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2012年-report-51.

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水準標 球分 『 内務省 』  (内務省 BM No.30 ・ )
栃木県さくら市押上 水神社 (2012.01.15)

神社の茂みの隠れていた、「内務省」標石が見つかった。 
今までに見た標石で最大は、「原三角測點」や「一級水準点の交点」「基準水準点」標石はあるがその標石と同じような大きさに見えた。 計測すると一辺250mm角の最大型・球分ありの標石であった。 

標石が大きいので球分は小さく見える。 傷のない美品標石で設置当時の完成度も高い、最近作ったような滑らかな表面仕上げだ。 上面の縁の面取りも丁寧で均一である。 「よい仕事」の似合う標石に出会った。





水準標 球分 『 内務省 』  (内務省 BMNo.30 ・ )
栃木県さくら市押上 水神社 (2012.01.15)





水準標 球分 『 内務省 』  (内務省 BMNo.30 ・ )
栃木県さくら市押上 水神社 (2012.01.15)

刻字は「内務省」「B.M.No.30」の標石から、栃木県北部でも政府の直轄事業が行われていたのが解る。 それにしても同様の標石での一番大型だろう。 詳細は後日の調査とした。   設置場所は、こちら>>





JR新幹線 基準標 『 基準標 』 ( 工 + 基準標 )
栃木県塩谷郡塩谷町肘内 JR東 新蒲須坂変圧ポスト (2012.01.15)



 

 

JR新幹線 基準標 『 基準標 』 ( 工 + 基準標 )
栃木県塩谷郡塩谷町肘内 JR新幹線高架下 (2012.01.15)

新幹線高架橋下に黄色にペイントされた金属標ある。 上部から150mmに黄ペイントだ、台石200mm角の大型である。 金属標基準標は、75mmで「工 + 基準標」の刻字、コンクリート柱の側面には「工」がある。 道路や荒川を越える橋脚基部に多数ある。 それぞれの工区毎に設置され、現在も定期的な構造の点検に利用されているようだ。






金属標 『 水準標 』 ( + BM−58 ) ( + BM−71 )
栃木県塩谷郡塩谷町大久保 地内道路傍 (2012.01.15)





金属標 『 水準標 』 ( + BM−58 ) ( + BM−71 )
栃木県塩谷郡塩谷町肘内 地内道路傍 (2012.01.15)

塩谷町肘内、大久保地内の道路傍に設置してあった。 以前から同じ金属標は見ていた。 台石120mm角、金属標は40mmで中央が球分のように盛り上がっている、中央に十が刻字されている。





量水標 『 量水基標 』 (量水基標 栃木縣 大正四年 蒲須坂 ・ )
栃木県さくら市蒲須坂 三嶋神社  (2012.01.15)





量水標 『 量水基標 』 (量水基標 栃木縣 大正四年 蒲須坂 ・ )
栃木県さくら市蒲須坂 三嶋神社  (2012.01.15)

国道4号線さくら市と矢板市の境を流れる荒川に架かる荒川橋の上流側の台地に三嶋神社がある。 荒川を見下ろす神社裏に写真の「量水基標」がある。 刻字面高さは330mm、180mm角の大型標石、上面には大きめの球分(W65H30)がある。 周囲の面には、 (量水基標 栃木縣 大正四年 蒲須坂 )の刻字が拓本により確認できた。 写真や触診では「大正四年 蒲須坂」が解らなかったが今回解明出来た。

量水基標標石はその河川のポイントに設置され数は少ない。 事前の情報があれば探索も容易であるが感だけが頼りでここまで来たが、標石探しも暗中模索が続きそうである。

設置場所は、こちら>>





水準標 球分 『 農林省 』 (農林省 B.M.13 ・ )
塩谷町大久保 星宮神社 (2012.01.15)





水準標 球分 『 農林省 』 (農林省 B.M.13 ・ )
塩谷町大久保 星宮神社 (2012.01.15)





水準標 球分 『 農林省 B.M.13 』
栃木県塩谷郡塩谷町大久保 星宮神社  (2012.01.15)

このBM標石はすでに確認済だが今回詳細な調査をした。 刻字は「農林省」「B.M.13」である。 標石基部はコンクリートで縁から220mmを固めてあった。 表土の厚さは60mm前後である。
標石寸法は、155×155mm、基部からの高さ190mmが刻字面 球分の高さは15mm、巾42mmだ。

写真(1)、背景は羽黒山である。 羽黒山と標石の間に鬼怒川がある。 その治水工事のための基標であろうか。   設置場所は、こちら>>



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