根の上で北に横瀬山、北西に高瀬山が一部ガスを被っているがどっしりと座っている。 栗山地区の盟主明神ヶ岳が長い尾根を北に長く延ばしている。 盟主にはガスがまとわり付いている。
鉄塔からいよいよ薮へと勇んで歩くと少し踏跡がついている。 先に明るい所が見える岩の重なりがありそこを越えると林道があった。 尾根のカーブの所でマゴリ沢の方から道が上がって来ている。 この道は県道から少し入った所に鉄製の格子の戸がある道なのだろうか、地図にあるマゴリ沢の所の林道なのかは不明である。 林道の所には丸太で作った梯子がありロープが2本あった。 尾根に上がると踏跡は続いている。 この道は植林の管理と獣の共同利用の道のようだ。 直ぐに道と分かれて尾根を歩く獣道が付いている。 疎らな笹を進むと傾斜が緩むそして傾斜が少し付く所々に濃い所もあるが問題になるほどの所はない。 林道の上からの植林は桧に変わるが植林が消えると次の斜面が現れてそれを過ぎるとちょっと平らになる。
ここで赤下からの尾根を合わせる。 ここからは薮が少し濃くなるが獣道がうまく付いている。 程なく頂上の到着する。 ここには境界の杭、「一五 栃木県」がある2m離れた所に塩ビの杭が一本あった。 またコンビニの赤飯おにぎりの透明の包みがあるシールを見ると04.8.21の製造日の記載があった。 1ヶ月前にもここに来たのであろう、高土山がメジャーな山でもあるまいし全山歩きが流行っているのであろうか。 眺望はないここの先に1208m峰
1220m峰(三角点峰)が見える。 少しこの先行って見ると一旦下降して薮も続くようである。 今日はここまでである残念もう時間はないので下らなくてはならない。 |

山名板 |

ピークにある杭・「一五 栃木県」 |
【下山】 |
今日はここまでである残念もう時間はないので下らなくてはならない。 元来た時に付いた踏跡を追ってどんどん下る。 下りはじめて5分あれおかしいぞと思い急停止無理せず一旦マークまで戻る。 少し上がって見ると赤下への尾根に下ったようだ。 良く見ると立ち木を交わすところで違った後は違いなく歩く。 途中の枯れた枝にきのこがびっしりと付いていた美しいのでカメラに収める。 植林地も現れ程なく林道に下りる梯子に到着する。 ここまで山頂から30分弱、鉄塔にも直ぐに着く天気はどんどん回復していた。 横瀬山高瀬山の空に掛かっていた雲が取れていた。 後は巡視路を滑らないようにそして早足で下った。 巡視路の黄色いポールを見て県道に出る車に戻った。 |

きのこが枯れ枝にびっしりと有った |

山栗が沢山落ちていた |
これ以上はない速さで家に戻った、シャワーを浴びてNHKのど自慢会場の西方町に向かった。
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