栃木の山283 TOP こちら>> INDEX-1 こちら>> 2011-report-26 こちら>> report-28 こちら>>
|

□一等「154号」(角型) 『 水準點 一五四号 』
静岡県浜松市北区三ケ日町駒場字時野 姫街道 (2011.11.20)
(6.9584m) (浜松市北区三ケ日町駒場字時野、姫街道旧道の北側草地) 1885=M18年3月21日設置(奈佐栄) 角型標石・地上(上面舗装)・保護石4・標示板あり 角型標石は21.5cm角・ 地上高11cm・ 番号を掘って確認。 標石の角に小さな欠損がある。
* みかん畑横を通りゆっくりと上る坂が旧姫街道だ。草に隠れていた標石は、稲刈りの済んだ田をバックに眺めの良いロケーションである。 *
|
|

□一等「154号ー1」(面取型) 『 水準點 一五四号ノ一』
静岡県浜松市北区三ケ日町宇志 姫街道 (2011.11.20)
(12.6769m) (浜松市北区三ケ日町宇志、姫街道旧道沿い高札場跡向い蜜柑畑下) 1900=M33年12月17日設置 標石・地上(上面舗装なし)・保護石0・標示板あり 標石は21.5cm角で欠損無し、 地上高は前47cm・後34cmの長身。 刻字は全てがよく見える ・白い苔が付着している。
* 旧宇志村高札場跡傍・蜜柑畑で拓本を採っていたら、みかん畑の所有者が通りかかり会話をした、保存をお願いする * 付近の地形図は、こちら>>
|
|

△電子基準点「三ケ日 : 93103号」 『 三ケ日 NO.93103 』
静岡県浜松市北区三ケ日町三ケ日上ノ山 三ケ日西小 (2011.11.20)
(27.60m) (浜松市北区三ケ日町三ケ日字上ノ山、三ケ日西小学校の東端・百葉箱脇) 1994=H6年3月設置 高さ1mほどの金網フェンスに囲まれている。* 人形劇祭、次郎柿 * 付近の地形図は、こちら>>
|
|

□一等「155号」(角型) 『 水準點 一五五号 』
静岡県浜松市北区三ケ日町釣 姫街道 (2011.11.20)
(13.9534m) (浜松市北区三ケ日町釣、三ケ日高校南西の三叉路・松井宅の北西角) 1885=M18年3月13日設置(奈佐栄) 角型標石・地上(上面舗装なし)・保護石0・標示板あり 角型標石は21.5cm角・ 地上高26cmの長身で刻字が全て見える。 標石に白い苔が付着している。 球分が磨り減ってしまっている。
|
|

□一等「156号」(角型) 『 水準點 一五六号 』
静岡県浜松市三ケ日町本坂南山 旧姫街道 (2011.11.20)
(131.9510m) (浜松市北区三ケ日町本坂字南山、姫街道旧道坂道の北側) 1885=M18年3月22日設置(奈佐栄) 角型標石・地上(上面舗装)・保護石3・標示板あり 角型標石は21.5cm角・ 地上高13cm・ 番号刻字は全てを確認。 保護石は前の石が無くて左右と後ろだけ。 苔生した標石が落ち葉と土に埋もれかけているのを掘り出して整備した。
|
我が国の水準測量初期の標石で、水準点標石『一五六号』である。 形状は角型で一等三角点と同じ大きさをイメージされたい。 しかし、上面の水準点の半球分と三角点の+の違いはある。 初期の水準点標石のその後上面の角を削り曲面取り標石となった。 角型水準点標石設置間隔は約4キロメートル毎に設置された。 その後設置間隔が2キロメートル毎に変更になり、旧標石間に新標石を埋石し2キロ間隔となった。
標石の彫刻文字は流麗な書体となっている。 裏面に一連番号が彫刻してある。 前書の通り4キロ間隔に設置した間に追加設置したので、追加標石は一連番号は崩れ追加番号となった。 写真の「一五六号」と「一五七号」の間の番号は「一五六号ノ一」というように番号に「、、、ノ一」や「、、、ノ二」と番号が付加された。
|
【水準点と三角点標石の違い】 水準点標石(角型・面取り型)と三角点標石(一等〜三等)との違いは、@形状の違い、水準点は上面に半球分の突起がある、三角点標石は、+の彫刻がある。 A水準点標石には、一連番号が彫刻されている。 三角点標石(一等〜三等)には番号はない。 その後の四等三角点(標石・金属標)には番号彫刻(刻字)あり位置(固有)番号がある。
角型水準点を栃木県では見ていない。
姫街道・本坂峠付近の地形図は、こちら>> |
|

