【山行日】 2004年8月14日(土) 【山 域】 川俣温泉 |
【地 図】 1/25000図 地理院・川俣温泉 地形図(平五郎山付近)
|
【天 候】 晴後曇り、時々ポツポツ雨のち曇り青空も見える |
【所在地】 栃木県塩谷郡栗山村 【同行者】 なし(単独) |
|

三等三角点 |

落ちていたRKさんのも一緒に取り付ける |
・自宅からのアクセス
自宅発(5:17)==鹿沼IC(5:41)===(東北道・日光宇都宮道)===日光IC・コンビニ(5:58-6:08)==霧降有料道路==大笹牧場==青柳==川俣大橋==県道・林道ゲート(7:00)==林道・終点(7:10-38)−−平五郎山・1700.0m(8:20-45)−−林道・終点12:00)==県道・林道ゲート(12:15-35)==
(次の馬老山へ)==松ノ木平集落(13:00)温泉施設・林道ゲート(13:15)−−馬老山・東尾根祠(15:00)−−松ノ木平集落・温泉施設・林道ゲート(16:10)==黒部「四季の湯」==大笹牧場==今市==鹿沼==壬生==自宅着(19:10 )
・平五郎山・歩行タイム
楡ノ木沢林道舗装終点(5:40)−−林道・終点(6:15)−−枝尾根分岐(6:35)−−1512mピーク(6:45)−−ブーメラン形平尾根(7:17)−−平五郎山・1700.0m(8:20-45)−−(カメラ探し・1往復・1時間)−−ブーメラン形尾根(10:40)−−1512mピーク(11:20)−−枝尾根分岐(11:45)−−林道・終点(12:00)−−林道・舗装終点(12:40) 山中時間 5時間50分
(この後馬老山へ向う馬老山は、こちらです。)
・関連ページ
前週(04.08.07)歩いた平五郎山は、こちらです。
Yoshiさんの平五郎山を歩かれた情報を参考に歩きました。
|
【カメラ探しに再度、平五郎山へ向かう】
|
先週この山でカメラを紛失した、撮影した写真も無くなった、カメラを探しと撮影に再訪した。 オリンピックテレビ観戦で朝寝坊して2時間送れて家を出発する。 時間短縮のため日光宇都宮有料道にて日光に向かう。 お盆の早朝でも車は多めである、日光ICを出口のコンビニに入る。 日光駅前から霧降有料道へ、この道は夜間早朝は料金所は無人で料金は不要である。 奥鬼怒方面の自宅からの最短時間のルートでよく利用する。 (この日はコンビニによっても小山から川俣の林道ゲートまで2時間掛からなかった)
前回この楡ノ木沢林道は慎重に運転すれば林道終点まで走れるのを確認、この日も終点まで行く。 途中、旧水準点(標石不明)近くで倒木が道を塞いでいたが横を抜けられた。
|

太郎山、山王帽子山、於呂倶羅山が見える |

頂上にある祠 |
【楡の木沢林道から出発して頂上へ向かう】 前回のページです。「NO.270 平五郎山」 |
平五郎山へのルートは前回と違う尾根を歩きたがったが、本題がカメラ探しと撮影データがほしいので前回のルートを歩く。 一度歩いているので難しい所も無く歩けた。 今回はカメラ探しと次の馬老山があるので不要な時間は許されない、慎重を期してコーナーに赤布を置く。 登りは見慣れた木々や笹で快調にルートに乗る。 頂上手前のブーメラン形の尾根を見上げる所まで来た、あの所から紛失したカメラ捜索であるフーとため息が出る。 持参の鎌の試し切りをした、笹は簡単には切れない笹の表面を鎌の刃が滑ってしまう、ナタの方が使い勝手が良いようである。
ここからカメラ探しである、前週付けたマークが残っている、パンをかじって水を飲む少し休んで考える。 まずは頂上までの直線ルートの確認である。 腰丈の笹を分けながら丹念に確認しながら進む、笹が深くなってくるここが先日間違って膨らんで1594m峰へ下ってしまった所である。 いよいよ約50mの登りであるここを歩いたのははっきり覚えている。 前回倒した笹は完全起きていた。 頂上の台地の縁は特に笹が深い、ここまでの痕跡は全くない。 カメラは黒の皮ケースに入っているので、落ちた角度では水にも強いと思う無傷であろう。 胸のフックにつけていた留め金が開いて落ちたのである。 こんな事ならケースにマークようの赤布を付けておけばよかった。 悔いても仕方ないここから頂上の三角点までは笹も薄く確認したが無かった。
|

