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2012年-report-76.

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鬼怒川改修工事 内務省基標 『 不 BM NO.28 内務省 鬼怒川 ・ 』 】









鬼怒川改修工事 内務省基標 『 不 BM NO.28 ・ 内務省 鬼怒川 』 鬼怒川左岸
栃木県宇都宮市板戸町 智賀都神社 (2012.04.07)


No.26を確認し次ぎの基標はNo.27であるが、すでに確認できているNO.30との間には2基あるので割り振りを考えながら車を走らす。 満美穴町の三祖神社、段丘中腹のうがや神社を確認したが無い。 板戸町の智賀都神社に着いた。 ありました基標、予想より手前でした。

NO.28基標は基部を少し見せ大きな傷はない、しかし上面に接着剤が付いていた。 基標探索は神社訪問から始まる、心洗われる清々しい社の木立は新たな意欲を与えてくれる。



鬼怒川改修工事 内務省基標 『 不 BM NO.27 内務省 鬼怒川 ・ 』 】






鬼怒川改修工事 内務省基標 『 不 BM NO.27 ・ 内務省 鬼怒川 』 鬼怒川左岸
栃木県宇都宮市道場宿町 今宮神社 (2012.04.07)


幾つかの基標を確認し経験を積むと予測が付いてくる。 飛山城址をどう見るかである、しかしまず周辺の神社訪問だろう飛山城址入口付近の高尾神社は無かった。 飛山城址は以前何度も訪問しているので再度となると草の根一本見逃さない事になるので今回はパスした。 この先に古からの鬼怒川左岸の宿場である道場宿町がある。 NO.26からの距離的にもこの辺の社と見当をつけていた。 道場宿町の郵便局先にある今宮神社を目指した。 同社は河岸段丘の麓にあった。 社は段丘の中腹にある、河岸段丘は鬼怒川周辺の丘を長い時を越えて削り取った崖である。 今ではすっかり町屋となっている宿場も古には鬼怒川はこの丘まで流れで削っていたのである。 
鳥居が見えてきた、探索眼で見ていると直ぐに基標が目に入った。 予想通りを喜びワクワク感から至福の時を直ぐに迎えた。 頭の一部と球分だけが見えていた。 規定通りの寸法である。



鬼怒川改修工事 内務省基標 『 (不 BM NO.26 内務省) 鬼怒(川) ・ 』 】









内務省基標 『 (不 BM NO.26 内務省) 鬼怒(川) ・ 』 鬼怒川左岸 宇賀神社
栃木県宇都宮市桑島町上 宇賀神社 (2012.04.07)

宇都宮市上桑島町の堤防上を探索、釣堀付近に神社の森を見る。 釣堀の駐車場に車を止めて神社内を探索する。 社の額には、「御大典 宇賀神社 昭和三年」があり社名は解った。 参道周辺や祠の周囲を探索した社殿の前に壊れた石が埋もれていたが基標とは思えない。 釣堀事務所を訪ね標石や宇賀神社の謂れなどの聞き込みをするが、釣堀の管理者やその場に居た地元の方は基標などには興味も無ければ関心もなさそうであった。
車に戻ろうと釣堀から神社横を通りながら残念な気分気持ちでしげしげと社をながめる。 気になったあの石をダメ元で掘ろうと思うまでに時間は掛からなかった。

原型をとどめない石のを掘り出した、石の周囲からは石の破片も何点か一緒に混じっていた。 その内の一点を見て確信した、基標だ「B」の一部を残した破片を見た。 標石を水洗いしたら「鬼怒」の文字が見えた。 もうそれだけで充分だ、番号は無くても前後り基標から推測は可能。 埋設位置、壊れていない基部の形状、石質(良質な花崗岩)全てが確認されている基標と同じものだった。



【鬼怒川改修工事 内務省界標 『 内く8 』 『 内く13 』



内務省界標 『 内く8 』 『 内く13 』 鬼怒川左岸
栃木県宇都宮市桑島町上  (2012.04.07)


三村境界標付近の堤防と排水路の境界にある界標である。 「内くXX」タイプである。



村境標 『 三村境界 南・上桑島村 東・道場宿村 北・鐺山村



村境標 『 三村境界 南、上桑島村 東、道場宿村 北、鐺山村 鬼怒川左岸
栃木・宇都宮市上桑島町 (2012.04.07)


迅速図の時代にタイムスリップ。 基標、界標調査に歩く上桑島町の釣堀の北方の田の中に巨大な石柱が立っているのが見えた。 なんの石だろうかと田起し前田んぼに確認に入った。 巨大である 耕作には邪魔であろうが、私の田なら自慢の目印である。

設置の経緯はわからない。 この地は暴れ川の河川内で境界がいつも流されたというのが読み取れるがいかがな推理ではないだろうか。(私感であり根拠なし)



【鬼怒川 量水標 『 量水基標 栃木縣 大嶋 大正四年



量水標 『 量水基標 栃木縣 大嶋 大正四年 鬼怒川左岸
栃木県宇都宮市・(石井)大嶋  神明宮 (2012.04.07)


宇都宮市から東へ向かう幹線道路が国道123号線市街地を過ぎると、同市東部流れる鬼怒川に架かる鬼怒橋を渡る。 国道123号線の旧道の橋が鬼怒橋、バイパスの橋が新鬼怒橋である。 この地区は石井町である橋の東岸(鬼怒川左岸)鬼怒川岸に国土交通省下館河川事務所石井出張所がある。 その直ぐ東側に大嶋公民館がある稲荷祠だったと思うがその境内だ。 鳥居(華表)がある、消防小屋もある。 花壇を砂で埋めたような所のに壊された標石がある。

この標石が掘り出してみると量水標だった。 基標かと思っていたが量水標、荒川の量水標(さくら市蒲須坂)と同じ仕様(刻字)の標石です。



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