□一等「156号ー2」(金属標) 『 No.156−2 』
静岡県浜松市三ケ日町本坂 旧姫街道 (2011.11.20)
(272.0003m) (浜松市北区三ケ日町本坂字本坂、旧国道362号線本坂隧道の東口南路肩) 1976=S51年9月設置 金属標・地上(上面舗装79cm)・保護石4・標示板あり 煉瓦積の本坂隧道東口の姫街道脇にある金属標 。 金属標は土管の上に設置 * 旧道本坂峠(隋道)近傍・東口南路肩 *
付近の地形図は、こちら>> |
|

□一等「156号ー1」(面取形) 『 水準點 一五六号ノ一 』
愛知県豊橋市嵩山町北山 姫街道 (2011.11.20)
(193.8670m) (豊橋市嵩山町字北山、本坂峠西方の姫街道旧道坂道の南側) 1900=M33年12月18日設置 標石・地上(上面舗装約120cm)・保護石4・標示板あり 標石は21.5cm角・ 地上高18cm で欠損無し・ 苔生している。 刻字の全てを確認(一五六号二) 木立ちの中の旧道脇で大きな保護石に囲まれている上級品。
* 旧道本坂峠茶屋場跡・山道 M33.12.18設置 上級品*
|
|

□一等「156号−3」(金属標) 『 No.156−3 』
愛知県豊橋市嵩山町浅間下 姫街道 (2011.11.20)
(168.7577m) (豊橋市嵩山町字浅間下、本坂峠西方の旧国道362号線=姫街道北側路肩) 1976=S51年9月設置 金属標・地上(上面舗装78cm)・保護石4・標示板あり 姫街道の旧道入口にある金属標で全体が苔生している 。 金属標は土管の上に設置。 * 地下埋標 本坂峠西方の旧国道362号線=北側路肩 *
|
|

□一等「158号」(角型・地下) 『 (彫刻確認出来ず) 』
愛知県豊橋市石巻町中岡 姫街道 (2011.11.20)
(13.4418m) (豊橋市石巻本町字中岡、国道362号小倉橋バス停東の北側歩道) 1885=M18年4月3日設置(奈佐栄) 角型標石・地下(43cm径水準点鉄蓋)・標示板あり 角型標石は21.5cm角 ・刻字は見えない。 後面の左角が欠損している。 (注:S51年の点の記では、民家敷地内の道路際にあって地上埋標。 道路を拡張したためその位置が歩道になったものと思われる。)
付近の地形図は、こちら>>
|
|

□一等「159号」(角型) 『 水準 (番号未) 』
愛知県豊川市豊川町波通 姫街道 (2011.11.20)
(12.3344m) (豊川市豊川町波通、姫街道の飯田線踏切り東方の小林宅玄関脇) 1949=S24年7月移転 角型標石・地上(上面舗装)・保護石4・標示板なし 暗闇の中で保護石に囲まれた明治18年の角型標石が見事。 角型標石はほとんど欠損がなく、刻字は「水準」まで見える。 ☆まだ暗い早朝の時間でもあり、後面の番号は確認できなかった。 (武田氏情報)
|
|
栃木の山283 TOP こちら>> INDEX-1 こちら>> 2011-report-26 こちら>> report-28 こちら>> |