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唐沢山 宮界標 『 界149 』 (界 一四九 ×)
栃木県岩舟町小野寺 市町界尾根 (2011.12.17)

唐沢山 宮界標 『 界149 』 (宮 界 一四九 ×)
栃木県岩舟町小野寺 市町界尾根 (2011.12.17)
「界149支2」の北に「界149」、「支」のない界標である。 界標探索では、「支」のありなしは重要である。
この界標と「界152」の間に「界151」「界150」があるはずであり、番号の読めない遠山氏の(13)がある。 私は「界151」と思っているが後日の調査とした。 また、「界150」は160m峰にあると考えている、ここも後日の探索とする。 設置場所は、こちら>> |
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唐沢山 宮界標 『 界149支2 』 (界 一四九支二 ×)
栃木県岩舟町小野寺 市町界尾根 (2011.12.17)

唐沢山 宮界標 『 界149支2 』 (界 一四九支二 ×)
栃木県岩舟町小野寺 市町界尾根 (2011.12.17)
「支」刻字の花崗岩の界標「界149支2」である。 今回の調査で主たるピークには岩舟石の「支」の無い界標が埋石があり、その間に「支」の付く界標がある。 この界標は尾根の底部の峠近くにある。 この付近下部を北関東道のトンネルがある。 設置場所は、こちら>> |
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写真は、地上部は風化、地中部は風化せずの違いが判る

唐沢山 宮界標 『 界153 』 (界 一五三 ×)
栃木県岩舟町小野寺 市町界尾根 (2011.12.17)
この「界一五三」は新たに今回見つけた宮界標である。 記録のため刻字の拓本を採る。 この界標が埋石されているピークを通過したが全く解らず歩いた。 発見は帰路にピークで落葉の中標石を踏み当てた。
界標は地上部は風化して刻字が見えなかった、色々の角度から撮影してようやく何とか読める、地中部は風化せず表面も滑らかである。 上部の×はやっと確認できるが、初めて見る方は「×」や側面の「界」、「宮」は解らないと思う。 石質は岩舟石(安山岩質角礫凝灰岩)で加工しやすが、風化しやすいこともある。 標石には不向きである。 その後の界標は花崗岩(御影石)であり、市町界尾根に多数見られる。 前出の「御料局
界154支4」は花崗岩である。
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唐沢山 宮界標 『 界152 』 (界 一五二)
栃木県岩舟町小野寺 市町界尾根 (2011.12.17)
宮界標は唐沢山東側に位置する佐野市と岩舟町の市町界尾根が御料地の境界で宮界標が埋石されている。 確認後に解ったことだが、界番号は北が若番で南に来るに遵って追番が付けられている。 設置場所は、こちら>> |
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△四等 『謡 坂』
栃木県岩舟町小野寺 市町界尾根 (2011.12.17)
2008.2以来の再訪である。 謡坂から上るが頂上直下の斜面が急傾斜である。 今回は素通りしましたが、このピークには仮説でここに「界154」があると考えているので探索したが倒木や雑草で短時間では確認できました。 設置場所は、こちら>> |
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唐沢山 宮界標 『 界154支4 』 (御料局 界第一五四支四 ×)
*(界:上に抜ける 第:草冠)* (2011.12.17)

唐沢山 宮界標 『 界154支4 』 (御料局 界第一五四支四 ×) (28)
栃木県岩舟町小野寺謡坂 市町界尾根 △四等『謡坂』下部 2011.12.17
(28)の数字は、遠山氏発表の位置番号
栃木の全三角点標石探訪で△四等『謡坂』(たかぞう山)訪問のおり、標石を見ていたがすっかり忘れいたが御料局標石とは気付きませんでした。(2008.02.28) 今回の唐沢山宮界標、御料局三角点探訪にてもこの石をあらためて見たかった。
○宮に変えて、「御料局」との刻字は唐沢山には珍しい。 この石の存在は舘沢氏からの情報によるものだ。 設置場所は、こちら>> |
参考文献
日本測量史・御料局三角点 (上西勝也氏)は、こちら>>
跋渉会・御料局三角点と宮界標 (遠山氏)は、こちら>>
*今回上記文献を参考に探索しました。*
唐沢山宮界標リストは、こちら>>
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