西御荷鉾山 1286.2m NO.604-1

群馬県西上州に、有名な山のようだ東・西御荷鉾山あり、みかぼ名が周辺の施設に沢山ある。この山へは御荷鉾スーパー林道が直ぐ近くまであるのでこれを利用する。東と西の双耳峰のようだが二つの峰は林道が鞍部である投石峠まで来ているのでその感じはない。麓や遠方から見てみたいものだ。

西御荷鉾山(にしみかぼやま)

   【山行日】 2009年 10月24日(土)     【山 域】 群馬県西上州
   【天 候】 晴れ午後曇り 微風 気温13℃【所在地】 群馬県藤岡市、神流町
   【地 図】 国土地理院 1/2.5万図 万場(長野)は、こちら>>
   【メンバー】山部単独
   【関連ページ】白髪岩は、こちら 日向山は、こちら 赤久縄山は、こちら

【タイム】

小山(5:30) = ( 太田本IC = 庄児玉IC ) = 児玉(6:50発) = 万場(7:30-45) = 塩沢峠(8:00) = 
林道(8:50) - 日向山(9:10) − 林道(9:20) = 杖植峠先・駐車(9:30) − 1499m峰(9:55) − 白髪岩・測点(10:20-12:20) − 1499m峰(12:35)杖植峠(13:00下山) 林道
(13:20) − 赤久縄山(13:30-35) − 林道(13:50) 林道・不動像と大剣(14:25) − 西御荷鉾山(14:45-55) − 林道(15:10) = (木ノ沢林道) − 万場・水の沢橋(16:10) − 鬼石町 = ( 藤岡IC = 太田IC ) = 小山(18:20)                * 林道とは、御荷鉾スーパー林道 *


西御荷鉾山の西の像 

西御荷鉾山の東の像 

西御荷鉾山
 一等三角点山・赤久縄山(あかぐなやま)からスーパー林道を東に走ると塩沢峠、古峠、オドケ山を過ぎると秋葉峠、みかぼ高原自然村への舗装路分岐がある。 そこが二等三角点・西御荷鉾山への西からの道があり、案内板を見るとその先に直登できる道があるようなのでさらに東に向う。 約20分で山頂に達する。 

 西御荷鉾山の入口にいわれが書かれていた。 東御荷鉾山と西御荷鉾山とオドケ山の三峰を総称して三株(みかぶ)山と呼びその主峰が西御荷鉾山であり、360度の展望で上毛三山や奥秩父の山々、八ヶ岳連峰、浅間山などが一望とある。 この日はガスで周辺の山々であるがそれでも満足の展望である。

 また、御荷鉾山は御荷鉾不動尊が祀られ麓の生利村で疫病が流行った時に不動尊に加護を祈った所平癒し、大願成就の記念山頂下の草原に(大)字の刈り出しとた案内板に書かれていた。


西御荷鉾山 ・ 二等三角点標石

 参道(登山道)に二本の柱(道標と思われる)がある「四〇〇米」「三〇〇米」、頂上に「標高一二八六米」の刻字が読めた。 「四〇〇米」刻字の標から山頂までの斜面は草地となっていが、(大)の文字は読めなかった。 道が尾根に乗ると、付近からゲェー、ゲェーと甲高い鳴き声がし黒い鳥が檜の植林の中に飛んでいった。(カケスかな) 岩道を少し登ると「不動尊」「一二八六米」の石柱と大きな不動尊像を主に沢山の不動尊石碑が置かれていた。 傍に不動尊の象徴の鉾(剣)が沢山奉納されていた。

 山頂は広々とした草地や裸地で小高い所に三等三角点標石があった。 広い山頂に石仏が各所にあった、広場の東の端にも大きな不動尊像が二体あって間に祠もある。 台座に「昭和九年四月三十日・黒澤亀吉」ほかの刻字が見られた。 不動尊信仰についてはよく分からないが、火炎を纏ったその姿は、修験の山で見られる金剛像に似ている。 西上州の山々は修験はどうだったのだろう興味津々である。


右の斜面に(大)の刈り込みがあるとか

案内板を下りてきてから見た

帰り道、万場町の愛宕山

途中で見た、この鳥の名不明


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