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唐沢山 宮界標 『 界556 』 (宮 界五五六 ×) (6)
佐野市富士町 梅林公園道傍 (2011.12.18)

尾根から直降下し林道に出て車を止めた梅林公園へ向かった。 今日の予定は終了しようと歩いていると、この宮界標「界556」に出会った。 遠山氏公開のページには、刻字の間違いもあるかも知れないと記してあった。 標石は白花崗岩が梅林公園脇にあった。 新発見かと資料を見ると遠山氏のリストには「界536」とある。
カメラで記録を撮った。 しかし、手でなぞり良く見ると標記の刻字と違うように思った。 拓本を採った。 三の文字に縦線が見えていた、もう一本の短い縦線も墨を付ける前からくっきり見えた。 墨を付けると文字が浮き上がって見えた、「界五五六」である。
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唐沢山 宮界標 『 町口20 』 (宮 町口二〇 ×) (7)
佐野市富士町 唐沢山北東尾根 (2011.12.18)
『 町口20 』 (宮 町口二〇 ×)標石の刻字について、「界」の文字が無いそれに変わって「町口」だ。 珍品だ。 「町」と比して「ロ」が小さい。 裏面には「宮」はあるので、宮界標は間違いないだろう。
後に、「界22」を見た時に驚いた、「界イ二二」と刻字されている。 「イ」が付加されている、この「町ロ20」に戻って考えてみると、「口・くち」ではなく「ロ・ろ」でないだろうか。 次の仕事は「界19」か「21」の発見をして確認したい。
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基準点 『 唐沢山城跡3級基準点 』 (佐野市 2008-02 + )
佐野市富士町 唐沢山北東尾根 (2011.12.18)
この基準点プレートが「宮 町口20」の近くにある。 |
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唐沢山 宮界標 『 界146』 (宮 界一四六 ×) (8)
栃木県岩舟町小野寺・佐野市富士町 市町界尾根227m峰 (2011.12.18)

唐沢山 宮界標 『 界146』 (宮 界一四六 ×) (8)
栃木県岩舟町小野寺・佐野市富士町 市町界尾根227m峰 (2011.12.18)

唐沢山 宮界標 『 界146』 (宮 界一四六 ×) (8)
栃木県岩舟町小野寺・佐野市富士町 市町界尾根227m峰 (2011.12.18)
市町界尾根を歩き、一般の方が歩かれる、唐沢山城跡と諏訪岳・大慈寺の道の中間点のピークにある。 しかし、巻道があるのでこのピークを踏まない方は多い。 この界標には町名刻字がされている。 「宮 界一四六 田沼町 犬伏町」だ。 石質は良質の岩舟石(花崗岩)である。 設置場所は、こちら>> |
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唐沢山 宮界標 『 界146支1 』 (宮 界一四六支一 ×) (10)
栃木県岩舟町小野寺・佐野市富士町 市町界尾根 2011.12.18
(28)の数字は、遠山氏発表の位置番号
「界146支1」を通過して「界146」着いてしまった。 どこにあったのだろうか?、解らなかった。 戻って探していると足に感触を得た、落葉に隠れていた。 直近に赤杭がある、この時期の探索は五感を研ぎ澄まして探索だ。 |
参考文献
日本測量史・御料局三角点 (上西勝也氏)は、こちら>>
跋渉会・御料局三角点と宮界標 (遠山氏)は、こちら>>
*今回上記文献を参考に探索しました。*
唐沢山宮界標リストは、こちら>>
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