男抱山(おだきやま) 338m NO.299
富士山
(ふじやま)    330m NO.300
(富士山は「西峰」(男抱山は双耳峰)と山頂の岩に書いてありました。)

悲恋の語り継れた男抱山 双耳の岩は木枯らしに冷え
国道293号からわずかで楽しめるベストピークの岩峰は最高でした。
【山行日】 2005年 2月 6日(日) 【天 候】  晴
【山 域】 宇都宮 【所在地】 栃木県宇都宮市
【地 図】 国土地理院 1/2.5万図  大谷
      地図(男抱山)
【同行者】 なな
【関連ページ】 御止山(大谷観音)

【ルート・コースタイム
国道293号線・墓地側空地 ( 5分)−分岐点( 2分)−金毘羅様鳥居−( 10分)石祠( 5分)−男抱山 ( 10分)−富士山(西峰)( 10分)−分岐点−( 5分 )−駐車地
この日のコース所要合計タイム 50分 

男抱山

富士山・西峰
【男抱山】
登山口に木のプレートが遠慮がちにぶら下がっている。 国道293号際にお墓があって前に空地がある、数台の車が止まっていた。 歩いていの人がいる様だ。 手前に林道、里道があるので間違われないように。 登山道はお墓に沿っての道で思ったより広い、直ぐに植林地の中へゆっくりと入っていく。 小さな尾根が切り通しになっていて過ぎると小沢に沿って進む。 ものの5分で男抱山と富士山との分岐点に着く、ご夫婦連れの戻られる方とすれ違い挨拶をして分かれた。 直ぐに金毘羅様の額が端に置かれた鳥居をくぐる。 いよいよここからが山歩き一部九十九に歩くと石祠が祀ってある。 その前にどっかと座ってスケッチを描かれている方が居られた。 見上げれば前にモニュメント岩が見える、上る足に力が入る。 モニュメントの岩を叩いて前の岩に手を掛ける。 「なな」は先に上って行った、上から早く来いと言いたげに見下ろしている。 頂上に上がる岩の重なった心地よい山頂だ。 先に上がられた方が居られ岩の上に立たれて遠望している。 三角点標石は岩と岩の空間の真ん中に埋められていた。 今日は眺望が利く半蔵山と篠井連峰の間に高原山が白く美しい姿が見える。 360度の展望があり宇都宮市街地の先には筑波山も見え、西峰(富士山)の先に鞍掛山、古賀志の峰が見える。 下には国道、日光宇都宮道路が見え、今歩いてきた尾根や林を鳥瞰出来てルートを振りかえられた。 このような素晴らしい山へ短時間で頂上に立てるとは考えもしなかった。 四季を通じてのハイキングには最高の所だ。

男抱山を見る(富士山より)

富士山を見る(男抱山頂より)
【富士山】
男抱山を東峰とすれば西峰が富士山である。 双耳峰の男抱山はやや馬蹄形で間に沢があるが規模は小さい。 東峰から一旦鞍部へ降りて岩尾根をひと登りすれば西峰、富士山に立つ。 ここも岩のある頂上で360度の眺望である。 ここの方が東峰より僅か低そうである。 後から来た宇都宮の方と宇都宮カントリークラブの祠の話などした。 男抱山で長居したのでここは僅かな時間で下山に掛かった。  お先に下りますと言って踏み跡のある東南尾根を下った。 雑木の尾根から杉の植林に変わり小沢の丸太を束ねた橋を渡り分岐に着いた。 するとさっきの宇都宮の方が居るではないか、東峰との鞍部から沢筋に下ってきたらしい。 分岐からは後について「なな」と時々後を振り返りながら杉林の中を車に戻った。

モニュメントの岩

高原山
【忘備・マイタイム】
国道293号線・墓地空地 ( 14:15)−分岐点( 14:21)−鳥居( 14:23)石祠( 14:32)−男抱山 ( 14:36-15:06)−富士山(西峰)( 15:25-30)−分岐点( 15:40 )−駐車地( 15:45)
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