野鳥 青面金剛 愛犬なな 桐生100` 




2012年-report-53.

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国境石 『大日本帝国 境界 天第四号 明治三十九年』
旧樺太(現サハリン) 写真出典:靖国会館図書室蔵書
 
絵画やレプリカの写真を見た事はあったが、はっきりした写真3枚を見た。 参拝の後当時の測量機器掲載書籍を求めて、同会館を訪問閲覧させていただいた。 閉館時間が迫り一部だけだったが成果はあった。






□東京-塩竃間高低測量 『一石橋迷子知るへ石』
東京都中央区八重洲 一石橋際(外堀通り)

台風の被害にあった一石橋の「迷子知るへ石」の金網の柵、2011.10.08に確認した時は、復旧工事中であった。 今回再訪門しました。 ななんと周囲の様子は一変し周りは芝生と小砂利、隣の空き地はベンチのあるスペースになっていた。 今までは訪問しても写真は超広角レンズでもなければ全体撮影は無理だった。 余りの様変わりに仰天でした。 昨年の台風でも石標は無傷で一安心です。 今後はこの石碑を大切にしていきましょう。

一石橋の住所は、千代田区でなく中央区八重洲のようだ、隣の呉服橋があるが今は交差点である。 外堀通りの名のごとくお濠(堀)りを埋めて道路としたためである。 区界もお濠りに沿っていたので一石橋付近が微妙に通りに沿っていないようだ。






鋳物界標 『 鋳物(東京都) 』
東京・中央区八重洲 外堀通り (2012.01.26)


外堀通りで見た東京都マーク入りの金属界標である。 建物傍の縁石にこの界標はある。 縁石を削って界標を設置したのか、界標より後に作った縁石を設置したのかいずれにしても建物所有者は厚顔の方だろう。 私は周囲のにも沢山ある鋳物界標が先に思えるが、いかに。






金属標 JR基準点 『 工 + 基準点 』
東京・千代田区 JR常盤橋架道橋 (2012.01.26)


常盤橋通りとJR線が交差所が常盤橋架道橋である。 「工 基準点」金属標が3点あったので記録した。 写真の点横に「基4」表示あり。





□東京府下几号水準点 『 竹橋 』
東京・千代田区 皇居 竹橋 (2012.01.26)


靖国神社から九段坂を下り、お濠(堀)に沿って内堀通りを歩き程なく竹橋に着く。 竹橋を渡り北の丸公園・内堀に沿って真っ直ぐ進むと一番町方面に出られる。 竹橋を渡った直ぐの所に竹橋の案内がある。 その横に石垣がある、石垣と山茶花の生垣の境に几号が見られる。 石垣は二段だがズレが生じているが心配はないようだ。 この時期は写真のように几号彫刻に山茶花の花びらを添えた絵が見れる。






□東京府下几号高低測量 『 靖国神社灯篭台石 』
靖国神社 東京・千代田区九段北 (2012.01.26)


地下鉄「竹橋駅」を下車し九段坂を上ってくると、大きな鳥居が目に入る。 長いアプローチの両側に沢山の石燈籠が並ぶ壮観である。 以前見た陸軍省で作った「靖国神社敷地図」のアプローチ部分であることが浮かんだ。 靖国神社の前身は招魂社の頃の彩色図だ。

府下几号高低測量彫刻であるが、神門を入り左手にある青銅燈籠台石基部角にある。青銅燈籠は内務省警視局が西南の役に出兵した、警視局員の戦死者を慰霊するため寄進されたもの。






□東京府下几号水準点 『 田安門 』  再訪
東京・千代田区 皇居 田安門 (2012.01.26)


写真のこれが「銃弾打ち込み几号」である詳細は定かではない。 多くの皇居(江戸城)の門は二重に門があり曲局(枡形)し敵の侵入を防ぐ構造になっている。 田安門の外門右下にある。






工部省標石 『工部省 天守台近傍 』  再訪
東京・千代田区 皇居 天守台 (2012.01.26)


日本の測量の創世期の標石が皇居天守台にある。 何度も見ているが標石上面の「×」線が良く見えたので撮影した。 桜の枝の隙間からとなったが開花した桜と共に標石があったらもっと絵になるのではなかろうか。






三等△ 『 本丸 』  再訪
東京・千代田区 皇居 天守台 (2012.01.26)


石垣に掘り込められている、柵があるので近づけない、蓋石が載っている。






□東京府下几号高低測量 『 天守台石 』  再訪
東京・千代田区 皇居 天守台 (2012.01.26)


さすがに見学者は少ない。 天守台の大きな花崗岩が重なった台石、北東角に几号「不」が彫刻してある。 几号の標記であるが、「不」について適当な漢字無いので似ている「不」をあてたのだろう。 その字から"ふ号"と読み発音している向きもある。 しかし、本来は「不」ではない「三脚の上に板」を置いた図案なのだ。 それならこのページでの几号の表記は刻字ではなく彫刻に変更した。







□東京府下几号水準点 『 大手門 』  再訪
東京・千代田区 皇居 大手門 (2012.01.26)


雪の残る皇居の几号刻字を散策しながら見てまいりました。 大手門周辺は工事中でした。 大手門の几号を見るには工事の影響はありません。 それよりも寒い日でした。 



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