頂上からの無砂谷方面 |

頂上の台地尾根の北側のダケカンバと笹 |
【頂上の様子】 |
結局カメラは見つからなかった。 前回の写真は無いので改めて写真を撮る。 Yoshiさんに教わったキノコ形の石祠を探す、ぐるぐる回って木株の所にあった。 結局三角点の東方向の木株の東側に南を向いて笹に埋もれていた。 スチロール?の割れた山名板の近くの株の隣であった。 無砂谷の方画に少し開けた所から写真撮影する。 北の方向に進むと梱包の紐の裂けたものが枝に絡みついていた、3ヶ所あった有った。 ここの平五郎山へは前回無砂谷から平五郎沢の手前へ入り沢の東尾根から頂上を目指したかった。 この紐マークはどこからなのか、平五郎山には平五郎沢そばから歩きたがったのだが。 北側のダケカンバのたくさんある所まで行ったが結局眺望は得られなかった。
空は雲って来た雲がゆっくりと動いている、段々雲が厚くなってきた。 頂上に戻ってまたカメラ探しだ、頂上台地には無さそうである。 また深い所から斜面に掛かるが下りでは全く地面は見えない。 斜面の途中に二股の倒木が有るがその上から飛び降りたので丹念に見たが無かった。
|

ブレた所に入ったらあった倒木 |

ここが現場です?、と思うが。 |
【なおも探す】 |
ブーメラン形尾根(地図上で平で湾曲している所)は東に1159m峰の尾根が派生している。 南へ1512m峰への尾根がある。 二つの尾根の間にYoshiさんの歩いた東南尾根がある。 前回この東、東南尾根にコースがぶれてコースに戻ったその時チシマザサの密薮を横に歩いた。 その辺が一番不明な部分であるしかし検討をつけて探したがダメだった。 今回はその辺が確実にフォロー出来なかった、踏み跡の残っている所は探したが無かった。 そこには特徴のある倒木があって当時も2回上って方向を見た。 しかし全体を見渡すと何も無かったように風に笹が揺れているだけだった。 自然の中では人一人の存在そのものが、ましてやその持ち物などは無に等しいと感じられる。
自然の流れに逆らうことは出来ない、無くした物を探しても無駄だよと言いたげな空になってきた。 妻から前向きにと言ってくれた、探しに行くと言ったら「次の山に行った方が良いのでは」と言っていた。 ここでカメラ探しはギブアップである、カメラの所有権を放棄である。 メモリーの中のデータも残念であるが、どなたか見つけて使っていただくと本望である。
紛失した区間は頂上からブーメラン形尾根の先端の所までです。 ほぼ直線でマークのあるルートを歩いています。 一ヶ所下りでルートがブレてしまった所がありその辺がポイントかも。(写真はブレた所の倒木です、赤ビニルテープのマーク有り)
|
【下山、この山で思った事他】 |
下山は前回の苦い経験と登りで付けた赤布マークを回収しながらで問題なく今回は雨もないので問題なく戻りました。
車の入れる最終点から2時間半踏み跡のない、平五郎山これが自然の山なのであろう本物の山とはこんな所で貴重だと思った。
帰りに尖った露出した石(岩)でパンク、タイヤ交換に15分要する。 その事よりスペアで高速で走れないのでそれからはゆっくり帰省で混雑を避けて裏道で移動する。
|